2015/05/25

鍋愛

そもそもなぜ鍋磨きにいそしむようになったかというと
水道管の水漏れからシンク下にもカビが広がり
しまってあった鍋がことごとくカビたことから始まる。

もうかなり年季が入っているアルミ鋳物の無水鍋。
フタが歪んでしまい隙間が出来るため
無水鍋本来の機能はもはや果たしていないのだが
コゲた部分を頑張って削り取ったら
無水鍋と思っていたのが「peacetar」というブランドだと判明し
ググってみたら関西軽金属工業という会社が作っていることが分かった。
1945年、第二次世界大戦で原爆が落ち、焼け野原になった広島の地で生まれたピースターブランドのお鍋。敗戦した当時の日本で、平和の星(peace + star)になってほしいという創業者の思いから名付けられたのが「ピースター」という名前です。
なんというステキなお鍋! しかもまだこの世に製造元が存在する!
この鍋は私が子どもの頃から使っている家族の歴史なので
死ぬまで持っていようと思う。

もうひとつ、たしか妹が結婚前に
もう要らないと言って持ってきた小さなフライパン。
鉄製の鋳物でやたら重いため使いにくかったのだが
ちょっとハムエッグを焼くときなんかに重宝していた。
これについたコゲがまた老舗の洋食屋並みの分厚さで手強かったが
底に刻まれた「SEIEIDO」という銘を頼りにググってみたら
及源鋳造という南部鉄器のメーカーのものだった。
南部鉄器といえば日本のル・クルーゼではないですか!
ひゃあ!すんごい良いものだったよ妹!!
コゲを取ったあとは油を塗って赤錆を防止。
これだけでまた復活するんだからやっぱ鋳物ってすごいね。

さて、最後は3年前に買ったティファール。
♪取っ手がとれる〜 ティファール♪ でお馴染みだが
この取っ手が鍋から取れなくなったのだ。
しかも2本あったのが2本とも。
鍋は全部で4つあるので、取っ手なしで使うしかなかった。
取っ手ごときで1本2000円ぐらいするので
このまま鍋につけたまま使い続けるしかないのか…
と半ば諦めていたが
取っ手を分解して直す方法を書いたブログを発見!
その通りにやってみたら見事復活!
いやはや助かりました。
てかもっと丈夫に作ってよフランスのひと〜。

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