その名も「チズハム」。チーズとハム味の洋風ふりかけで、43年ぶりに復刻されたのだそうです。何年間販売されていたかは不明ですが、すぐに消えたのか、ウチの食卓には合わなかったのか、見たことも食べたこともないです。
おそらくチーズを連想させるためにオランダの風景なのでしょう。娘さんの買い物かごにはしっかりチズハムが入ってます。
昔の丸美屋のロゴ、美の字が“み”になってるところがカワイイ。
紙の袋を開けると、中から出て来たのは同じデザインのプラスチック袋。マトリョーシカかよ!(笑)この時代に人気だったエイトマンのフィギュア付きで、それを封入するために紙袋が必要だったのね。でも、ちょっと過剰包装でないかい?
オマケがシールやカードじゃないのが現代っぽい。そういえば昔はケロッグの中にそのままおまけが入ってたりしなかったっけ?そういうのを平気で食べて来た世代、ちょっとやそっとのケミカルなものじゃヤラレない自信があります(笑)。
さて、実食。かけすぎた(笑)。ドドーッと出ちゃった。ふりかけなんて久しぶりだから加減を忘れちゃった。
うむ、まさにチーズです。乳臭いです。原材料を見たら最初にチーズ、次に脱脂粉乳。どうりで乳臭いはずだ。そして胡麻、食塩の次に「こしあん」の文字を発見。こ、こしあん!?どこにこしあんが入っているのか気をつけて食べてみたけど、こしあんっぽさは感じられませんでした。洋風ふりかけなのにこしあん…謎は深まります。
子供の頃、仲良しの友達のお父さんがごはんに牛乳をかけたりバターを入れて食べてたのをよく目撃したけど、どうもおいしそうに思えなかったっけ。このふりかけごはんであの頃のトラウマが蘇りました(笑)。
そんな謎のふりかけを見守るエイトマン。半分中身が見えていて、エイトマントいうよりミクロマンみたいだ(笑)。
4 件のコメント:
昔の日本人って、なんかオランダ好きでしたよね。家族対抗歌合戦でも勝つとオランダ行けたし。
私も乳製品と白米って「うっ」と来ます。ドリアなど嫌いじゃ無いけれど、自分では選んで食べないし。
にしても「こしあん」、気になります。
かなり昔に丸美屋の本社に仕事で行った事を、この記事で思い出しました。
歴史的に日本は蘭学が文化の頂点みたいなところがありますから、DNA的にオランダへの憧れがあるのかも(ホントか??)。KLMオランダ航空と聞けば自動的に「80日間世界一周」のBGMが流れます。
チーズリゾットやドリアは平気なんですけど、デザートにライスプディングが出た日にはもう…。
丸美屋の本社って三多摩地区にあるんですね!私も訪ねて行こうかな。こしあんの秘密を解明せねば…。
すごいパッケージだねー!
たぶん、このパッケージを復刻させたいだけの
企画だった気がしますが(笑)
チズハムの名前の響きとロゴが
なんともいえん哀愁をただよわせてて素敵。
naohさん、コメントありがとう!
洋風にすればするほど貧乏臭くなってしまう昭和30年代。レトロというよりアナクロ趣味ですね。
あまりの乳臭さから、ごはんにかけて食べることは断念せざるを得なかった悲しい運命でしたが、そのまま食べるとパルメザンチーズみたいなので、ワインに合うことを発見。ジュースの素みたいに手のひらに乗せてワインのオツマミとして天寿を全うしました。
あと、レトルトのクリームシチューをパスタソース代わりにして食べたとき、チズハムを振って食べたらコクが出ておいしかったです。究極の貧乏メニューっぽいですが(笑)。でも海苔が入ってるので微妙に和風が見えかくれします。
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