2009/12/31

2009年を振り返って

●2009年の重大なできごと
・怪我
・職場の異動と出戻り
・笑っちゃうような不運

●2009年、楽しかったこと
・今年もWorld Happiness
・久しぶりに観たユニコーン矢沢永吉のライヴ
・旅行(島根、青森、関西)

●2009年、気付いたこと
・手を抜くとしっぺ返しが来る。だから、丁寧に。
・私のどうでもいいと思っていた食の知識は意外と役にたっているらしい
・信じれば神様は居るかもしれない

●2009年、よく聴いたアルバム
B001P057Y8シャンブル
ユニコーン
キューンレコード 2009-02-18

by G-Tools
●2009年の抱負
・丁寧に
・もっと出かける
・いろいろ磨く

今年は健康面で芳しくなかったのがメンタルでも不調を招く原因だったと思う。それに加えて「なんでアタシばっかり!?」というツイてないことが続発で、モチベーションもダウン…。
あんまり良い年とはいえなかったけど、それを取りかえすかのように3度も旅行できたのは、不調や不運をリセットできる良い機会になったとともに、やっぱり私って心底旅人なんだ!と実感した瞬間だった。

そんなわけであんまりパッとしない年だったけど、来年は徐々に加速していければいいなと思ってます。

お寿司、来たーっ!

近所の「くら寿司」に予約してたお寿司を引き取りに。
これで2200円だなんて、やっすう〜!!
私の一存で玉子と穴子は無しにし(甘いおかずNG派)、軍艦納豆入りにカスタマイズ。
1個100円のちょっと高いほうの生エビにしたら、1個多く入っててラッキー☆

大晦日

朝から早起きして角煮を作り、エビやカニの下ごしらえをし、カニで指を二カ所負傷し、甲殻類くさい爪の間を気にしつつ池袋へ残りの買い出しに。

一台しかないはずの999仕様の車両になぜか高い確率で乗車してしまう私だったが、出勤日のみならず休日のオフピークにもこの電車に出くわしてしまう自分に笑ってしまう。

池袋東武で可愛らしいお年賀のお菓子を見つけたので、お供え用に購入。
去年は喪中だったから、こういう楽しみとは無縁だったなあ。

ちょうどお昼時だったので、西武の屋上の「かるかや」で久しぶりにうどんをいただく。たぬきうどん350円なり。ん〜、やっぱ美味しい♪
前回は夏休みだったっけ。もう休みの時ぐらいにしか来られないのが残念だ。

ちっとも冬らしくない東京、屋外だけど背中がポカポカ温かくて気持ちいい。
青空の下、仲良くうどんをたべている親子連れが微笑ましい。

今年もこうやって平穏に過ごせることが出来て良かったとしみじみ思うことであるよ。

2009/12/30

2009/12/29

宴会総括!

昨夜は池袋で忘年会だったのだが、若い幹事が大人数収容の会場を焦って探した経緯があるにせよ、なんかもう、酷かった。

一次会は「アジアン」をテーマにした居酒屋の飲み放題コースだったのだが、これのどこがアジアン?という不思議な料理ばかり。
大根サラダや枝豆、生キャベツに味噌なんて思いっきり日本だし、じゃこと明太子が乗ったうっす〜いピザは、アジアのどこでこれが食べられているのか知りたいぐらい。
お鍋はまあまあ美味しかったが、普通宴会のお鍋はメイン料理で、これが終わったらシメの雑炊とデザートでお開きというのが一般的なはずなのに、こともあろうか鍋の途中でお造りが出てきたではないですかっ!! これって最初の方で出すんちゃうのん?? おなかがいっぱいになってしまい、立派なカンパチもサーモンも残してしまったのが実に悔やまれる。
おまけに、お化粧室へ中座して戻ってきたら、謎のスープハンバーグが増えている!さっき同じような「汁に肉」の料理を食べたんですけど!!
「アジアン」というくくりにしちゃえば順番とか組み合わせとか関係ないの? これじゃあまっとうなアジアン料理が可哀想だよ。
とどめで、中座している間にドリンクのラストオーダーが終わってしまったらしく、誰も多めにお酒を注文してくれてなく、ひとが飲み残したビールをまわしてもらうというシミッタレた状況になった。

まあ、それでもビールはモルツだったし値段的にはこんなもんかと思って納得したけれど、二次会のお店が輪をかけて酷かった。
まず、宴会開始時間の10分前になっても会場のセッティングができておらず、階段でしばらく待たされた。やっと通されると、仕切りが外された隣の個室ではさっきまで行われていたであろう宴会の後方付けがされておらず、座布団も散らかりっ放し、食器も大雑把に片付けられているだけ。
ドリンクのシステムが不思議で、1グループにつき5個までピッチャーを提供、飲み終わったらピッチャーと交換でドリンクをオーダーする仕組みだった。1グループといっても何十人もいるのに、ピッチャー5個って足りなくないか?
店員はほとんど運ばず、なぜか幹事がせっせと料理を運んでいる。いくら安い居酒屋でもこれじゃあ仕事してないのも同じじゃん!
料理の方は記するに値せず。仕事で一次会に来られなかった人たちが可哀想だった。そして、ここでも最後のほうでポテトフライや枝豆が出たのが謎。だ〜か〜ら〜、それって最初に出てくるもんやんけ!!
あの大人数でトイレが男女共用で1個しかないというのもおかしい。

こういう時、食にこだわり過ぎるのもどうかとつくづく思ってしまうが、私みたいな「宴会ミシュラン」がいないとダメな店がのさばることになってしまうので、楽しい宴を過ごすためには必要なのだと勝手に思っている。

あとさ〜、幹事! 移動時間ギリギリに予約するなよ〜! そんで15分も遅れて来るなよ〜〜!!

ま、会話は盛り上がったので結果オーライ。お店はブラックリスト入りということで、来年は私がしゃしゃり出ようかと目論んでいる。

2009/12/28

ぼーねんかい!

