KDDIのサーバで公開していたホームページが
サービス終了のため移転を余儀なくされ
どこか塩梅のいい場所はないかと探していたら
あっさりと見つかった。
しかも古巣のジオシティーズで。
ジオシティーズとはYahoo!のサービスで
私が初めてホームページを公開した思い出の場所。
どういう経緯で移転したのかは忘れてしまったけれど
未だに健在だとはつゆ知らず
広告も控えめだし、テーブルでもちゃんと表示するし
何の問題もない。
ただし更新はもうしない。というか技術的にできない。
AdobeがFlashのサポートを2020年で終了するらしい。
すでにiPhoneではFlashのサイトは表示されないんだよね。
一昔前のものになるんだね。
あんなに苦労して作ったのになあ。
情報としては古くて役に立たないけれど
HTMLで作ったサイトに思い入れがあるという理由だけで
しばらく残しておくことにします。
ランショネッチ*ベーテーエヌ
http://www.geocities.jp/lanchonete1er/
2017/07/28
2015/07/01
『ラブ&ピース』に泣かされる
園子温監督の『ラブ&ピース』を観に行った。
ずっと気になっていた監督だが一度も観たことがなく
やっと“血しぶき” のない映画だと聞き
大好きな長谷川博己さんと麻生久美子さん主演だし
映画ファーストデーを狙い雨の中観に行ったのだ。
ダメダメなサラリーマンがある日小さなミドリガメを買い
過去に目指していたロックスターになる夢をカメに語る。
彼の唯一の大切な友達となったカメを
ある日会社に連れて行き見つかってバカにされたことで
気の弱い彼はカメをトイレに流してしまうのだが
カメがたどり着いたのは下水道の中の空間。
そこにはたくさんの捨てられたオモチャやペットと暮らす
謎の老人が住んでいた。
老人の作った不思議な飴をなめたカメは
魔法の力を発揮する。
それは大好きな飼い主の夢を叶える魔法だった。
カメの魔法で飼い主の夢がどんどん叶ってゆき
ロックスターへの道を進んで行くが
大きくなりすぎた夢の先に待っていたものは…。
宣伝で観た、長谷川さんがロックスターになって歌う
ハジけた演技が楽しめるコメディだと思って観に行ったのに
なんかもう途中から涙が止まらなくて
あれ〜?こんな映画だったっけ?という感じ(笑) 。
奇想天外なストーリーと意外な展開といい
エンタメに溢れるユニークな撮影といい
久しぶりに「1秒たりとも退屈だと思わない映画を観た!」
という充実感に包まれた。
ストーリーは長谷川さん演じるロックスターと
下水道の中の老人とおもちゃたちのエピソードの
2つの流れになっているのだが
このおもちゃたちにとにかく泣かされる。
不思議な老人役の西田敏行さんがまためっちゃイイ!
福島弁でなまってるところもいいんだよね〜。
4月に観た『ジヌよさらば』での謎の老人役も良かった。
こういう役こそ“役者の味”をしみじみ感じる。
アメリカだったら故ロビン・ウィリアムズといったところか。
監督が売れない若い頃に書いた脚本だそうで
邪念がない分純粋なストーリーに仕上がっているそう。
元々は忌野清志郎さんに演じてもらいたかったらしく
そう思って観るとまた別の感慨が胸に迫ってくる。
ラストのすんごくいいシーンで
キヨシローのすんごくいい歌が流れ
うわー、ここでこの歌、反則でしょ!
声を出して泣きたいぐらい涙が出てしまった。
映画そのものはもちろんのこと
こういう映画を作る人はきっと心がきれいなんだ
ということにも感動してしまう。
この気持ちはティム・バートンの映画にも通じる。
自由な発想で作られた大人のファンタジー。
見終わった後、すがすがしい気分になれること請け合いです。
ずっと気になっていた監督だが一度も観たことがなく
やっと“血しぶき” のない映画だと聞き
大好きな長谷川博己さんと麻生久美子さん主演だし
映画ファーストデーを狙い雨の中観に行ったのだ。
ダメダメなサラリーマンがある日小さなミドリガメを買い
過去に目指していたロックスターになる夢をカメに語る。
彼の唯一の大切な友達となったカメを
ある日会社に連れて行き見つかってバカにされたことで
気の弱い彼はカメをトイレに流してしまうのだが
カメがたどり着いたのは下水道の中の空間。
そこにはたくさんの捨てられたオモチャやペットと暮らす
謎の老人が住んでいた。
老人の作った不思議な飴をなめたカメは
魔法の力を発揮する。
それは大好きな飼い主の夢を叶える魔法だった。
カメの魔法で飼い主の夢がどんどん叶ってゆき
ロックスターへの道を進んで行くが
大きくなりすぎた夢の先に待っていたものは…。
宣伝で観た、長谷川さんがロックスターになって歌う
ハジけた演技が楽しめるコメディだと思って観に行ったのに
なんかもう途中から涙が止まらなくて
あれ〜?こんな映画だったっけ?という感じ(笑) 。
奇想天外なストーリーと意外な展開といい
エンタメに溢れるユニークな撮影といい
久しぶりに「1秒たりとも退屈だと思わない映画を観た!」
という充実感に包まれた。
ストーリーは長谷川さん演じるロックスターと
下水道の中の老人とおもちゃたちのエピソードの
2つの流れになっているのだが
このおもちゃたちにとにかく泣かされる。
不思議な老人役の西田敏行さんがまためっちゃイイ!
福島弁でなまってるところもいいんだよね〜。
4月に観た『ジヌよさらば』での謎の老人役も良かった。
こういう役こそ“役者の味”をしみじみ感じる。
アメリカだったら故ロビン・ウィリアムズといったところか。
監督が売れない若い頃に書いた脚本だそうで
邪念がない分純粋なストーリーに仕上がっているそう。
元々は忌野清志郎さんに演じてもらいたかったらしく
そう思って観るとまた別の感慨が胸に迫ってくる。
ラストのすんごくいいシーンで
キヨシローのすんごくいい歌が流れ
うわー、ここでこの歌、反則でしょ!
声を出して泣きたいぐらい涙が出てしまった。
映画そのものはもちろんのこと
こういう映画を作る人はきっと心がきれいなんだ
ということにも感動してしまう。
この気持ちはティム・バートンの映画にも通じる。
自由な発想で作られた大人のファンタジー。
見終わった後、すがすがしい気分になれること請け合いです。
2015/04/15
ジヌについて考えた
レディスデーなので「ジヌよさらば」を観に行った。
劇団「大人計画」の松尾スズキさんが監督なので
劇団員の方々がたくさん出演しており
「あまちゃん」で見慣れた面々が懐かしかった。
主演は松田龍平くんで、
銀行勤めでお金アレルギーになり、田舎に引越して
お金を一切使わないで生きて行く青年を好演していた。
東北の架空の村が舞台だが
どこでロケしてるんだろう?とクレジットを見たら
福島の柳津(やないづ)という場所だった。
柳津…なんだか見覚えあるな…と思っていたら
圓藏寺というお寺に行こうと計画したことがあったが
只見線が不通になってしまい、頓挫した場所だった。
これは夏の18きっぷで訪れるしかないな。
ジヌ(=ゼニの東北なまり)って
現物が無ければ無いで生きていける。
ほとんどがカード決済できるから
オンラインだけで済ます事ができる。
働いた分の給料が銀行に入金されてるけど
お金そのものである証拠は無く、単なる数字の印字のみだ。
そんな不確かなものをお金と思い込んで
私たちは日々過ごしているのが実に不思議だと思う。
駐車場の“空きあり”の文字を見て
仏教の「空即是色」を発見したみうらじゅんさんのように
私も“お金”でそれを発見したのでありました。
劇団「大人計画」の松尾スズキさんが監督なので
劇団員の方々がたくさん出演しており
「あまちゃん」で見慣れた面々が懐かしかった。
主演は松田龍平くんで、
銀行勤めでお金アレルギーになり、田舎に引越して
お金を一切使わないで生きて行く青年を好演していた。
東北の架空の村が舞台だが
どこでロケしてるんだろう?とクレジットを見たら
福島の柳津(やないづ)という場所だった。
柳津…なんだか見覚えあるな…と思っていたら
圓藏寺というお寺に行こうと計画したことがあったが
只見線が不通になってしまい、頓挫した場所だった。
これは夏の18きっぷで訪れるしかないな。
ジヌ(=ゼニの東北なまり)って
現物が無ければ無いで生きていける。
ほとんどがカード決済できるから
オンラインだけで済ます事ができる。
働いた分の給料が銀行に入金されてるけど
お金そのものである証拠は無く、単なる数字の印字のみだ。
そんな不確かなものをお金と思い込んで
私たちは日々過ごしているのが実に不思議だと思う。
駐車場の“空きあり”の文字を見て
仏教の「空即是色」を発見したみうらじゅんさんのように
私も“お金”でそれを発見したのでありました。
2015/04/06
最近観たものいろいろ
3/14 おもしろ仏教講座@よみうりホール
みうらじゅんさんと笑い飯哲夫さんを迎えて2部構成のトークショー。
仏教をポップな切り口でプレゼンしてくれるみうらさんらしく
スライドを使ってのトークが楽しかった。
特にスゴかったのは“アウトドア般若心経”。
般若心経で使われている漢字1文字1文字を
町の看板から写真を撮って完成させたもの。
難しい文字をわざわざ遠くまで
そのためだけに行って撮影して帰ってきたりして
何の修行だろう?と自分でも思ったのだそう。
本物のお坊さまから
「写経の“写”は写真の写でもあるので、これも立派な写経だ」
と言われていて、なるほどなと感心。
駐車場の「空きあり」という文字を見て
“空き”が“ある”、つまり空即是色を体験した話しとか
すんごく面白かった。
哲夫さんは彼の対訳の般若心境の本を持っているのだが
みうらさんに比べて割と忠実に仏教の基本を話してくれた。
クリスマスではあんなに盛り上がるのに
お花祭りが盛り上がらないのが残念でならないという意見、
全く同感でございます!!
