九段下の駅に着いたら、白いスーツの方々がいっぱいで思わずニヤニヤ。
入場時には他のコンサートではありえない、係員の顔に向けて息を吐く“飲酒チェック”や、「タオルを肩から外してくださーい!」と注意する声などが飛び交い、面白過ぎて早くも興奮(笑)。
昔みたいに会場の外でグループが円陣組んで掛け声…というのはなかったけど、会場に入るとあちこちから「永ちゃん!」「永ちゃん!」とコールが揚がっていて、テンションアーップ!もちろん私もコールに参加。
始まる前からこんなに盛り上がるコンサートって他にあるだろうか?
矢沢さんのコンサートはオンタイムで始まることでも有名。この日も18時02分にスタートした。
登場した矢沢さんは襟付きの白いラフなシャツにブーツカットのホワイトジーンズ。ホントに白が似合うお方だ。
真横というよりも斜め後ろに近い席だったおかげで、矢沢さんのキュッと締まったおしりを見ることができた(笑)。
時に激しく、時に甘く歌い上げるボーカルにグッとくる。
還暦を感じさせないロックンローラーっぷりにしびれる。
MCで開口一番「YAZAWAの武道館はカッコイイねぇ〜!」。
いや、ホントにその通り。本人が言ってるんだから間違いない。
矢沢さんの歌ばかりに注目してしまいがちだが、バックの演奏も相当上手い。私が以前キリンジのコンサートでキリンジを差し置いて目がハート形になってしまったキーボーディスト、松本圭司さんが参加されていたのには胸がときめいたが、残念ながら私の席からはそのプレイは見えなかった。
そして何と言っても楽しいのが客席。間奏では「永ちゃん」コールで盛り上がったと思えば、バラードでは律儀に席に座ったりして、日本一マナーが良い、健全なお客さんではないだろうか。
衣装替えではグラサンに黒のシャツとブラックジーンズがカッコ良いいっ!!中盤ぐらいから知ってる曲も演奏されてさらに楽しめた。
そしてアンコールでは、やっぱりこれでなくちゃねの"素肌に白いスーツ"、キターッ!曲はもちろん「トラベリングバス」!!
この曲でタオルを投げるというお約束があるのだが、自分のところにちゃんと戻って来るように投げなくちゃいけないので気は抜けない。
みんなが投げている所を見たかったので後半は会場を見ていたが、色とりどりのタオルが宙に舞う様子が美しく、かつ矢沢ファンが一体化している姿が素敵で涙が出そうになった。
日本一のファンだよ、みんな!!
ちょっと鼻がむずむずするのが難点だが(笑)。
ラストのバラードでは前の列で声を枯らして叫んでいたイカついお兄ちゃんが涙ぐんでいたのが印象的だった。
ファンも含めて矢沢さんのことがさらに好きになった。
先のことはどうなるか分からないが、世の中を揺さぶって仕掛けていこうと思ったことも話してくれた。「攻撃は最大の防御」だと話す矢沢さんには自信が満ち溢れており、彼のポジティブなパワーが私の中にも染み込んでくるようで嬉しかった。私は彼のスピリットが大好きなのだ。
2009年をこんな素敵なイベントで締めくくることができて、ホントに来て良かった!
これからもたまにパワーを注入しに来ねばと切に思った。
さあ、帰宅して矢沢さんに乾杯だ。もちろん、プレミアムモルツでね。
ROCK'N'ROLL IN TOKYO DOME [DVD] GARURU RECORDS 2009-12-09 日本が誇るロックスター、矢沢永吉が9月に東京ドームで行った公演の模様をノーカットで収録。還暦を迎えた記念すべき年に、実に20年ぶりとなる東京ドームでのライブを大成功させたYAZAWAの熱いパフォーマンスの数々が堪能できる。2枚組。 by G-Tools |
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