乾杯〜〜!

この瞬間、1年の苦労が報われる。

UFOパン

地元の“町のパン屋さん”の名物、UFOパン。
タマゴたっぷりほんのり甘いさくさく生地の上に
ふわふわのパンが乗っかっていて
この食感の違いがまたおいしいのだ。

私が出勤する時間にはまだ開店してないので
休みの日にしか買えないんだけど
ここぞとばかりに買いに行った日には
どれもこれもおいしそうで目移りしちゃう。

素朴で、ほっとする味。
いいな。

2009/12/27

自宅でネギ焼き

ネギとキャベツと粉とソースがあったので、ネギ焼きを作れという指令以外の何ものでもないと思った私は、任務を遂行すべくネギ焼きを作ってみた。
ネギは関西風の青ネギじゃなくて白ネギの青い部分、つなぎも山芋じゃなくて長芋だけどまあ良しとしよう。

いろんなレシピを見て適当に作ってみた割には成功だった☆ 大阪のお好み焼き屋さんで食べた「しょうゆマヨネーズ」を思い出して半分に塗ってみたけど、ううむ何かが違う。秘伝の味はそんなに簡単に作れないもんだね。
ちなみにコテは飾りで、もちろんお箸で食べましたとさ(笑)。

あ、天かす入れ忘れた!

4415030246絶品お好み焼き・たこ焼き・もんじゃ焼き
成美堂出版 2005-11

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まったり土曜日

怒濤のような師走の忙しさも山を越え
先週はわりと和気あいあいと仕事を済ませ
全員出勤日の本日は代休をもらって自宅でまったり。
あとは月曜日に出て大掃除と忘年会を残すのみとなり
ベートーベンの第九でいえば、ラストの大合唱
「ふろいでーしぇーねるげってるふんけん」のちょい手前のとこぐらい。

お昼は地元の商店街まで散歩して
あんかけラーメンを食べたり
町のパン屋さんでおいしいパンを買ったり
本屋さんで立ち読みしたり
陸橋から電車や線路を眺めたり
ごく普通に、ごく普通の日常を味わった。

帰宅後はネットで年末のごちそうの仕入れ。
貯まったポイントでカニ足やらワインやらをオーダー。
ケガをしてから瓶のお酒を買っていなかったので
自分的には「いよいよ解禁」なカンジ。
検索しながら眠くなったのでお昼寝…。

ああ、なんかこういう自由な感じ、久しぶりだなあ。

年末の、この感じが大好き。
寂しさとワクワクが入り交じったような
独特の感覚。

最後は思いっきり歌い上げたいね。
「フロイデ!」と。

2009/12/25

グッピーの思い出

昨日も今日も仕事だったのでクリスマス・ディナーにはありつけなかったが
チキン好きな私の狙いは、スーパーで値引きされているローストチキン。
昨日も今日も3割引の立派なもも肉チキンを買っておいしくいただいた。
こんなことで満たされる自分は幸せだな〜と単純な脳みそに感心しつつ
むしゃむしゃ食べ終わった鶏の骨を見て、ふと昔のことを思い出した。

小学校低学年のころ、私は北海道の山奥に住んでいて
小さな小さな小学校に通っていた。
先生は、うちの父、お隣の先生、そして校長先生のたった3人。

校長先生のうちでは犬を飼っていた。
名前はグッピー。
今となっては種類さえ覚えていないが、西洋の中型犬だったと思う。
田舎ではとにかく珍しかった。

我が家では、骨付きのお肉を食べた翌日
グッピーに骨を持っていくのが恒例になっていた。
当時、日本は今みたいに豊かではなかったので
骨付きの肉を食べられるのは特別な日のみだったし
校長先生といえども同じだったと思う。
骨付きのお肉が食べられる特別な日、
それがクリスマスだった。

翌日、例によってグッピーに骨を持っていったら
いつもは喜んでくれる校長先生の奥さんが、なんだか様子が違う。
どうしたのかな?と思っていたら、奥さんからこんな言葉が。

「せっかく持って来てくれたのにごめんね。
 グッピー、今日死んじゃったの…」

そっか、グッピー死んじゃったのか…。
じゃあ、ホネもいらないね。
とぼとぼと家路を戻る私と妹たち。
幼い私たちには、生き物の死がピンと来なかったが
あの時校長先生の奥さんの目が真っ赤だったことは覚えている。

数日後、山の中にグッピーを埋葬するのに同行し
「グッピーここに眠る」という墓碑を一緒に建てた。
のちにお墓を探しに行ったが、どうしても見つけられなかった。

その後、わが家では骨付き肉を食べるたび
「グッピーに持っていかなくちゃ」
と冗談を言った。
決して豊かではなかったけれど
ほのぼのとしたあの田舎の生活に想いを馳せながら。

このクリスマスでどれだけのお肉が食べられて
どれだけの骨が捨てられただろう。
グッピーが何匹喜ぶ分の数なんだろうね。

2009/12/22

はぴばーすでー

職場のリーダーの誕生日だったので、部署のみんなでバースデーケーキを買ってお祝い。
切り分ける道具がなかったのでショートケーキを買ってまあるく並べてみたら、これはこれで可愛かった。
三十路か〜。私には遠い昔だなあ(笑)。

2009/12/20

矢沢永吉コンサートツアー2009@日本武道館

約20年ぶりに矢沢永吉さんのコンサートに出かけた。
九段下の駅に着いたら、白いスーツの方々がいっぱいで思わずニヤニヤ。
入場時には他のコンサートではありえない、係員の顔に向けて息を吐く“飲酒チェック”や、「タオルを肩から外してくださーい!」と注意する声などが飛び交い、面白過ぎて早くも興奮(笑)。





昔みたいに会場の外でグループが円陣組んで掛け声…というのはなかったけど、会場に入るとあちこちから「永ちゃん!」「永ちゃん!」とコールが揚がっていて、テンションアーップ!もちろん私もコールに参加。
始まる前からこんなに盛り上がるコンサートって他にあるだろうか?

