2018/08/05

我が家の“終活”

いよいよ来週末から始まる夏の旅行に向けて荷造り。
といっても持ち物は毎回決まっているので
悩んだのは夏の着替えをどれくらい持っていくか程度。

今回、我が家のご先祖様ゆかりの地に行くことにしたので
改めて過去帳などをじっくり見てみた。
幸い父がまとめた家系図があったので分かりやすかったが
この先続くであろう子孫のために残しておいてくれた余白が
余白のままで終わることになってしまい、誠に申し訳ない。

三重の漁師町に生まれ、千石船で江戸に渡って財をなした後
青森の下北、北海道へと移り住み
さすらいを続けてきたご先祖様たち。
300年近く続いた家系が私の代で絶えてしまうため
我が家の“終活”をすべく、その報告に行くとともに
残った人生に力を貸して欲しいという
お願いをしにいこうと思ったのだ。

北海道から東京に来た私が、何十年もの時を経て
ふとしたきっかけで北海道の同級生と再会したこと、
その人が漁業をなりわいとしていることは
偶然ではないような気がする。
三重、北海道、東京、青森。
この4つは私の中でとても大事なキーワード。

仏壇の引き出しから2つのお札が出て来た。
ひとつはかなり古い「天照皇大神宮」。
これは伊勢神宮のもので、ちょうど旅行で訪れるため
お返しして新しいものをお受けしようと思っている。
もうひとつは、北海道の故郷の神社のもの。
これは次に訪れた時にお返ししよう。
次っていつ?
それはもう、永住の時かもね。

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