ぜひみうらさん主催で
3/19 シャーラタンズLIVE@o-east
90年代、おそらく一番好きだった英国のバンド。
メンバーの逮捕や急死など様々なことを乗り越え
未だに頑張っているのが素晴らしい。
久々に観たメンバー様たち、あんまり変わってない。
ボーカルのティムちゃん、超カワイイ!
こんなにキュートな47歳を初めて観た!!
他のメンバーがニコリともしないで淡々と演奏するのも
当時のまんまだったので懐かしかったが
陰鬱な曲より明るめの曲が多くなった気がする。
バンドの今の精神状態を表しているのだろう。
すごく楽しかったのだが
前座含めて2時間半のスタンディングはかなりキビシかった…。
博士と彼女のセオリー
ホーキング博士の元妻が書いた原作をもとに
彼の半生を描いた映画。
学生時代にALSを発症し、余命2年と宣告され、学生結婚。
若い頃のホーキング博士が本当にチャーミングで
誰だって恋してしまうに違いない。
しかし、次第に身体の自由を奪われてゆき
妻が介護で大変な状態になったとき
教会の男性に手助けしてもらうことにしたのだが
この男性がまた素敵でさ…。
そうだよね、そりゃそうなるよね、という
当然の成り行きになるのだが
博士も承知という、このあたりが実にせつない。
そして彼も介護を担当した看護士の女性と
人生を供にすることになる。
テレビでは博士と妻の愛の物語と紹介されていることが多いが
病気を機にお互い必要である相手が変わってきてしまった
という現実的なことに考えさせられた私だった。
妻が博士のメガネをスカートの裾で拭くシーンが
メガネ人的としては一番印象に残るシーンでありました。
みうらじゅんさんと笑い飯哲夫さんを迎えて2部構成のトークショー。
仏教をポップな切り口でプレゼンしてくれるみうらさんらしく
スライドを使ってのトークが楽しかった。
特にスゴかったのは“アウトドア般若心経”。
般若心経で使われている漢字1文字1文字を
町の看板から写真を撮って完成させたもの。
難しい文字をわざわざ遠くまで
そのためだけに行って撮影して帰ってきたりして
何の修行だろう?と自分でも思ったのだそう。
本物のお坊さまから
「写経の“写”は写真の写でもあるので、これも立派な写経だ」
と言われていて、なるほどなと感心。
駐車場の「空きあり」という文字を見て
“空き”が“ある”、つまり空即是色を体験した話しとか
すんごく面白かった。
哲夫さんは彼の対訳の般若心境の本を持っているのだが
みうらさんに比べて割と忠実に仏教の基本を話してくれた。
クリスマスではあんなに盛り上がるのに
お花祭りが盛り上がらないのが残念でならないという意見、
全く同感でございます!!
ぜひみうらさん主催で
ハッピーバースデーブッダ祭を開催していただきたい。
3/19 シャーラタンズLIVE@o-east
90年代、おそらく一番好きだった英国のバンド。
メンバーの逮捕や急死など様々なことを乗り越え
未だに頑張っているのが素晴らしい。
久々に観たメンバー様たち、あんまり変わってない。
ボーカルのティムちゃん、超カワイイ!
こんなにキュートな47歳を初めて観た!!
他のメンバーがニコリともしないで淡々と演奏するのも
当時のまんまだったので懐かしかったが
陰鬱な曲より明るめの曲が多くなった気がする。
バンドの今の精神状態を表しているのだろう。
すごく楽しかったのだが
前座含めて2時間半のスタンディングはかなりキビシかった…。
博士と彼女のセオリー
ホーキング博士の元妻が書いた原作をもとに
彼の半生を描いた映画。
学生時代にALSを発症し、余命2年と宣告され、学生結婚。
若い頃のホーキング博士が本当にチャーミングで
誰だって恋してしまうに違いない。
しかし、次第に身体の自由を奪われてゆき
妻が介護で大変な状態になったとき
教会の男性に手助けしてもらうことにしたのだが
この男性がまた素敵でさ…。
そうだよね、そりゃそうなるよね、という
当然の成り行きになるのだが
博士も承知という、このあたりが実にせつない。
そして彼も介護を担当した看護士の女性と
人生を供にすることになる。
テレビでは博士と妻の愛の物語と紹介されていることが多いが
病気を機にお互い必要である相手が変わってきてしまった
という現実的なことに考えさせられた私だった。
妻が博士のメガネをスカートの裾で拭くシーンが
メガネ人的としては一番印象に残るシーンでありました。
2015/02/04
一ヶ月ぶりにお出かけ
友人と待ち合わせて新宿で映画鑑賞。
ティム・バートン監督の「ビッグ・アイズ」、
'60年代にあった実話をもとにしているそうだが
ティム・バートン独特のグロさもキモさも全くなく
実に真っ当な映画だった。面白かった!
舞台が'60年代なので、衣装や小物が可愛くて
さらにバーで演奏してるのがカル・ジェイダーだったり
この時代が好きな人は思わずニヤリとしてしまう。
派手さはないけど、こういう隠し味があるところが好き。
劇場内の凝ったディスプレイ。あれ?水槽になってる??と近づいてみたら…
まさかのウーパールーパー!!なんなんだこの劇場!?
ランチを食べて、いろんなおしゃべりして、
一ヶ月引きこもっていた気持ちがやっと外向きになった。
立春だもの、そろそろ冬眠から覚める準備をしないとね。
帰宅したら手紙が2通届いていた。
どちらもこないだ応募した仕事の不採用通知だった。
ダメもとで出したとはいえちょっと残念だけど
まだ自分の準備ができていないと感じていたので
若干ホッとした。
なーんだ、こないだ鞄を盗まれる夢を見て
“金運や仕事運がよくなり良い知らせが舞込む吉夢”
と知って期待してたのに!
そうだ、きっと今じゃなかったんだな、
と前向きに考えておこう(笑)。
ティム・バートン監督の「ビッグ・アイズ」、
'60年代にあった実話をもとにしているそうだが
ティム・バートン独特のグロさもキモさも全くなく
実に真っ当な映画だった。面白かった!
舞台が'60年代なので、衣装や小物が可愛くて
さらにバーで演奏してるのがカル・ジェイダーだったり
この時代が好きな人は思わずニヤリとしてしまう。
派手さはないけど、こういう隠し味があるところが好き。
劇場内の凝ったディスプレイ。あれ?水槽になってる??と近づいてみたら…
まさかのウーパールーパー!!なんなんだこの劇場!?
ランチを食べて、いろんなおしゃべりして、
一ヶ月引きこもっていた気持ちがやっと外向きになった。
立春だもの、そろそろ冬眠から覚める準備をしないとね。
帰宅したら手紙が2通届いていた。
どちらもこないだ応募した仕事の不採用通知だった。
ダメもとで出したとはいえちょっと残念だけど
まだ自分の準備ができていないと感じていたので
若干ホッとした。
なーんだ、こないだ鞄を盗まれる夢を見て
“金運や仕事運がよくなり良い知らせが舞込む吉夢”
と知って期待してたのに!
そうだ、きっと今じゃなかったんだな、
と前向きに考えておこう(笑)。
2015/01/19
ドラマ見てます。
まず大河ドラマの「花燃ゆ」。
幕末には興味があるけれど
どうもよく分からないのが長州藩。
新選組!、篤姫、龍馬伝、八重の桜と
各藩の言い分を聞いてきたので
ここでやっと長州藩の言い分が聞けるのが楽しみ。
でも、龍馬伝で高杉晋作役だった伊勢谷友介さんが
今度は吉田松陰役だったりして
頭がごちゃごちゃするのであります。
そして「流星ワゴン」。
私が好きな“時空を超えた物語”なので楽しみにしていた。
西島秀俊さん演じる40代の主人公が
1年前にタイムスリップし
自分と同じ年齢となって現れた父親とともに
壊れた家族関係を取り戻そうとする物語。
言うなれば「40代のバック・トゥ.ザ・フューチャー」
または「日本版フィールド・オブ・ドリームス」。
父親役の香川照之さん、やっぱスゲエ。
余談だが、このドラマの番宣で紹介されていた
「西島・香川」という名前を
「牛島・香川」と聞き間違ってしまった私は
彼らと同世代であります。
(分かるヤツだけ分かればいい)
幕末には興味があるけれど
どうもよく分からないのが長州藩。
新選組!、篤姫、龍馬伝、八重の桜と
各藩の言い分を聞いてきたので
ここでやっと長州藩の言い分が聞けるのが楽しみ。
でも、龍馬伝で高杉晋作役だった伊勢谷友介さんが
今度は吉田松陰役だったりして
頭がごちゃごちゃするのであります。
そして「流星ワゴン」。
私が好きな“時空を超えた物語”なので楽しみにしていた。
西島秀俊さん演じる40代の主人公が
1年前にタイムスリップし
自分と同じ年齢となって現れた父親とともに
壊れた家族関係を取り戻そうとする物語。
言うなれば「40代のバック・トゥ.ザ・フューチャー」
または「日本版フィールド・オブ・ドリームス」。
父親役の香川照之さん、やっぱスゲエ。
余談だが、このドラマの番宣で紹介されていた
「西島・香川」という名前を
「牛島・香川」と聞き間違ってしまった私は
彼らと同世代であります。
(分かるヤツだけ分かればいい)
2014/12/03
想いのこし
映画「想いのこし」を鑑賞。
交通事故で亡くなった4人の想いのこしたことを
生き残った男性が叶えていくというストーリー。
主演の広末涼子さんは子持ちのシングルマザーでポールダンサー役。
ドラマ「11人もいる!」でも
子どもたちを残して亡くなるストリッパー役で
やっぱり幽霊となって現れる設定だった。
でもそんなカブッてるシチュエーションなど気にさせないぐらい良かった!