矢沢さんのコンサートはオンタイムで始まることでも有名。この日も18時02分にスタートした。
登場した矢沢さんは襟付きの白いラフなシャツにブーツカットのホワイトジーンズ。ホントに白が似合うお方だ。
真横というよりも斜め後ろに近い席だったおかげで、矢沢さんのキュッと締まったおしりを見ることができた(笑)。

時に激しく、時に甘く歌い上げるボーカルにグッとくる。
還暦を感じさせないロックンローラーっぷりにしびれる。
MCで開口一番「YAZAWAの武道館はカッコイイねぇ〜!」。
いや、ホントにその通り。本人が言ってるんだから間違いない。
矢沢さんの歌ばかりに注目してしまいがちだが、バックの演奏も相当上手い。私が以前キリンジのコンサートでキリンジを差し置いて目がハート形になってしまったキーボーディスト、松本圭司さんが参加されていたのには胸がときめいたが、残念ながら私の席からはそのプレイは見えなかった。

そして何と言っても楽しいのが客席。間奏では「永ちゃん」コールで盛り上がったと思えば、バラードでは律儀に席に座ったりして、日本一マナーが良い、健全なお客さんではないだろうか。

衣装替えではグラサンに黒のシャツとブラックジーンズがカッコ良いいっ!!中盤ぐらいから知ってる曲も演奏されてさらに楽しめた。

そしてアンコールでは、やっぱりこれでなくちゃねの"素肌に白いスーツ"、キターッ!曲はもちろん「トラベリングバス」!!
この曲でタオルを投げるというお約束があるのだが、自分のところにちゃんと戻って来るように投げなくちゃいけないので気は抜けない。
みんなが投げている所を見たかったので後半は会場を見ていたが、色とりどりのタオルが宙に舞う様子が美しく、かつ矢沢ファンが一体化している姿が素敵で涙が出そうになった。
日本一のファンだよ、みんな!!
ちょっと鼻がむずむずするのが難点だが(笑)。

ラストのバラードでは前の列で声を枯らして叫んでいたイカついお兄ちゃんが涙ぐんでいたのが印象的だった。
ファンも含めて矢沢さんのことがさらに好きになった。

先のことはどうなるか分からないが、世の中を揺さぶって仕掛けていこうと思ったことも話してくれた。「攻撃は最大の防御」だと話す矢沢さんには自信が満ち溢れており、彼のポジティブなパワーが私の中にも染み込んでくるようで嬉しかった。私は彼のスピリットが大好きなのだ。

2009年をこんな素敵なイベントで締めくくることができて、ホントに来て良かった!
これからもたまにパワーを注入しに来ねばと切に思った。

さあ、帰宅して矢沢さんに乾杯だ。もちろん、プレミアムモルツでね。

B002SQ2E0SROCK'N'ROLL IN TOKYO DOME [DVD]
GARURU RECORDS 2009-12-09

日本が誇るロックスター、矢沢永吉が9月に東京ドームで行った公演の模様をノーカットで収録。還暦を迎えた記念すべき年に、実に20年ぶりとなる東京ドームでのライブを大成功させたYAZAWAの熱いパフォーマンスの数々が堪能できる。2枚組。

by G-Tools

20年選手

今夜「M-1グランプリ」と、大好きなドラマ「仁-JIN-」の最終回が放送されるので予約録画しようとしたら、ビデオデッキの日付けがリセットされて1月1日になっていた。
最近ビデオをほとんど使っていなかったので気付かなかったが、そういえば毎週予約していた「ぶらタモリ」の予約がいつの間にか消えちゃってた。
家族が暖房器具をつけまくってブレイカーが上がったんだと思ってたけど、濡れ衣だった(笑)。
時間が表示される液晶部分も消えかかっているし、どうやらもうビデオデッキ自体が寿命らしい。

いつ買ったんだっけ?と思い返してみると、はっきりした年は分からないけど、おそらく1980年代後半。矢沢さんのドームコンサートから20年経ってたことにも驚いたが、家電を20年間も使い続けている自分にもびっくり。ちなみにテレビを見たらこちらは1991年製。そろそろウチも地デジ化しないとダメか〜。

とりあえず「仁-JIN-」の最終回だけは逃したくないので、20年選手のビデオデッキに頑張ってほしい。

2009/12/19

準備万端

20年前の東京ドーム公演で買ったE.YAZAWAタオルを引っ張り出し、お洗濯を済ませてあとは出番を待つのみ。
明日のコンサートに向けて、私もタオルを投げるイメトレをしておこうっと。

思いがけず江古田でランチ

土曜出勤の午前中、突然メガネが壊れてしまった。メガネのつるを支えるネジがゆるんで取れてしまったのだが、自分で直そうにもネジが小さすぎてはめられないし、細かすぎてよく見えない。
そもそも目が悪いからメガネをしてるんじゃん、オレ。
メガネなしでは仕事ができないので、会社から一番近い眼鏡店がある江古田まで昼休みを兼ねて出かけた。

町の眼鏡店であっという間に直してもらい、江古田の魅惑的な飲食店の嵐に飲まれながら、すぐに食べて仕事に戻れるラーメンに決定。
前にも入ったことがある『麺豪K』で「カムイ」と名の付いた辛味噌ラーメンをいただいた。極太の黄色い麺にパンチのある辛味噌スープがからまり、食べ応えがある。
チャーシューというより塊肉のようなトッピングもボリュームがあり、おなかいっぱい。
個人的には麺がちょっと太すぎて食べにくいかなあ。

この辺りはラーメン店がひしめき合う激戦区で、お隣りの大勝軒では行列が出来ている。そんな中でなかなか健闘しているようだ。BGMが80'sなのも楽しい。今日はブライアン・フェリー、そしてシニータの「GTO」!懐かしすぎ!!

それにしてもいいなあ〜江古田…。

2009/12/13

難儀なカレーうどん

休日のお昼はたいてい買い込んでた納豆の試食をするか、麺類を食べるかのどっちかと決めておるんですが、この日は年末年始に向けて冷凍庫のそうじがてら、凍らして眠っとったカレーうどんをシバくことにしました。

かれこれ3か月ほど前に北海道の知り合いから送られてきた頂き物で、北海道は江別の「菊水」っちゅうメーカーのもの。

菊水は北海道の西山製麺に続いて好きな製麺所。中華麺で有名やけど、小麦の産地・江別の会社やから、うどんもうまいやろうと期待しておりました。

まず添付のカレー粉とダシを入れてスープを作るんですが、これがめっちゃサラッサラでカレーっぽさゼロ。
私が期待してたカレーうどんとはちょいとイメージ違ったんで、カレールーを1個足してとろみを出すことに。

そこに麺をブチ込んで茹でていくんですが、これがもうカチンコチンでどうにもこうにも茹で揚がらんのです。

時間が経つほどにスープのとろみばかりが濃くなっていき、限界やったんで麺を救出して別茹でせなアカン状態になりました。




この時点で私のテンションはかなりダウン。




それに追い打ちをかけるように、別茹でしたうどんがブチブチちぎれて、ひどいことに縦にまで裂けてもうたんですわ。

めっちゃ楽しみにしていたのに、自分の手際の悪さからこんなことになってもうて、ショックでしたわ。
料理でチョンボをやらかすとエライ凹みますなあ。

そんなこんなで出来たのがコレ。

*難儀なカレーうどん

見た目は不細工になってもうたけど、味はまあまあやったんでヨシとしましょう。

いつも食べてる冷凍うどんは凍ったままの状態でおいしく茹で揚がるんで、同じようにできると思うとったんですが、やっぱり凍らせた生うどんじゃうまくいかんモンですなあ。
カトキチはあの冷凍技術を相当研究してるっちゅうことが分かりましたわ。


・・・というわけで今回はとある方のレトリックにリスペクトして書いてみました(笑)。
こうやって書くと失敗料理も楽しくなるね!

2009/12/11

平日休みの金曜日

友人と平日ランチのあと、和カフェでお茶。
しょうがほうじ玄米茶なるものをオーダーしたら、ストレーナーつきのマグに入ってきて、とてもオシャレ。
ただでさえしょうがでほうじで玄米なのにハチミツまでついてきて、組み合わせが欲張りすぎて味がよくわからなかった(笑)。

人と会って会話するといろんなヒントをもらえる。
最近同世代の人としゃべってなかったから、若い人には理解しがたい悩みなども話せて良かった。

午後は病院へ傷の定期検診。特に異常はなく、このまま経過を見てさらに3ヶ月後また診てもらうことになった。
治りを早くするにはあまり口を動かさないことが大事らしい。実は最近ずっと歯の噛み合わせが気になって口を動かしまくりだったので、ドキッとした。あと、やっぱり食べまくりも良くないよね…。
すべての機能がうまくいってこそ人間の体は健康でいられることにあらためて感心した。

病院を出る時、エントランスで体の大きな金髪の人とすれ違った。あー知ってる!プロレスラーの人だ!!
帰宅して調べたら、高山善廣さんだと判明。すごい目立ってたな〜。仕事柄やっぱり怪我とかで通院しているのかな? もうちょっと時間がずれてたら、同じ形成外科で会えたかもしれない…ってなぜかプロレスラーとの出会いを期待している自分がいた(笑)。

帰りは新宿の納豆やさんへ納豆を買いに。来年の3月で廃業してしまうと聞きつけ、その前に買っておきたかったのだ。納豆専門店の「ねばり屋」さんもいつの間にか閉店していたし、なんといってもくめ納豆が倒産する時代だもの、いつでも食べられると思ってちゃいかんね。

おいしそうな納豆を買ったらなんだかちょっと元気が出て、地元のカルディコーヒーファームで食材を買いまくり。「なるべく口を動かすな」といわれた矢先だというのに、やっぱりそっちに走っちゃう私をお許し下さい。

2009/12/07

良いシワ 悪いシワ

鏡を見ると、時々現れるシワがある。

眉間に浮き出る縦ジワ。
よっぽど険しい顔をしているのだろうか。
はたまた眉をひそめているのだろうか。
このシワが現れたときは要注意。
深く刻まれないようにクリームを多めに塗っておまじない。

もうひとつ、
ケガで縫ったアゴの傷に出来る横ジワ。
皮膚が引きつれているので
顔の筋肉を動かすとどうしても出来てしまう。
でもこれ、無表情だとできないから
笑顔で口角が上がっている証拠なのだ。

あんまり歓迎できないシワだけれど
最近、縦ジワよりも横ジワが多いことは
ちょっと良い兆しなのかも?と思ってみたり。

2009/12/03

旅の思い出





風景写真を撮ったのは堺のコンビナートだけって、どうなの私…。

ほんとに楽しくて美味しくて、元気をもらえた。
気がついたら後半は関西弁になってた。
世界中旅行して、しっくり来る場所ってのがいろいろあったけど
大阪の空気は、なんだかしっくり来るんだな。
関西移住を本気で考えたりして。


食ブログのほうでは今回の旅行でいただいたオイシイモノをアップしてます。見てね。

お好み焼きのエントリにコメントくれたかた、消しちゃってゴメン。こちらに再アップしてます。今度またお好みシバきにいこ!

2009/11/24

帰京しました

帰宅後、今回の戦利品を並べてニヤケるひととき。
うしろの手ぬぐい以外は見事に食べ物ばっかりだ(笑)。
西の友人の皆さま、お世話になりました。楽しい旅をありがとう。

大阪最終日

ベタベタツアー続行中!