彼女のポールダンスがすんごいキレイなんだよ〜〜。
で、4人それぞれの想いのこしを叶えていくので
最低4回は泣きます(笑)。
あと、草食系の代表だと思っていた岡田将生くんが
意外に芸達者で芝居が上手かったなあ。
私、こういう“時空を超えたストーリー”が大好きで
死んだ人が乗り移るとか、人が入れ替わるとか
過去から未来とか、その逆とか、とにかく大好きなのだ。
なので高校生がタイムスリップして織田信長になりすますドラマや
本妻と不倫相手の友人同士の心が入れ替わるドラマなど
すんごく楽しみに見ている。
がしかし、死んだ夫が誰かに乗り移り
残した妻と子に会いにくるストーリーの
「トワイライト ささらさや」を何週間か前に見たのだが
全然面白くなくてがっかりしていたのだ。
演出やカメラワークなどが気になり
始まって5分で帰りたくなった…。
多分監督が好みではないと思われる。
そして大泉洋ではどうしても泣けない…。
「想いのこし」の監督、平川雄一朗さんのプロフィールを見たら
ドラマ版セカチュー(綾瀬はるか×山田孝之)
セーラー服と機関銃(長澤まさみ×堤真一)
そして大好きだったあの「JIN-仁-」の監督ではないか!
どれも感動してグッときて大泣きしたドラマばかり。
そりゃあ好きなはずだわ。
交通事故で亡くなった4人の想いのこしたことを
生き残った男性が叶えていくというストーリー。
主演の広末涼子さんは子持ちのシングルマザーでポールダンサー役。
ドラマ「11人もいる!」でも
子どもたちを残して亡くなるストリッパー役で
やっぱり幽霊となって現れる設定だった。
でもそんなカブッてるシチュエーションなど気にさせないぐらい良かった!
彼女のポールダンスがすんごいキレイなんだよ〜〜。
で、4人それぞれの想いのこしを叶えていくので
最低4回は泣きます(笑)。
あと、草食系の代表だと思っていた岡田将生くんが
意外に芸達者で芝居が上手かったなあ。
私、こういう“時空を超えたストーリー”が大好きで
死んだ人が乗り移るとか、人が入れ替わるとか
過去から未来とか、その逆とか、とにかく大好きなのだ。
なので高校生がタイムスリップして織田信長になりすますドラマや
本妻と不倫相手の友人同士の心が入れ替わるドラマなど
すんごく楽しみに見ている。
がしかし、死んだ夫が誰かに乗り移り
残した妻と子に会いにくるストーリーの
「トワイライト ささらさや」を何週間か前に見たのだが
全然面白くなくてがっかりしていたのだ。
演出やカメラワークなどが気になり
始まって5分で帰りたくなった…。
多分監督が好みではないと思われる。
そして大泉洋ではどうしても泣けない…。
「想いのこし」の監督、平川雄一朗さんのプロフィールを見たら
ドラマ版セカチュー(綾瀬はるか×山田孝之)
セーラー服と機関銃(長澤まさみ×堤真一)
そして大好きだったあの「JIN-仁-」の監督ではないか!
どれも感動してグッときて大泣きしたドラマばかり。
そりゃあ好きなはずだわ。
2013/04/15
日曜日はアヤノゴーDAY
今年の大河ドラマ「八重の桜」を観ているのだが
会津のお殿様役で出ている役者さんがとても良くて
その人が最近良く耳にする“綾野剛” だと知る。
ドラマを観るにつけ、会津藩の損な役回りの矛盾や無念さが
彼の迫真の演技によりさらにずんと伝わってきて
今や松平容保公の眉間のしわを楽しみに
観ていると言っても過言ではないくらい。
その綾野くんが大河のあとの時間の
TBSのドラマ「空飛ぶ広報室」にも出ており
今日が初回だったのだが、こちらも良かった!
子供の頃からの夢だったブルーインパルスに入る直前
事故で怪我をしてパイロットへの夢を断たれ
航空自衛隊の広報へ異動となる。
自分が置かれた状況に対して慟哭するシーンがあり
それがもう、胸に迫るものがあってググッときてしまい
思わずこっちまで泣いてしまった。
(ちょっと容保公と重なってたかも。)
今まで私が楽しみにしていた役者さんは
向井理くんも超メジャーになっちゃったし
堺さんも堤さんも結婚しちゃったし(だから何だっての)
新たなトキメキが見つかって、ちょっとウレシイ。
若い役者さんで「かっこいいな」とは思っても
「うまいな」っていう人にはあんまり出会ってなかったので
今後の活躍が楽しみ♪
会津のお殿様役で出ている役者さんがとても良くて
その人が最近良く耳にする“綾野剛” だと知る。
ドラマを観るにつけ、会津藩の損な役回りの矛盾や無念さが
彼の迫真の演技によりさらにずんと伝わってきて
今や松平容保公の眉間のしわを楽しみに
観ていると言っても過言ではないくらい。
その綾野くんが大河のあとの時間の
TBSのドラマ「空飛ぶ広報室」にも出ており
今日が初回だったのだが、こちらも良かった!
子供の頃からの夢だったブルーインパルスに入る直前
事故で怪我をしてパイロットへの夢を断たれ
航空自衛隊の広報へ異動となる。
自分が置かれた状況に対して慟哭するシーンがあり
それがもう、胸に迫るものがあってググッときてしまい
思わずこっちまで泣いてしまった。
(ちょっと容保公と重なってたかも。)
今まで私が楽しみにしていた役者さんは
向井理くんも超メジャーになっちゃったし
堺さんも堤さんも結婚しちゃったし(だから何だっての)
新たなトキメキが見つかって、ちょっとウレシイ。
若い役者さんで「かっこいいな」とは思っても
「うまいな」っていう人にはあんまり出会ってなかったので
今後の活躍が楽しみ♪
2013/04/08
「あまちゃん」最高!
先週から始まった宮藤官九郎さん脚本の朝ドラ「あまちゃん」。
始まったばかりなので「面白いよ!」と書くまでは
まだちょっと早いかなと思ってたんだけど
今日という今日はもう朝から涙が出るほど爆笑した!
東北の港町を舞台にした
祖母と母と娘を描くドラマなんだけど
24年ぶりに故郷へ帰ってくる母(=キョンキョン)を慕う
ローカル線の駅長役の杉本哲太がとにかく面白い!
あのコワモテの彼が東北弁をしゃべってるのもキュートなのだが
ものすごく真っすぐで、熱くて(いや、暑苦しい)
直球で分かりやすいところが好き。
「君がいたあの頃の町が好きだから、今ここで頑張ってる」
というグっとくるセリフのあとに
「あの頃の思い出の曲」として突然カラオケで歌いだしたのが
『ゴーストバスターズ』!!!
しかも英語部分は歌えてないし(笑)。
んもー、バカバカしいにもほどがある。
おかげで朝から頭の中にはずっと『ゴーストバスターズ』が回りっぱなし。
「栄えていた頃のショッピングセンターに
新沼謙司が来た」というくだりにもじわじわ来た。
こういう本筋と関係ないネタがちりばめられており
支度しながら見ていると見逃してしまうため
15分間目を離せないのだ。
おかげでいつもより早起きするようになった。
このワクワク感は『つばさ』以来だ。
あれもバカバカしくて大好きだったけど
残念ながら一般には受け入れられずに低視聴率だったらしい。
「あまちゃん」はどうなるだろう。
「11人もいる!」も大好きだった私は
クドカンさんが描くホームドラマが好きなのかもしれない。
ほかにも濃いキャラばかりなので
今後それぞれのエピソードもありそうで楽しみ。
とりあえず今のところは駅長の大吉さんにクギヅケです。
始まったばかりなので「面白いよ!」と書くまでは
まだちょっと早いかなと思ってたんだけど
今日という今日はもう朝から涙が出るほど爆笑した!
東北の港町を舞台にした
祖母と母と娘を描くドラマなんだけど
24年ぶりに故郷へ帰ってくる母(=キョンキョン)を慕う
ローカル線の駅長役の杉本哲太がとにかく面白い!
あのコワモテの彼が東北弁をしゃべってるのもキュートなのだが
ものすごく真っすぐで、熱くて(いや、暑苦しい)
直球で分かりやすいところが好き。
「君がいたあの頃の町が好きだから、今ここで頑張ってる」
というグっとくるセリフのあとに
「あの頃の思い出の曲」として突然カラオケで歌いだしたのが
『ゴーストバスターズ』!!!
しかも英語部分は歌えてないし(笑)。
んもー、バカバカしいにもほどがある。
おかげで朝から頭の中にはずっと『ゴーストバスターズ』が回りっぱなし。
「栄えていた頃のショッピングセンターに
新沼謙司が来た」というくだりにもじわじわ来た。
こういう本筋と関係ないネタがちりばめられており
支度しながら見ていると見逃してしまうため
15分間目を離せないのだ。
おかげでいつもより早起きするようになった。
このワクワク感は『つばさ』以来だ。
あれもバカバカしくて大好きだったけど
残念ながら一般には受け入れられずに低視聴率だったらしい。
「あまちゃん」はどうなるだろう。
「11人もいる!」も大好きだった私は
クドカンさんが描くホームドラマが好きなのかもしれない。
ほかにも濃いキャラばかりなので
今後それぞれのエピソードもありそうで楽しみ。
とりあえず今のところは駅長の大吉さんにクギヅケです。
2012/11/22
祝☆「世界の料理ショー」再放送!
朝は身支度しながら時計がわりにワイドショーを見ているが
最近、都知事選だの衆院選だのとあんまり面白くない。
どのチャンネルにしても選挙がらみなので
ふと、いつもあまり回さないテレビ東京にしてみたら
あらら?なんだか見たことのある料理番組が!
おーっと、これはなんと!
グラハム・カーの 「世界の料理ショー」じゃないですか!!
リアルタイムでは見てなかったけど
再放送で見てすっかりハマった大好きな番組なのだ。
イギリス人のグラハム・カーさんが軽妙なおしゃべりをしながら
世界の料理を作って食べるという
「さらたび」の原点ともいえる番組。
この吹き替えがまたナイスなのだ。
70年代の番組って洒落ていていいなあ。
ところどころに出てくるイングリッシュジョークもスキ。
今日は「女王陛下にも食べてもらいたいよね、
だって同じロンドンっ子だもん」なんて言ってて、思わず微笑。
でもこの放送、8時〜8時半までという
朝もっとも忙しい時間帯なのだ。
いつもは8時にお風呂に入っているので
髪を乾かす時間も含めてもっと早く起きなくちゃ。
「ゲゲゲの女房」以来早起きする日がついに!