2009/11/23

ドライブ中〜

紅葉と朝もやがすがすがしい。これから日本海方面で冬の味覚を楽しんできます!

2009/11/22

お約束

パリに行ったらエッフェル塔に登ってしまうように、奈良に来たらやはり寄っておかねば、大仏様。

えぞ梟@心斎橋

大阪来てまでラーメンでほんますんません。ライブ会場からホテルまでの通り道にある「えぞ梟」にて味噌バターコーン750円。久しぶりにチョイスしたよ、だって安いんだもん。
山頭火の新形態のお店だそうで、道外の支店は心斎橋店のみ。


太いちぢれ麺、コクのある味噌スープ、たっぷりの野菜、チャーシュー以外にひき肉も入ってしっかり北海道ラーメン。黒いのは焦しタマネギかな?拍子木みたいなメンマがユニーク。

美味しくて私好みだったのだが、店内が妙に煙い!元ジンギスカン屋をそのまま使っているようだが、それならさらに換気設備がいいはずなのに、炒め物の煙が常にうっすらと漂っている。すっかりスモーキーになってしまった。

2009/11/21

馬の骨ライブ in 大阪

関西旅行初日のトリはキリンジの弟のソロ名義「馬の骨」のライブ。
アメ村の「大阪BIG CAT」は東京のぎゅうぎゅう詰めの会場からは考えられないほどゆったりしていて、直前に入場したにもかかわらず前の方に行くことができた。
3時間しか寝てないので正直めちゃくちゃ眠く、寝ながら倒れるかと思ったけど(笑)途中から馴染みのキリンジ曲を演奏してくれたおかげで目が覚めた。
馬の骨さんはストライプのシャツにジーンズ、まばらだったあごひげもきれいに生え揃い、髪はオールバックで、浪人生みたいだったルックスからはかなり大人になった印象。
よくよく見るとかなりの美オデコ!ん?ちょっと待った。この輪郭、パーツ、どこかで見覚えが。このままメガネをかけたら、いつも隣でギターを弾いてるデカイ人にそっくり!
やっぱり兄弟ですなあ。
アルカディアやユーアンドミーなどの「グッと来る曲」もやってくれたが、中でもグッと来たのがブルーバードの歌詞「飛ばされた涙が道しるべみたいに遠ざかる」というくだり。今まで何度も聞いてたのに、今日初めてこの言葉が耳に染み込み、泣けた。
そして、キリンジが私にもたらしてくれるものの大きさにあらためて気付かされた。
今日、来てよかったな。
てか眠い…。明日も早起き。はよ寝よ。

富士は日本一の山


VIVA!東海道!!

ちょっくらおでかけ

これから関西方面に旅行にいってきます♪
昨夜は11時過ぎまで仕事、荷造りして寝たのが3時近く、起きたのが6時…。めっちゃ眠いはずなのだが新幹線に乗るとそんなの吹き飛んでしまう。
朝食にはほんのり屋さんのおむすび。ちなみにお弁当は新横浜を過ぎてから食べたい派。

大好きな山側の窓際なので車窓の風景が楽しくて寝てる隙もない(笑)。

観光は日記に、食事は食べ物ブログに随時アップしますのでチェックしてね!

2009/11/15

有効利用

いつもの近所の道を歩いている時、ふと目にとまった線路脇の柵。
今まで何度も見ていたのに気付かなかったけれど・・・


これって線路じゃん!! へー、線路ってこういう風に利用されているのか。
ってことは? と反対側の柵をじっくり見てみたら

まくら木だ!(木じゃないけど)

鉄子としてはなんだかちょっと感動(笑)。

2009/11/09

西武鉄道999

さあゆくんだ〜 その顔をあげて〜


新しい風に〜 心を洗おう〜


古い夢は 置いてゆくがいい〜


再び始まる〜 ドラマのために〜


地元駅の車庫に横たわる999仕様の西武線列車。


先頭車両は少々遠い存在。

2009/11/08

2009/11/03

奈良ってすごい

春に東京で奈良の興福寺の阿修羅像が公開されていた。残念ながら観に行くことができなかったが、東京のあと九州を回って奈良に戻った阿修羅像が、ケースにではなくお寺の中に特別展示されることを知り、開催期間ギリギリに観にいけることとなった。
大阪に行く途中に立ち寄ろうと思っていたが、3〜4時間のせわしないスケジュールになってしまうため、まる1日奈良観光をすることにした。

となるとどこでも好きな寺に行けるわけだね。
東大寺もいいけど唐招提寺とか薬師寺もいいな〜と思っていたら、奈良人の同僚が「唐招提寺は今改修中で見られないよ」とのこと。えーそうなのか残念…とネットで検索してみたら、やたらと唐招提寺のニュースが目についた。なーんとまさにその日、唐招提寺金堂の改修工事が終わってリニューアルオープン(?)した日だったのだ。
これってもしや、呼ばれてる!?

ニュースにあった
「参列者の上にはハスの花びらをかたどった約6千枚の紙が散華としてまかれ…」
の一文を見てめっちゃ羨ましかった。
散華とは寺院での法要の時に諸仏を供養するためにまかれるもので、もともとは蓮などの生花だったのが蓮の形をかたどった色紙に代わってまかれるようになった。そんなありがたいものが頭上を舞うなんて!!

そして、唐招提寺の開設者である鑑真の坐像が輿 ( こし ) に乗せられて境内を練り歩いたらしい。
すげえよ、国宝が練り歩く町…。
その昔歴史の授業中にあまりに退屈で鑑真の写真にタケちゃんマンのメイクの落書きをして歴史の先生に見つかってめっちゃ怒られた、あの鑑真の坐像が…(ああ、済みません、本当に済みません)。

何がすごいって、この地図。


どんだけ古墳あんねん!!