できれば録画して永久保存しておきたいけど
ビデオデッキもないしテレビはアナログだしなあ(笑)。
サイトにレシピが載ってるから
作ろうと思えば作れるな、ってのが大人になった証だわ。
ところで先日、お笑い芸人が出るバラエティ番組に
あの大橋巨泉さんが出ていた。
今さらおじいさんの時代遅れのトークなんて…
と思っていたら、これが意外にも面白かった。
やっぱりテレビ黄金期に一線で活躍していた人って
時代が変わってもちゃんとセンスがあるのだ。
品の良いウイットに富んだ会話は
あの時代を過ごしてきたからこそ成せる技。
バーのカウンターで隣の席のおじさまに話しかけられ
妙に会話がステキで目がハート型になった、そんな感じ。
VIVA!70年代!
VIVA、東京12チャンネル!!
DVD出てたけど、さんまんえんかー…。
最近、都知事選だの衆院選だのとあんまり面白くない。
どのチャンネルにしても選挙がらみなので
ふと、いつもあまり回さないテレビ東京にしてみたら
あらら?なんだか見たことのある料理番組が!
おーっと、これはなんと!
グラハム・カーの 「世界の料理ショー」じゃないですか!!
リアルタイムでは見てなかったけど
再放送で見てすっかりハマった大好きな番組なのだ。
イギリス人のグラハム・カーさんが軽妙なおしゃべりをしながら
世界の料理を作って食べるという
「さらたび」の原点ともいえる番組。
この吹き替えがまたナイスなのだ。
70年代の番組って洒落ていていいなあ。
ところどころに出てくるイングリッシュジョークもスキ。
今日は「女王陛下にも食べてもらいたいよね、
だって同じロンドンっ子だもん」なんて言ってて、思わず微笑。
でもこの放送、8時〜8時半までという
朝もっとも忙しい時間帯なのだ。
いつもは8時にお風呂に入っているので
髪を乾かす時間も含めてもっと早く起きなくちゃ。
「ゲゲゲの女房」以来早起きする日がついに!
できれば録画して永久保存しておきたいけど
ビデオデッキもないしテレビはアナログだしなあ(笑)。
サイトにレシピが載ってるから
作ろうと思えば作れるな、ってのが大人になった証だわ。
ところで先日、お笑い芸人が出るバラエティ番組に
あの大橋巨泉さんが出ていた。
今さらおじいさんの時代遅れのトークなんて…
と思っていたら、これが意外にも面白かった。
やっぱりテレビ黄金期に一線で活躍していた人って
時代が変わってもちゃんとセンスがあるのだ。
品の良いウイットに富んだ会話は
あの時代を過ごしてきたからこそ成せる技。
バーのカウンターで隣の席のおじさまに話しかけられ
妙に会話がステキで目がハート型になった、そんな感じ。
VIVA!70年代!
VIVA、東京12チャンネル!!
DVD出てたけど、さんまんえんかー…。
世界の料理ショー DVD-BOX ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2009-03-25 売り上げランキング : 1917 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
2009/05/09
今週の「つばさ」は濃かった!
毎日楽しみに見ているNHKの朝ドラ「つばさ」。
第6週は特にスゴイと噂に聞いていたが、ホントに濃ゆ〜い週だった。
高畑淳子さん演じるつばさの母親・加乃子(これって和菓子の“鹿の子”にかかってる?)と、西城秀樹さん演じる謎の会社社長・斎藤さんとの過去がついに明らかになった。
30年前、加乃子ことカノンが学校の先輩・斎藤ことヒロリンに出会う回想シーン。ステージで「薔薇の鎖」を歌うヒロリンはガクランに赤いシャツ姿で、まさにヒデキの「愛と誠」ルック!!
30年前のカノンは、つばさ役の多部未華子ちゃんがおさげ髪姿で登場したのだが
「ちょっと待って!なんで私なのよ?」
「30年前なんだからしょうがないでしょ?何なら私がやってもいいけど」
と、今度は高畑さんがおさげ髪の女子高生姿で登場! ところが回想シーンの中で
「やっぱり私がやるからいい」
とつばさに断られるカノン…。面白すぎる。
駆け落ちしようとして見つかり引き裂かれる2人。心に傷を負う斎藤さんを気遣って、つばさは甘玉堂の和菓子を持って訪れる。
「あの日から和菓子は食べないことに決めた…」
という斎藤さんに、自慢の銘菓・甘玉を食べさせるのだが、実は甘党だった斎藤さん、その甘さと時の流れを確かめるように食べていたのが印象的だった。
人にはいろんなトラウマがあるんだね(笑)。とにかく、ヒデキが出る回は毎回見逃せないッス。
斉藤興行のこだわり小物にも注目。
ラストはサンバでシメ。とりあえず、なんだかこれで解決するのがサンバのすごいところ(笑)。この曲、勝手に「Samba de tubasá」と呼んでいるけど、この曲がまたいいんだ〜。「つばさ」のBGMは他にもブラジリダーヂを感じさせるナイスな曲が多くて、サントラがあれば欲しいぐらい。
音楽にもぜひ注目してみて下さいね!
第6週は特にスゴイと噂に聞いていたが、ホントに濃ゆ〜い週だった。
高畑淳子さん演じるつばさの母親・加乃子(これって和菓子の“鹿の子”にかかってる?)と、西城秀樹さん演じる謎の会社社長・斎藤さんとの過去がついに明らかになった。
30年前、加乃子ことカノンが学校の先輩・斎藤ことヒロリンに出会う回想シーン。ステージで「薔薇の鎖」を歌うヒロリンはガクランに赤いシャツ姿で、まさにヒデキの「愛と誠」ルック!!
30年前のカノンは、つばさ役の多部未華子ちゃんがおさげ髪姿で登場したのだが
「ちょっと待って!なんで私なのよ?」
「30年前なんだからしょうがないでしょ?何なら私がやってもいいけど」
と、今度は高畑さんがおさげ髪の女子高生姿で登場! ところが回想シーンの中で
「やっぱり私がやるからいい」
とつばさに断られるカノン…。面白すぎる。
駆け落ちしようとして見つかり引き裂かれる2人。心に傷を負う斎藤さんを気遣って、つばさは甘玉堂の和菓子を持って訪れる。
「あの日から和菓子は食べないことに決めた…」
という斎藤さんに、自慢の銘菓・甘玉を食べさせるのだが、実は甘党だった斎藤さん、その甘さと時の流れを確かめるように食べていたのが印象的だった。
人にはいろんなトラウマがあるんだね(笑)。とにかく、ヒデキが出る回は毎回見逃せないッス。
斉藤興行のこだわり小物にも注目。
ラストはサンバでシメ。とりあえず、なんだかこれで解決するのがサンバのすごいところ(笑)。この曲、勝手に「Samba de tubasá」と呼んでいるけど、この曲がまたいいんだ〜。「つばさ」のBGMは他にもブラジリダーヂを感じさせるナイスな曲が多くて、サントラがあれば欲しいぐらい。
音楽にもぜひ注目してみて下さいね!
2009/04/18
今日の「つばさ」
NHKの朝ドラ「つばさ」が相変わらず面白い。
久世ドラマ風ドタバタホームコメディかと思いきや、今週はつばさの中学生の弟が突然情緒不安定になって暴れ出す(食卓をひっくり返すシーンがあったのはやっぱり踏襲してる?)という、中学生日記のような展開になった。
借金を返すため和菓子製造機「あずき2号」を導入しようとしたが実はこれがサギで、機械購入のための資金までも負債を抱えてしまった甘玉堂。
ヒデキ演じる怪しい金貸しが、借金のかたとしてつばさを働かせることになった。
10年前に母親が家を出て以来、弟の面倒を見ていたつばさが家を空けるようになったことで、幼い頃に母に捨てられたトラウマが弟によみがえり、情緒不安定になってしまった。
その責任を取って母親は再び家を出ていく。
探しまわった末に見つけたのが、工事現場で誘導灯を振る姿。
母を呼び戻せるのはお前しかいないんだ、と弟をうながすつばさ。
最初は拒否していた弟も、つばさの説得でついに母と抱擁を交わす。
ベタだけどやっぱり朝ドラはこうでなくっちゃ。
失ったものの大きさをあらためて気付く母親。子供たちを抱いて「そばにいたいー!そばにいたいー!」と繰り返しながら号泣する姿を見てもらい泣き。
あと10分で化粧して家を出なくちゃいけないのに、この腫れぼったい目をどうしてくれるのー!
と思っていた次の瞬間、外していたメガネをかけ直すぐらいの衝撃映像が!
さっきまでおんおん泣いていた親子が、派手派手なブラジル人のダンサーをバックにサンバを踊ってるではないの!しかも全員両手に誘導灯!!
ハッピーな結末をこんな風に表現するなんて、んもう最高!!
さっきまでもらい泣きしてた私も、わっはっは!と笑ってしまった。
クレージーキャッツや若大将の映画でストーリーとは関係なく突然歌い出すあの感じにも似ていて、思いっきりツボだった。
そして、そんな親子をそっと見守るヒデキ…。なんだか全て分かってて仕組んでいるような気がしてならない。
それにしても高畑さん、ほんっと芝居が巧いなあ。
今週気付いたコネタ
先代の小松政夫さんの遺影に向かって話しかける時、遺影の表情が変わっている時がある。
母親役の高畑さんの面白グッズがオフィシャルサイトで公開されてました。笑える…。
由美かおる風ホーロー看板 らくらくおそうじ センジュくん
来週は何やらつばさの恋が発展する模様。
今後も見逃せない!