京都も大概すごいと思うけど、奈良もとんでもなくすごい。
今晩、唐招提寺の特番があるらしい。楽しみ♪

2009/11/01

勾玉 on my mind

どうにもこうにも運が悪くアンラッキーなことが続いていることでお馴染みのオレだが、厄除けのお守りを身に付けてもまだまだナゾの現象が巻き起こっている。

まず、携帯のストラップが突然切れた。

そのあと、会社で履いているサボのベルトが切れた。

そして、付け替えたストラップがさらに切れた。

うわ、これって何か不吉なしるしなんじゃ?
時代劇などでは鼻緒が切れたら「はっ、もしやおとっつぁんの身に何か!」という風に虫の知らせとして使われているではないか。
3回も続くなんて、よっぽど不吉なことが…。

何はともあれストラップがないのは困る(落下防止に結構役立ってる)。今までのを直しても良かったのだけど、せっかくだから「厄除け&開運」な方向で新しいのを探すことにした。
最近、飛鳥時代にはまっている私の脳裏に浮かんだのは、勾玉!

3月に訪れた島根のパワーストーンのショップにはかわいいデザインの勾玉モノがたくさんあったので、通販でオリジナルを作ってもらおうと思ったら、現在通販は行っていないそう。姉妹店が全国にあり、一番近いショップが国分寺にあるということで出かけてきた。
オリジナルを作ってもらうつもりだったが、すでに完成している商品の石の意味が私にピッタリだったので、こちらを購入した。

丸っこくてぽってりしている勾玉の形がなんともカワイイ。これは「出雲型」というそうで、楽天で検索してもこのような形の勾玉があまりない。ちなみにカールが少なくて平べったいのは「大和型」と呼ぶそう。
水晶の勾玉が欲しかったのだが、まさにこれ! 水晶には浄化作用があり、さらに勾玉は健康を守り災難を除ける強力な魔除けなのだ。彫り物がしてあるのはドラゴンで、これは運気上昇や金運を招くシンボルらしい。
何よりも、石のなんとも美しいこと! ずっと眺めていたいほどキレイなのだ。
これだけでもう、心が浄化された気がする。

切れる=不吉を連想した私だけど、会社の同僚からはこんなことを言われた。
「ミサンガは切れたら願いが叶うっていうから、叶ったんじゃないですか? それか、厄が落ちた証拠かも」

10年前に派遣で勤めていた会社でのこと。
そこはとんでもなく忙しい部署で、みんなバタバタと倒れては辞めていった。
仕事自体は好きだったが身体が持たず、私も旅行を目指してひたすら働いた。
会社を辞める日、いよいよ職場を去ろうとしたその瞬間、すごく丈夫なはずのビニールのトートバッグの紐がブチッと切れた。
家に帰り、激務から解放された祝杯をあげようとワインを開けたら、オープナーの腕の部分がボキッと折れた。
よっぽどの厄が付いてたんだなあと苦笑しながら旅行に出かけ、旅先のスペインで新しいオープナーを買ったんだっけ。

とすると、今の職場にはものっすごい厄が付いてることになる(笑)。

まあ、効果はともあれ「何かに守られてる」安心感がきっと良い方向に向かってくれるはず。

国分寺でラーメン

国分寺の駅ビルの上にあるラーメン店へ。店名に「塩」の文字が入っているぐらいだから塩ラーメンがウリなのだが、あえて外して辛味噌ラーメン900円。
函館ラーメンを名乗っているが、麺はあんまり北海道っぽくない。スープはおいしかったけどちょっと脂っこかった。

あとで検索したら国分寺にしか店舗がないので、函館っぽい創作ラーメンなのかも。トッピングにアスパラを入れたり北海道っぽさを出しているが、北海道ラーメンにはアスパラ入ってないしね。
塩にこだわって「備前海塩」を使用しているらしいが、なぜ北海道じゃなくて瀬戸内海の塩なのだろう??
いろいろとツッコミどころ満載のお店だった(手厳しくてゴメン)。

2009/10/31

ほっとけーき。

先週末、突然ホットケーキが食べたくなってミックス粉を買ったんだけど、翌日になったら別のものが食べたくなって…ってよくあるアレで、1週間延期になっていたものを作製。
ネットで調べたらあまりかき混ぜない方がふかふかになるとのこと。さらに自分の思いつきで卵を泡立ててみたら、思いのほかふっくら厚みのあるホットケーキに仕上がった。
火加減と油の量が多くてちょっと焦げちゃったのが残念だけど、ルックス以外は完璧!ナイフを入れると生地が沈むぐらいしっとりふんわりしていて、バターとはちみつをたっぷりかけて2枚をぺろりといただいた。

ホットケーキを食べると、小学生ときのお誕生会を思い出す。
誕生日のプレゼントに買ってもらった「ママレンジ」。実際にホットケーキが焼けるという夢のようなおもちゃだったのだが、クラスのみんなにホットケーキを焼いて食べさせたくて、みんなを家に呼んでホットケーキパーティ!・・・になるはずだった。
しかししょせんはおもちゃなので電力が弱く、1枚がなかなか焼き上がらない。
じれるみんな。
あせる私。
結局どうやってあの場を乗りきったのだろう。母が見かねてガスで焼いてくれたのだろうか。

ホットケーキって何十年経ってもうまく焼けないものだなあ。

2009/10/29

パワーチャージの平日休み

代休。夕方までまったりし、吉祥寺へお出かけ。
札幌で「クスクスオーブン+ホッパーズ」というナチュラルスイーツと雑貨のショップをやっている友人がハモニカ横町の「横町ギャラリー」に期間限定で出店するため上京したので、会いに行った。
思わず見逃してしまいそうな小さなお店だが、私の前にも後にもお客さんがやってくる人気のギャラリーのようだ。友人とギャラリー関係者との間にいろいろなご縁があって今回の出店の運びとなったそう。
売り切れそうだから予約しておいたアップルダンプリング(リンゴを丸ごと生地で包んで焼いたお菓子)や、大好きな定番の焼き菓子たちと再会♪ 週末にいただいて食ブログのほうにもアップしますのでお楽しみに〜。
甘いものにはさほど興味のない私だが、クスクスオーブンのスイーツは別。できるだけ自然なもの、できるだけ北海道内で作られた材料を使って作っているポリシーに共感できるし、作っている人(友人とは別の共同経営者)を知っているから余計になのかもしれないけれど、お菓子に愛情が感じられるのが好きだ。

ショップが終わるまで私は吉祥寺で買い物タイム。山利屋でほうじ茶、物産館めぐり、東急の地下で納豆、sabloで先日落としたメガネ柄の手ぬぐいを再購入。嗚呼、吉祥寺に来ると購買欲が炸裂する!!