そしてヒデキの動向にも注目!!(笑)
久世ドラマ風ドタバタホームコメディかと思いきや、今週はつばさの中学生の弟が突然情緒不安定になって暴れ出す(食卓をひっくり返すシーンがあったのはやっぱり踏襲してる?)という、中学生日記のような展開になった。
借金を返すため和菓子製造機「あずき2号」を導入しようとしたが実はこれがサギで、機械購入のための資金までも負債を抱えてしまった甘玉堂。
ヒデキ演じる怪しい金貸しが、借金のかたとしてつばさを働かせることになった。
10年前に母親が家を出て以来、弟の面倒を見ていたつばさが家を空けるようになったことで、幼い頃に母に捨てられたトラウマが弟によみがえり、情緒不安定になってしまった。
その責任を取って母親は再び家を出ていく。
探しまわった末に見つけたのが、工事現場で誘導灯を振る姿。
母を呼び戻せるのはお前しかいないんだ、と弟をうながすつばさ。
最初は拒否していた弟も、つばさの説得でついに母と抱擁を交わす。
ベタだけどやっぱり朝ドラはこうでなくっちゃ。
失ったものの大きさをあらためて気付く母親。子供たちを抱いて「そばにいたいー!そばにいたいー!」と繰り返しながら号泣する姿を見てもらい泣き。
あと10分で化粧して家を出なくちゃいけないのに、この腫れぼったい目をどうしてくれるのー!
と思っていた次の瞬間、外していたメガネをかけ直すぐらいの衝撃映像が!
さっきまでおんおん泣いていた親子が、派手派手なブラジル人のダンサーをバックにサンバを踊ってるではないの!しかも全員両手に誘導灯!!
ハッピーな結末をこんな風に表現するなんて、んもう最高!!
さっきまでもらい泣きしてた私も、わっはっは!と笑ってしまった。
クレージーキャッツや若大将の映画でストーリーとは関係なく突然歌い出すあの感じにも似ていて、思いっきりツボだった。
そして、そんな親子をそっと見守るヒデキ…。なんだか全て分かってて仕組んでいるような気がしてならない。
それにしても高畑さん、ほんっと芝居が巧いなあ。
今週気付いたコネタ
先代の小松政夫さんの遺影に向かって話しかける時、遺影の表情が変わっている時がある。
母親役の高畑さんの面白グッズがオフィシャルサイトで公開されてました。笑える…。
由美かおる風ホーロー看板 らくらくおそうじ センジュくん
来週は何やらつばさの恋が発展する模様。
今後も見逃せない!
そしてヒデキの動向にも注目!!(笑)
つばさ―連続テレビ小説 (NHKドラマ・ガイド) 戸田山 雅司 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
2009/04/11
朝ドラ「つばさ」が面白い件
NHKの連続テレビ小説「つばさ」が面白い。
まず、ポスターが面白い。
なんだかみんなファイティングモードで、NHKらしからぬ雰囲気。
ヒロインがこんな顔しますか普通?
舞台が埼玉県川越なので、同じ沿線の車内の中吊りでこのドラマのことを知った。観光宣伝も兼ねているのだろうが、電車の中吊りでNHKの朝ドラの広告を見たのは初めてだったのでちょっと新鮮だった。
このひとクセもふたクセもありそうな顔ぶれに期待満々で見始めたのだが、予想以上に面白い!
老舗の和菓子屋の家族をめぐるストーリーなのだが、10年間家を出ていた母親が戻って来る所から話は始まる。
天衣無縫な母親役には「篤姫」の本寿院さまでおなじみ高畑淳子さん、和菓子職人の父役にはこれまた「篤姫」の井伊直弼役中村梅雀さん。本寿院と井伊直弼が夫婦役だなんて!狙ってるな!?
高畑さんとニックネームで呼び合う、ワケアリ風な昔なじみの怪しい会社社長には西城秀樹!これがまた絶妙なキャスティング!!怪しい会社で怪しい商談をしているヒデキが何気なく“ブーメラン”を磨いていたり、借金返済のために導入しようとするあんこ製造機の名前が“あずき2号”だったり(もちろん“あ”にアクセント)、写真でしか登場しない亡くなった先代が小松政夫さんだったり、70年代を知る世代にはたまらん、分からない人には全く分からない子細工がそこかしこにちりばめられているのがもうたまらない!
和菓子屋の借金をどうするかで毎日もめていて、とにかく毎日ケンカして怒鳴りあっている。これってまるで「寺内貫太郎一家」(あ、だからヒデキなのか?)あるいは「時間ですよ」、くっだらないトコロにこだわるのは「ムー一族」みたい。
意味もなくサンバダンサーが登場したり、ほのかにブラジルっぽいところも楽しい。
とにかく、久世光彦+宮藤官九郎っぽくて、今までのNHKの朝ドラにはあるまじき演出であることは確か。
屋根の上で突然歌うシーンが登場することを期待してしまう。
今後が楽しみ♪
まだ始まったばかりなので間に合います。絶対見た方がいいです。
まず、ポスターが面白い。
なんだかみんなファイティングモードで、NHKらしからぬ雰囲気。
ヒロインがこんな顔しますか普通?
舞台が埼玉県川越なので、同じ沿線の車内の中吊りでこのドラマのことを知った。観光宣伝も兼ねているのだろうが、電車の中吊りでNHKの朝ドラの広告を見たのは初めてだったのでちょっと新鮮だった。
このひとクセもふたクセもありそうな顔ぶれに期待満々で見始めたのだが、予想以上に面白い!
老舗の和菓子屋の家族をめぐるストーリーなのだが、10年間家を出ていた母親が戻って来る所から話は始まる。
天衣無縫な母親役には「篤姫」の本寿院さまでおなじみ高畑淳子さん、和菓子職人の父役にはこれまた「篤姫」の井伊直弼役中村梅雀さん。本寿院と井伊直弼が夫婦役だなんて!狙ってるな!?
高畑さんとニックネームで呼び合う、ワケアリ風な昔なじみの怪しい会社社長には西城秀樹!これがまた絶妙なキャスティング!!怪しい会社で怪しい商談をしているヒデキが何気なく“ブーメラン”を磨いていたり、借金返済のために導入しようとするあんこ製造機の名前が“あずき2号”だったり(もちろん“あ”にアクセント)、写真でしか登場しない亡くなった先代が小松政夫さんだったり、70年代を知る世代にはたまらん、分からない人には全く分からない子細工がそこかしこにちりばめられているのがもうたまらない!
和菓子屋の借金をどうするかで毎日もめていて、とにかく毎日ケンカして怒鳴りあっている。これってまるで「寺内貫太郎一家」(あ、だからヒデキなのか?)あるいは「時間ですよ」、くっだらないトコロにこだわるのは「ムー一族」みたい。
意味もなくサンバダンサーが登場したり、ほのかにブラジルっぽいところも楽しい。
とにかく、久世光彦+宮藤官九郎っぽくて、今までのNHKの朝ドラにはあるまじき演出であることは確か。
屋根の上で突然歌うシーンが登場することを期待してしまう。
今後が楽しみ♪
まだ始まったばかりなので間に合います。絶対見た方がいいです。
ムー一族 DVD-BOX 1 渡辺美佐子, 郷ひろみ, 樹木希林, 五十嵐めぐみ Amazonで詳しく見る by G-Tools |
2009/02/15
ベンジャミン・バトン
ブラッド・ピット主演の映画「ベンジャミン・バトン」を観てきた。
昔から「時空を越えた恋愛もの」が大好きなので、CMを見て「これは見逃せない!」と思っていたのだ。
老人の姿で生まれたベンジャミンは年をとるごとに若返っていく。
その中で様々な出会いがあり、そして死んでいく。
「経過が違うだけで最後は誰もが同じ道を辿る」。
そんなことを、アイデアに満ちた映像で綴られた素敵な映画だった。
第1次世界大戦終結時のニューオーリンズ。
生まれてすぐ、その奇怪な風貌にために捨てられてしまうベンジャミン。
それを拾ったのは老人ホームで働く黒人女性。
彼女の愛に満ちたポジティヴな考えに支えられてベンジャミンは成長する。
老人ホームという、老いが不自然でない場所で育つアイデアは面白いと思った。
思春期が訪れ(といってもまだおじいさん→おじさん)自立して船乗りになり、ロシアに赴くベンジャミン。
この時代の彼のルックスがまるで「ラスト・タンゴ・イン・パリ」のマーロン・ブランドみたいでダサカッコイイんだよなあ。


この時出会って恋に落ちた女性が語るエピソードが、のちのシーンの布石になっているのも良かった(なぜか大泣きしました)。
ベンジャミンの幼なじみで恋人役のケイト・ブランシェットの美しさにも眼を見張った。
なんだかタイミングが合わずにすれ違いになる2人。
と、この辺で私は「あれ?これってなんとなく“フォレスト・ガンプ”に似てない?」と思ったのだけど、あとで調べたら脚本家が同じだった。どうりでね〜。
この映画はおばあさんになった彼女が病院のベッドで思い出を振り返るシーンで始まる。
「時空を越えた恋愛もの」もそうだけど、おばあさんが昔を思い起こす映画にも弱いのだ(シザーハンズやタイタニック等)。
ハリウッドの老人メイクの完璧さにも驚き!大体は老人に扮したときにメイクの粗さで覚めてしまうものだけど、これってホントにケイト・ブランシェット?っていうぐらい
ベンジャミンの老人(=幼年)時代なんてどうやって撮ったんだろう?と思ったら、別の俳優の身体演技とブラピの表情を組み合わせているそう。すごいなあ。
17歳ぐらいのベンジャミンのハンサムさ加減には卒倒しそうだった。おそらくブラピ本人の17歳時代よりハンサムだと思う(笑)。
現代のシーンではハリケーンが近付いている設定になっていたが、これが何を意味しているか日本人の私は分からなかったが、南部を襲った「カトリーナ」がまさに進行形で描かれていたのだ。
そしてラストシーンへと繋がっていく。あっけないかもしれないけれど、それが人生。
ベンジャミンのお母さんがこんなことを言う。
「ひとはみんな生まれて死んでいく。その辿り着く道が違うだけ」
仏教でいう「諸行無常」を、この映画から感じた。
途中から「あ〜、フォレスト・ガンプだなあ」と思ってしまってイマイチ入り込めなくなってしまったが、映画としては面白かった。一生を描くのでいろいろ詰 め込みたい気持ちも分かるけど、エピソードが細切れな印象だったのがちょっと残念(ここもフォレストガンプに似ている)。