その後友人と落ち合って「ハモニカキッチン」へ。オシャレ男子たちがたむろしていて少々煙草が煙たかったが、ヒューガルデンの生で浮かれる。
おいしかったのが稲庭うどんのペペロンチーノ風。トッピングのパルミジャーノチーズが細かいのと荒削りなのと2種類なのがユニーク。麺ももちもちでおいしかった♪


友人とはYMOリアルタイムの頃からというそりゃ〜長い付き合いで、しばらく会っていなくても説明なしに話が通じるのが助かる。
飲み友達が年々減っている私としては、話を聞いてくれてさらに元気までもらえるような相手がいてくれるだけでうれしい。

来年は札幌に行きたいなあ。

2009/10/28

マニアな女子

いつもお昼を一緒に食べている同僚の女子たちは
私の「工場萌え」にも理解を示してくれるアートな心の持ち主。
2年前に通りかかって大興奮だった大阪府堺市のコンビナートに
来月再訪する予定であることを話すと
一緒になって面白がってくれた。

堺といえば、その昔通販CMの
「本場堺の職人さんが名前を刻印してくれる包丁」で有名だ。
じゃあ、なぜ堺が包丁の町になったのか気になって調べてみたら
堺にある「歴史的建造物」がポイントであることが分かった。

時をさかのぼること古墳時代。歴史の教科書でお馴染み、
かの仁徳天皇陵を作るために大量の道具が必要になり
そのため各地から職人が集まったことに始まるらしい。
すげえ! さすが日本一の前方後円墳!!

その後も奈良の大仏や鎌倉の大仏を造るために
堺の職人さんが活躍したらしい。
すごいっ! VIVA堺!!

てな話をランチタイムにして喜んでもらおうと思ったら
うわ、いつもより食いつきが良い!
実は全員、飛鳥時代が大好きだったのだ。

ひとりは奈良県出身の現役バリバリ(?)奈良県人。
もうひとりは名前に「明日香」とつけられたぐらい、お母さま共々奈良にはまっているという。
そして私といえば好きな時代は「飛鳥時代」で、聖徳太子と大化の改新ラブ。
ヘンなところで趣味が合いすぎる。

今日の話題は古墳と阿修羅像…
ってあのねー、工場萌えを笑えないぐらいマニアじゃん(笑)。
本日密かに「放課後古墳倶楽部」を結成した。
「3人でできる阿修羅の顔出しパネルがあったら、絶対一緒に写真を撮りたい」
そんな話題にもちゃんと乗ってくれる。
スキよ♪

2009/10/26

散財

今さらですが、書店で見かけて勢いで買ってしまった「大人の科学マガジン シンセサイザークロニクル」。シンセに関する内容が網羅され、YMOをはじめテクノな方々へのインタビューあり、開発者のお話しあり、監修が松武秀樹さんで、組立式のシンセが付録についてるときた日にゃあ素通りは出来まい。
さっすが学研、テクノキッズたちのバイブル「サウンドール」を出してただけのことはあるね!
ヴィンテージシンセの写真を見るだけでテンション上がるのは何故?四半世紀経っても刷り込みからは逃れられない(笑)。

そして、付録を組み立てるのがめんどくさいと思ってしまう時点で科学とは縁遠いと悟るオレ…(誰か作って)。

ところでこの本は箱をくっつけたまま読むの? すっごい読みづらいんですけど(笑)。

4056051836大人の科学マガジン別冊
シンセサイザー・クロニクル
(Gakken Mook 別冊大人の科学マガジン)
大人の科学マガジン編集部
学習研究社 2008-07-30

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2009/10/25

還暦ロック

ちょっと前、NHKの深夜の再放送で矢沢永吉さんのドキュメンタリー番組を見た。
プレミアムモルツやブルーレイのCMでテレビではよくお目にかかっていたので、音楽活動も順調にこなしていると思っていたのだが、実はこの1年間音楽活動は休止していたそう。
休止した理由は、60歳を前に自分自身を見つめ直したかったから。
音楽以外に自分に何ができるのかを見つけたかった。
その結果、自分には音楽しかない。そして、それがごく限られた人間にしか与えられていないということを悟った。

あのYAZAWAですらこんな風に思い悩むことがあるんだ!と驚くとともに、「60歳」という壁が思った以上に大きいことを知らされる。
ロックンローラーとして常に第一線で活躍してきた人にとって、老いは最大の敵といえる。

数年前に観に行った矢沢さんのトリビュートライヴでご本人がステージに上がり、白いタンクトップの上からでもその素晴らしい6 packの腹筋を垣間見ることができた。老いとは無縁だと思っていたので、そんなかたでもやはり60歳の壁は強敵なのだなあと気付かされる。

しかし彼は「海の向こうにはミック・ジャガーみたいな現役のロッカーがいるが、日本にはまだいない。だったら俺が最初になってやろうと思った」そうだ。

ぐわー、かっこいい!!!