監督のデヴィッド・フィンチャーの映像マジックが楽しめたのは良かった。雷に7回打たれた人の話がお約束ギャグのように何度も登場するのが可笑しくて、つい期待してしまった。
映画が始まる前の配給会社のロゴでは、ボタンが降ってきてワーナーとパラマウントのロゴになるんだけど、その「ボタン」がストーリーに関連するものだったことが途中で分かったり、遊び心がちりばめられている。
ケイト・ブランシェットは「エリザベス」の印象が強いのだけど、なんと!ボブ・ディランの半生を数人の役者で演じたというユニークな映画に、ボブ・ディラン役で出ている!!エリザベスがボブ・ディランって!!!すごいな〜。今後も楽しみな女優さんです。
昔から「時空を越えた恋愛もの」が大好きなので、CMを見て「これは見逃せない!」と思っていたのだ。
老人の姿で生まれたベンジャミンは年をとるごとに若返っていく。
その中で様々な出会いがあり、そして死んでいく。
「経過が違うだけで最後は誰もが同じ道を辿る」。
そんなことを、アイデアに満ちた映像で綴られた素敵な映画だった。
第1次世界大戦終結時のニューオーリンズ。
生まれてすぐ、その奇怪な風貌にために捨てられてしまうベンジャミン。
それを拾ったのは老人ホームで働く黒人女性。
彼女の愛に満ちたポジティヴな考えに支えられてベンジャミンは成長する。
老人ホームという、老いが不自然でない場所で育つアイデアは面白いと思った。
思春期が訪れ(といってもまだおじいさん→おじさん)自立して船乗りになり、ロシアに赴くベンジャミン。
この時代の彼のルックスがまるで「ラスト・タンゴ・イン・パリ」のマーロン・ブランドみたいでダサカッコイイんだよなあ。


この時出会って恋に落ちた女性が語るエピソードが、のちのシーンの布石になっているのも良かった(なぜか大泣きしました)。
ベンジャミンの幼なじみで恋人役のケイト・ブランシェットの美しさにも眼を見張った。
なんだかタイミングが合わずにすれ違いになる2人。
と、この辺で私は「あれ?これってなんとなく“フォレスト・ガンプ”に似てない?」と思ったのだけど、あとで調べたら脚本家が同じだった。どうりでね〜。
この映画はおばあさんになった彼女が病院のベッドで思い出を振り返るシーンで始まる。
「時空を越えた恋愛もの」もそうだけど、おばあさんが昔を思い起こす映画にも弱いのだ(シザーハンズやタイタニック等)。
ハリウッドの老人メイクの完璧さにも驚き!大体は老人に扮したときにメイクの粗さで覚めてしまうものだけど、これってホントにケイト・ブランシェット?っていうぐらい
ベンジャミンの老人(=幼年)時代なんてどうやって撮ったんだろう?と思ったら、別の俳優の身体演技とブラピの表情を組み合わせているそう。すごいなあ。
17歳ぐらいのベンジャミンのハンサムさ加減には卒倒しそうだった。おそらくブラピ本人の17歳時代よりハンサムだと思う(笑)。
現代のシーンではハリケーンが近付いている設定になっていたが、これが何を意味しているか日本人の私は分からなかったが、南部を襲った「カトリーナ」がまさに進行形で描かれていたのだ。
そしてラストシーンへと繋がっていく。あっけないかもしれないけれど、それが人生。
ベンジャミンのお母さんがこんなことを言う。
「ひとはみんな生まれて死んでいく。その辿り着く道が違うだけ」
仏教でいう「諸行無常」を、この映画から感じた。
途中から「あ〜、フォレスト・ガンプだなあ」と思ってしまってイマイチ入り込めなくなってしまったが、映画としては面白かった。一生を描くのでいろいろ詰 め込みたい気持ちも分かるけど、エピソードが細切れな印象だったのがちょっと残念(ここもフォレストガンプに似ている)。
監督のデヴィッド・フィンチャーの映像マジックが楽しめたのは良かった。雷に7回打たれた人の話がお約束ギャグのように何度も登場するのが可笑しくて、つい期待してしまった。
映画が始まる前の配給会社のロゴでは、ボタンが降ってきてワーナーとパラマウントのロゴになるんだけど、その「ボタン」がストーリーに関連するものだったことが途中で分かったり、遊び心がちりばめられている。
ケイト・ブランシェットは「エリザベス」の印象が強いのだけど、なんと!ボブ・ディランの半生を数人の役者で演じたというユニークな映画に、ボブ・ディラン役で出ている!!エリザベスがボブ・ディランって!!!すごいな〜。今後も楽しみな女優さんです。
2008/12/14
篤姫、終わった…。
この1年間、毎週楽しみにしていた大河ドラマ『篤姫』が、今日終わった。
城を引き渡した篤姫のその後から亡くなるまでが描かれ、正直、無理矢理1回増やした「さようなら篤姫」的な感じは拭えなかったけれど、1年間ともに過ごしてきた視聴者にとっては満足できたのかもしれない。
先週の、上様が幽霊になって現れ篤姫を励ましたり、幼なじみの帯刀さんの告白とそれを交わす篤姫などの甘酸っぱいシーンや、大奥の女性たちが最後に花を生けて城を去り、開城後に土足で上がった薩摩軍がその美しさに息を飲むという、美しくも儚い大奥を見事にとらえたシーンなど、印象的な素晴らしいシーンが多かっただけに、あそこで終わっていても良かったのでは?と思った。
今回の篤姫では彼女の真っ直ぐな性格に共感できる部分が多々あり、自分と重ねあわせながら見ることができた。
そしてベテラン役者さんたちの魅力!勝海舟役の北大路欣也さんなんて65歳なのにとっても若々しくて素敵だったし、薩摩藩主役の高橋英樹さんは貫禄のお殿様でさすがだったし、巧い役者さんたちを見るのって円熟した音楽を聴くのと同じような楽しさがある。
年末に総集編があるので録画しなくっちゃ。
来年からはまた戦国時代なので、多分見ないかも…。
私は革命の話が好きなので、日本史では幕末と大化の改新がスキなのだ(めっちゃピンポイント)。さ来年の龍馬までしばしさようなら。
いつも篤姫を見た後に近所のスーパーに出かけて来週のお弁当の食材を買うのだが、買い物しながら心の中で
「これはまた珍しい食材じゃのう」
「実においしそうなお惣菜ではないか」
「素材は何で出来ておるのだ?」
などと知らず知らずのうちに篤姫口調で買い物していることに気がついた(笑)。
終わってしもうて、悲しいのう。
城を引き渡した篤姫のその後から亡くなるまでが描かれ、正直、無理矢理1回増やした「さようなら篤姫」的な感じは拭えなかったけれど、1年間ともに過ごしてきた視聴者にとっては満足できたのかもしれない。
先週の、上様が幽霊になって現れ篤姫を励ましたり、幼なじみの帯刀さんの告白とそれを交わす篤姫などの甘酸っぱいシーンや、大奥の女性たちが最後に花を生けて城を去り、開城後に土足で上がった薩摩軍がその美しさに息を飲むという、美しくも儚い大奥を見事にとらえたシーンなど、印象的な素晴らしいシーンが多かっただけに、あそこで終わっていても良かったのでは?と思った。
今回の篤姫では彼女の真っ直ぐな性格に共感できる部分が多々あり、自分と重ねあわせながら見ることができた。
そしてベテラン役者さんたちの魅力!勝海舟役の北大路欣也さんなんて65歳なのにとっても若々しくて素敵だったし、薩摩藩主役の高橋英樹さんは貫禄のお殿様でさすがだったし、巧い役者さんたちを見るのって円熟した音楽を聴くのと同じような楽しさがある。
年末に総集編があるので録画しなくっちゃ。
来年からはまた戦国時代なので、多分見ないかも…。
私は革命の話が好きなので、日本史では幕末と大化の改新がスキなのだ(めっちゃピンポイント)。さ来年の龍馬までしばしさようなら。
いつも篤姫を見た後に近所のスーパーに出かけて来週のお弁当の食材を買うのだが、買い物しながら心の中で
「これはまた珍しい食材じゃのう」
「実においしそうなお惣菜ではないか」
「素材は何で出来ておるのだ?」
などと知らず知らずのうちに篤姫口調で買い物していることに気がついた(笑)。
終わってしもうて、悲しいのう。
NHK大河ドラマ 篤姫 完全版 第壱集 [DVD] 宮崎あおい, 瑛太, 堺雅人, 長塚京三, 佐藤峰世;岡田健;渡邊良雄;堀切園健太郎 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
NHK大河ドラマ 篤姫 完全版 第弐集 [DVD] 宮崎あおい, 瑛太, 松坂慶子, 高橋英樹, 佐藤峰世;岡田健;渡邊良雄;堀切園健太郎;上杉忠嗣;松川博敬 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
2008/10/12
その後の楽天レンタル
無料お試し期間に登録したはいいが見たいものもなく、そのまま登録を解除するのを忘れていたばかりに今月分を課金されてしまった楽天レンタル。
せっかくだからこの際DVDを借りまくってみようとポジティヴな方向転換をし、もとを取りかえす決意をした。
その最初の2枚が先週のはじめに届いた。
届いた荷物を見てびっくり!まるでダイレクトメールのようなビニールの封筒にDVDがぺろんと入っていた。解説も何も無し。普通のレンタルでもぺろんと貸すんだから当然なんだけど、あまりの素っ気なさに拍子抜けしてしまった。
さらに驚いたのが、その封筒は返却用にも使用するのだが、切手が貼られていたこと。そういえばポストに入れるだけみたいなこと書いてあったけど、こんな大事なものを郵便で送っていいのだろうか?届いてないと言われても証拠がないではないか。逆に、返却したと嘘をついて手元に残しておいてもいいことになる。
こんなんで商売が成り立つのがこわい。
平日は見る暇がないので週末まで楽しみをとっておき、いよいよ今日は見るぞ!とワクワクしながらPCにDVDをセットしたら…うんともすんとも言わない。
えええ?何故????
もう1枚を入れてみる。やっぱりかからない。ディスクを認識しないのだ。
おかしいぞ。
コピーできないようにPCでは再生できないようになってるの?
そんなわけないよね。
試しに、そばにあったYMOの「PROPAGANDA」を入れてみた。
再生された。
YMOだけに。
いや、そんなボケをかましてる場合ではない。
しかもマニアにしか分からんし。(※)
もう1枚、別なDVDを入れてみた。
むむう〜、やっぱり再生されない。
ウチのPCはYMOしか受け付けなくなってるのか??
なにはともあれ映らないんじゃ仕方ないので、DVDは諦めて返却することにした。
残り6枚はCDを借りて、今月限りでおさらばすることにしよう。
それにしてもひどいオチ(笑)。
※YMOが'93年に再結成した時、再結成ではなく「再生」という言葉を使った。って、どうでもいいですよね。ハイ。
せっかくだからこの際DVDを借りまくってみようとポジティヴな方向転換をし、もとを取りかえす決意をした。
その最初の2枚が先週のはじめに届いた。
届いた荷物を見てびっくり!まるでダイレクトメールのようなビニールの封筒にDVDがぺろんと入っていた。解説も何も無し。普通のレンタルでもぺろんと貸すんだから当然なんだけど、あまりの素っ気なさに拍子抜けしてしまった。
さらに驚いたのが、その封筒は返却用にも使用するのだが、切手が貼られていたこと。そういえばポストに入れるだけみたいなこと書いてあったけど、こんな大事なものを郵便で送っていいのだろうか?届いてないと言われても証拠がないではないか。逆に、返却したと嘘をついて手元に残しておいてもいいことになる。
こんなんで商売が成り立つのがこわい。
平日は見る暇がないので週末まで楽しみをとっておき、いよいよ今日は見るぞ!とワクワクしながらPCにDVDをセットしたら…うんともすんとも言わない。
えええ?何故????
もう1枚を入れてみる。やっぱりかからない。ディスクを認識しないのだ。
おかしいぞ。
コピーできないようにPCでは再生できないようになってるの?
そんなわけないよね。
試しに、そばにあったYMOの「PROPAGANDA」を入れてみた。
再生された。
YMOだけに。
いや、そんなボケをかましてる場合ではない。
しかもマニアにしか分からんし。(※)
もう1枚、別なDVDを入れてみた。
むむう〜、やっぱり再生されない。
ウチのPCはYMOしか受け付けなくなってるのか??
なにはともあれ映らないんじゃ仕方ないので、DVDは諦めて返却することにした。
残り6枚はCDを借りて、今月限りでおさらばすることにしよう。
それにしてもひどいオチ(笑)。
※YMOが'93年に再結成した時、再結成ではなく「再生」という言葉を使った。って、どうでもいいですよね。ハイ。
2008/09/15
グーグーだって猫である
大好きな漫画家、大島弓子さんの原作による映画『グーグーだって猫である』を観た。全面に吉祥寺がフィーチャーされ、ああ、ここ知ってる!と馴染みのある風景が映るのが楽しかった。
主演はキョンキョン。ふんわりウェービーヘアがかわいい。力の抜けた飾らない演技がナチュラルですてきだった。
音楽は細野晴臣さん。映画の雰囲気にぴったりの温もりのある音楽が心地よかった。
天才漫画家の麻子さん。売れっ子の忙しさのあまり、飼っていたネコの“サバ”の体調変化に気付かず、死なせてしまい、そのショックから漫画が描けなくなってしまった。
ある時ふと子猫に出会い、“グーグー”と名付けて飼うことに決めた。
そこから新たな人生が始まる。ほのかな恋、創作活動への復帰、そして病気…。 アシスタントの女の子のストーリーなどを盛り込みながら、時折ユーモアも交え、ちょっぴり切ないストーリーのそこかしこに泣けた。
アシ軍団・森三中のキャスティングも良かったな。
一番グッときたのが、 上野樹里扮するアシスタントの女の子が、少女時代に麻子さんの漫画に出会った時の回想シーン(読んでいた漫画雑誌が『ASUKA』ってのも懐かしかったけど)。縁側で漫画を読んで、感動してワンワン泣いてしまうのだ。私も同じ頃に大島弓子さんの漫画を読んで、その哲学的な内容、非凡な発想、そしてこんなすごい漫画家を今まで知らなかった悔しさなどなど、わけもわからず泣けたのを思い出した。
アラフォー(最近覚えた言葉)世代として身につまされる部分も多く、いろいろ考えさせられた。卵巣がんを摘出した麻子先生の気持ちを思うと胸が張り裂けそうだった。
父が亡くなってから「私が死ぬときは誰がそばに居てくれるんだろう?」と思うようになったけれど、映画を見ながらそのことを再び心の中で繰り返していた。
ペットでも、家族でも、世話をする相手がいるというのは心の支えになるし、生き続ける理由を与えてもらえる気がする。
守るものがあるのって、何よりも強くなれる。
これから観に行かれる方へ。出来れば吉祥寺の映画館で観るのがオススメ。そしたら帰りに、さとうのメンチカツや、サバに再会するpepacafeなど、映画に出てきたスポットに寄り道できて楽しいよ(公式サイトにマップがあります)。
名作が多い大島さんの漫画から、どれか一つといわれたら、私はこれが一番好き。↓
これを原作としたHNKドラマも相当好き。今をときめくお姫さま・宮崎あおいちゃんが主演だけど、断然ピン子さんのほうがキュートに見えて来るのだ(笑)。
主演はキョンキョン。ふんわりウェービーヘアがかわいい。力の抜けた飾らない演技がナチュラルですてきだった。
音楽は細野晴臣さん。映画の雰囲気にぴったりの温もりのある音楽が心地よかった。
天才漫画家の麻子さん。売れっ子の忙しさのあまり、飼っていたネコの“サバ”の体調変化に気付かず、死なせてしまい、そのショックから漫画が描けなくなってしまった。
ある時ふと子猫に出会い、“グーグー”と名付けて飼うことに決めた。
そこから新たな人生が始まる。ほのかな恋、創作活動への復帰、そして病気…。 アシスタントの女の子のストーリーなどを盛り込みながら、時折ユーモアも交え、ちょっぴり切ないストーリーのそこかしこに泣けた。
アシ軍団・森三中のキャスティングも良かったな。
一番グッときたのが、 上野樹里扮するアシスタントの女の子が、少女時代に麻子さんの漫画に出会った時の回想シーン(読んでいた漫画雑誌が『ASUKA』ってのも懐かしかったけど)。縁側で漫画を読んで、感動してワンワン泣いてしまうのだ。私も同じ頃に大島弓子さんの漫画を読んで、その哲学的な内容、非凡な発想、そしてこんなすごい漫画家を今まで知らなかった悔しさなどなど、わけもわからず泣けたのを思い出した。
アラフォー(最近覚えた言葉)世代として身につまされる部分も多く、いろいろ考えさせられた。卵巣がんを摘出した麻子先生の気持ちを思うと胸が張り裂けそうだった。
父が亡くなってから「私が死ぬときは誰がそばに居てくれるんだろう?」と思うようになったけれど、映画を見ながらそのことを再び心の中で繰り返していた。
ペットでも、家族でも、世話をする相手がいるというのは心の支えになるし、生き続ける理由を与えてもらえる気がする。
守るものがあるのって、何よりも強くなれる。
これから観に行かれる方へ。出来れば吉祥寺の映画館で観るのがオススメ。そしたら帰りに、さとうのメンチカツや、サバに再会するpepacafeなど、映画に出てきたスポットに寄り道できて楽しいよ(公式サイトにマップがあります)。
名作が多い大島さんの漫画から、どれか一つといわれたら、私はこれが一番好き。↓
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これを原作としたHNKドラマも相当好き。今をときめくお姫さま・宮崎あおいちゃんが主演だけど、断然ピン子さんのほうがキュートに見えて来るのだ(笑)。
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2008/03/15
金曜日の楽しみが終わった
金曜日、楽しみにしていたドラマが2つ終わっちゃいました。
まず『エジソンの母』。主演の伊東美咲さん、嫌いじゃないけど美人なだけのお嬢様女優さんのイメージが強かったのですが、役の中の規子先生の成長と重なる部分があり、ともに成長していくのが見受けられて面白かったです。
個人的には松下由樹さん世代なので、上と下から挟まれカリカリしてる40(しじゅう)前後という意味ではすごく共感持てたりします(笑)。あと、元トレンディ女優にもかかわらず年齢を感じさせる適度なポッチャリ具合もグゥ。同世代といえば杉田かおるのモンスターペアレンツぶりもすごかった。
もうひとつ、回を重ねるごとにどんどんくだらない展開になっていった『未来講師めぐる』。最初、主演の深田恭子さんの大根役者ぶりが苦手だったのですが、この役はむしろこういう学芸会チックな演技の方がいいかも?と気付いたらもうすかりはまっちゃって。
クドカンさんの作品に共通して言えるのはキャスティングの妙。深キョンのお母さん役=郁恵ちゃん、お父さん=船越英一郎、ヅラの塾長=武田真治などなど、よくぞこのかたを!というありそうでなかった選択が新鮮で面白かったです。
エジソン〜めぐる〜タモリ倶楽部の流れが金曜日のゴールデンコースだったので、ちょっとさびしいなあ。来シーズンも面白いドラマと出会えますように。
まず『エジソンの母』。主演の伊東美咲さん、嫌いじゃないけど美人なだけのお嬢様女優さんのイメージが強かったのですが、役の中の規子先生の成長と重なる部分があり、ともに成長していくのが見受けられて面白かったです。
個人的には松下由樹さん世代なので、上と下から挟まれカリカリしてる40(しじゅう)前後という意味ではすごく共感持てたりします(笑)。あと、元トレンディ女優にもかかわらず年齢を感じさせる適度なポッチャリ具合もグゥ。同世代といえば杉田かおるのモンスターペアレンツぶりもすごかった。
もうひとつ、回を重ねるごとにどんどんくだらない展開になっていった『未来講師めぐる』。最初、主演の深田恭子さんの大根役者ぶりが苦手だったのですが、この役はむしろこういう学芸会チックな演技の方がいいかも?と気付いたらもうすかりはまっちゃって。
クドカンさんの作品に共通して言えるのはキャスティングの妙。深キョンのお母さん役=郁恵ちゃん、お父さん=船越英一郎、ヅラの塾長=武田真治などなど、よくぞこのかたを!というありそうでなかった選択が新鮮で面白かったです。
エジソン〜めぐる〜タモリ倶楽部の流れが金曜日のゴールデンコースだったので、ちょっとさびしいなあ。来シーズンも面白いドラマと出会えますように。
2008/02/26
食べ物のバラエティ番組
芸能人が料理をする番組がいくつかあります。
私がいいなと思うのは、サバイバル生活をして食材を採り、それを素朴な調理で食べるというもの。海から採ってきたばかりの魚介など、新鮮でとにかくおいしそう。で、採れない時は少ない収穫を分けあったり、多く食った食わないでケンカしたり(笑)。でも、これこそが人間の原点なんだよね。
中には達人の域に達してる人もいて、大豆を安く大量に買って、家の押し入れでモヤシを育てたり自家製の豆腐を作ったり、お店で買うのが普通と思っているものも、昔は全部自分で作ってたんだよね!と気付かされます。
時々芸人さんが母子で生活するという企画のときもあって、お母さんの手作り料理がすごくおいしそう。この人の料理を食べて大きくなったんだなあと思うと感慨深いものがあり、おふくろの愛を感じることができます。
女性芸能人たちがとあるメニューを決められてそれぞれ作る番組もなかなか面白い。時々とんでもないものを作ったりする人もいるけど(笑)自分だったらできるかな?と思うものもあったり、参考になります。
できればきちんとしたものを作れるようになるため、補習コーナーがあるといいな。
大食いもそろそろ飽きて来たかと思ったけど、ギャル曽根ちゃんは相変わらず健在ですね。基本的に大食い番組もあまり好きではないけど、彼女は本当においしそうに食べるから嫌な気持ちがしません。あれで「もう食べられない!」って残してたら絶対許さないけど、ホントに楽しそうに平らげるので小気味良いです。
ギャル曽根ちゃんは裕福な家に育ち、子供の頃から「ひとりハンバーグ7個まで」という(!)家中が大食いだったのですが、ある日お父さんが事業に失敗して貧しい生活を強いられることになったそうです。そんな中でもお母さんは、子供たちにひもじい思いをさせないよう、食べ物の量だけは減らさなかったのだそうです。つらい思いをして来たギャル曽根ちゃんにとって、食べること=幸せそのものなのかもしれません。このエピソードを聞いて、彼女のことがもっと好きになりました。
一方、これはちょっと…と思うのが、男性芸人が高級食材を使ってオリジナル料理を作る番組。ほとんどが全く料理の知識がないのに、素材だけはスゴイものを使ってるんです。そんなにいい素材を使ってるのにとても不味そう。バラエティだから面白おかしく演出した方が受けるんだろうけど、高級食材の価値がまったく無視されていて、見てるとゲンナリしてきます。
カニみそを使うためにみそ以外のかに本体は捨ててしまったり、伊勢エビをさばいてる途中で暴れるのがイヤで他の物に替えてしまったり、もちろんスタッフがあとで食べているんだろうけど、すごくすごくムダ。
その昔やってた、特選素材を使った料理対決番組も嫌いでした。どの素材も丹誠込めて作られているんだし、料理は食べてもらうために作るはず。なのにそれに勝ち負けをつけて負けた方は食べてもらえないなんて、そんな理不尽あっていいの?と思っていました。
こんなに偽装だの改ざんだのと食品に対してシビアになっている反面、食べ物を粗末にしている番組を楽しんでいる。日本はヘンな国だなあと思います。
お金出してるんだから食べようが残そうが勝手、という考えはもう通用しないのではないでしょうか。
私がいいなと思うのは、サバイバル生活をして食材を採り、それを素朴な調理で食べるというもの。海から採ってきたばかりの魚介など、新鮮でとにかくおいしそう。で、採れない時は少ない収穫を分けあったり、多く食った食わないでケンカしたり(笑)。でも、これこそが人間の原点なんだよね。
中には達人の域に達してる人もいて、大豆を安く大量に買って、家の押し入れでモヤシを育てたり自家製の豆腐を作ったり、お店で買うのが普通と思っているものも、昔は全部自分で作ってたんだよね!と気付かされます。
時々芸人さんが母子で生活するという企画のときもあって、お母さんの手作り料理がすごくおいしそう。この人の料理を食べて大きくなったんだなあと思うと感慨深いものがあり、おふくろの愛を感じることができます。
女性芸能人たちがとあるメニューを決められてそれぞれ作る番組もなかなか面白い。時々とんでもないものを作ったりする人もいるけど(笑)自分だったらできるかな?と思うものもあったり、参考になります。
できればきちんとしたものを作れるようになるため、補習コーナーがあるといいな。
大食いもそろそろ飽きて来たかと思ったけど、ギャル曽根ちゃんは相変わらず健在ですね。基本的に大食い番組もあまり好きではないけど、彼女は本当においしそうに食べるから嫌な気持ちがしません。あれで「もう食べられない!」って残してたら絶対許さないけど、ホントに楽しそうに平らげるので小気味良いです。
ギャル曽根ちゃんは裕福な家に育ち、子供の頃から「ひとりハンバーグ7個まで」という(!)家中が大食いだったのですが、ある日お父さんが事業に失敗して貧しい生活を強いられることになったそうです。そんな中でもお母さんは、子供たちにひもじい思いをさせないよう、食べ物の量だけは減らさなかったのだそうです。つらい思いをして来たギャル曽根ちゃんにとって、食べること=幸せそのものなのかもしれません。このエピソードを聞いて、彼女のことがもっと好きになりました。
一方、これはちょっと…と思うのが、男性芸人が高級食材を使ってオリジナル料理を作る番組。ほとんどが全く料理の知識がないのに、素材だけはスゴイものを使ってるんです。そんなにいい素材を使ってるのにとても不味そう。バラエティだから面白おかしく演出した方が受けるんだろうけど、高級食材の価値がまったく無視されていて、見てるとゲンナリしてきます。
カニみそを使うためにみそ以外のかに本体は捨ててしまったり、伊勢エビをさばいてる途中で暴れるのがイヤで他の物に替えてしまったり、もちろんスタッフがあとで食べているんだろうけど、すごくすごくムダ。
その昔やってた、特選素材を使った料理対決番組も嫌いでした。どの素材も丹誠込めて作られているんだし、料理は食べてもらうために作るはず。なのにそれに勝ち負けをつけて負けた方は食べてもらえないなんて、そんな理不尽あっていいの?と思っていました。
こんなに偽装だの改ざんだのと食品に対してシビアになっている反面、食べ物を粗末にしている番組を楽しんでいる。日本はヘンな国だなあと思います。
お金出してるんだから食べようが残そうが勝手、という考えはもう通用しないのではないでしょうか。
食品のカラクリ―驚異のフードマジック そうだったのかこの食べ物! (別冊宝島 (1316)) Amazonで詳しく見る by G-Tools |
2008/02/20
エリザベス:ゴールデン・エイジ

16世紀のイングランド女王エリザベス一世。スコットランド女王メアリーとの確執やスペインの無敵艦隊との戦いをメインに、ラブストーリーも盛り込みつつ、孤高の女王の苦脳を描いた大作です。
何かドカーン!とした映画が観たかったんだけど、CGを駆使した絵空事の話や、架空の生き物が登場するような映画が年々苦手になっているので、この公開はタイムリーでした。
何しろ衣装がスゴイ!よく肖像画で目にする衣装がそのまんま再現されたような、絢爛豪華なドレスそしてウィッグ!地毛だと思ってたけどいろんなスタイルのウィッグをかぶってたんですね。で、ウィッグを外したときのベリーショートのエリザベスがまたカワイイんだ!金髪のベリーショートってやっぱイイね〜。
ずっとパンチパーマみたいな(失礼!)ウィッグをつけているのに、甲冑を着て戦争にくり出すシーン(またこのアジテーションがカッコイイの!こんな女王がいたらそりゃ命かけるっちゅうねん)では三つ編みが混じったロングヘアーで、なんだかグッときちゃいました。
主演のケイト・ブランシェットがとにかく美しくてステキ。
生涯結婚せず“ヴァージンクィーン”と呼ばれていたエリザベスですが、新大陸からの探検帰りの、海賊のような船乗りに恋しちゃうのです。彼の冒険話に聞き入る彼女に「ああ、そうだよね〜。女は男の夢を聞くのが好きなんだよね!」なんて共感しちゃいました(笑)。
もう糖が立ってしまった彼女は、女王というプライドもあってなかなか彼への愛を伝えられないのですが、お気に入りの侍女を彼とダンスさせて、侍女の姿を若かりし頃の自分に置き換えて想像するという、あまりにも乙女な姿にキュンときました。ホントはすごーく乙女なのにそう見てもらえない。嗚呼、乙女はつらいよ。
結局、彼女は生涯未婚を貫いたのですが、その行き場を失った母性は“国民の母になる”ということで安らかに落ち着いたのでしょう。そういう意味では、女王には男の君主にはない強さがあるんじゃないか?と思えました。
あと、おそらくセットではなくロケが多いのではなかろうか?あんな石造りのセットを建てるならロケした方が早いし。中世の重厚な建物がそのまま残ってる大英帝国ってやっぱスゲエや。
にしてもこういう中世や歴史もので毎回思うのは「宗教って何?」ってこと。何のための宗教なんだろう。カトリックもプロテスタントも、神様は同じはずなのに。
以前『ジャンヌ・ダルク』(勇ましい女性の話がスキなんです)を観た時にも、ジャンヌが「わが国に神のご加護がある」という予言をもらうのですが、対戦相手の英国だって同じ神様を信じてる国だよね??って思ったことがあります。あああ。でもこれって未だにやってるんだよね、この地球では。
それから、スコットランドに旅行した時にスコットランドがイングランドから侵略された歴史をいろいろ勉強したはずなのに、すっかり忘れてる自分が悲しくなった、そんな水曜日(笑)。
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