もうひとつ印象的だったこと。
若い頃はもっと売れてやろうとかいう欲が強かったけれど、50、60でそれをやっちゃうのは格好悪い。この歳になるとあんまりガツガツいかなくなった、というようなことを話していた。
おそらくそれは揺るぎない地位を獲得したからこそ言えることなのだと思うが、莫大な借金を抱えて数年で返すという苦労も味わってきたことを思うと、今やっと全てを悟り、心に平穏が訪れた時期なのではないかと思う。
年齢を重ねるととともに矢沢さんの人間味がどんどんあふれてきているのがうれしい。
娘さんとナチュラルに共演できるようになったのもすてきだ。

還暦でもロックを続けられるのは、かっこ良くありたいと思う本人の気持ちが一番大事なのではないかと思う。そのスピリットにみんなが惹き付けられ、ついていくのだ。

音楽の行く末に不安を感じて自ら命を絶ったトノバンさん。
悩みを抱えて一旦休んだ末に答えを出した矢沢さん。
どちらも同世代。
走り続けてきた人が休むのはとても必要なことだと思う。

満を持しての東京ドーム復活ライヴはめちゃくちゃかっこよくて、これを見逃した自分が悔やまれた。しかし12月に日本武道館で5 daysライヴが行われることを知り、ラッキーなことにチケットをゲット!!
A席なので「どんだけ真横やねん?」ってぐらい真横なのだが(笑)この空間にいられることを楽しもうと思う。

さーて、タオルを探しておかないとなっ!

B002COC9GUROCK'N'ROLL
矢沢永吉
GARURU RECORDS 2009-08-05

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2009/10/24

世の中は本当に音楽が必要か?

トノバンさんの死が自分の中でちょっと尾を引いている。
ユキヒロさんと親しかったというだけで、私にとっては
親戚の叔父さんが急死したような気分なのだ。

彼の遺書にあった
「今の世の中には本当に音楽が必要なのだろうか」
という言葉が胸に深く突き刺さる。
聞く側が必要性を感じなくなっただけでもとても悲しく思うのに
それが発信する側だったとしたら…。
残酷な結果になってしまったのには
多少なりとも理解ができる。


私が中学1年生だった時、
今思えばすごくユニークな先生に音楽を教わっていた。
音楽の教科書はほぼ使わず
先生が手描きで書いたガリ版の楽譜を見ながら歌う。
その曲は、すべて70年代のフォークソング。
歌の授業が終わったら教科書の譜面をノートに写して
終わった人から帰って良いという型破りな授業だった。
私がメロディアスな曲が好きなのと
楽譜が読めるようになったのは、この授業のおかげだ。
そしてこの授業で、好きだなと思った曲がある。
「あの素晴しい愛をもう一度」や「白い色は恋人の色」。
誰が作ったかも知らずに歌っていたのだが
どちらもトノバンさんの曲だと知ったのは
もっと大人になってからのことだった。

音楽家・トノバンさんの存在を初めて意識したのは
矢野顕子さんのアルバム『愛がなくちゃね』で
「悲しくてやりきれない」のカバーを聞いた時。
原曲よりも存在感のある曲に仕上がる“矢野さんマジック”もプラスされ
そのあまりの切なさに胸がしめつけられた。

ニュースではフォークルやミカバンドなど初期の曲ばかりが取り上げられ
奇抜でアグレッシヴな印象を与えがちだが
私が「いいな」と思った曲から察するに
実はとてもセンチメンタルでロマンチックなかただったのだと思う。

思うように曲が作れない歯痒さがあったのだろうか。
今の自分を受け入れてもらえないのは
芸術家としてはつらいことだけれど
過去に残した曲を何度も耳にするのは
「名作」のみに与えられた特別なことではないだろうか。

トノバンさんの曲と同じように
子供の頃から何度も耳にしていた大好きな曲があった。
それがバート・バカラックさんの曲だと知ったときの嬉しさ。
バカラックさんも70年代以降目立った活動はしていなかったが
昨年の来日公演ではご高齢とは思えぬほど活き活きとしていらっしゃったし
往年の名曲が次々演奏されていくのは本当にうれしかった。
聞く側も、そして演奏する側も、長生きしていて良かったと思えた瞬間だった。


ねえねえ、トノバンさん。
そういうんじゃダメだったの?
あたし、バカラックさんにもジョアン・ジルベルトさんにも
とってもとっても感動したよ。
お年を召した人にしか出せない味っていうのがあると思うよ。
確かに昔に比べて音楽を欲する機会は減ったかもしれないけど
無くなるととっても味気なくてつまんないよ。
でも、それに悩んで逝ってしまったトノバンさんは
きっと年齢に見合わないような
青くて熱い“アングリーヤングメン”だったんだろうな。

愛がなくちゃね。愛がなくちゃね。
矢野顕子

曲名リスト
1. 愛がなくちゃね
2. 悲しくてやりきれない
3. ホワッツ・ゴット・イン・ユア・アイズ?
4. おいしい生活
5. みちでバッタリ
6. 女たちよ男たちよ
7. あいするひとよ
8. スリープ・オン・マイ・ベイビー
9. アナザー・ウエディング・ソング
10. どんなときも□どんなときも□どんなときも
11. グッド・ナイト

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2009/10/22

すくわれるもの

帰り道お豆腐を買って、遅い夕食は湯豆腐。
これがすこぶるうまい!
水に昆布をつっこんで豆腐を入れて温めたものに
おだしをつけただけなのに
何というおいしさ!
1丁ぺろりと食べてしまった。
たった98円でこんなに幸せになれるなんて。

今週はいろいろと人が亡くなり
気が付くとふさぎ込んでしまっていた。
せめてもの気休めに眺めた夜空には
流れ星の尾すらかすめやしない。
とことん運から見放されているのか…と
ネガ山ネガ子になっていたのだが
このおいしいお豆腐で一気にすくわれた。
正しくは「すくった」お豆腐で「すくわれた」のだが。

そうか。
すくうことで、すくわれるのだね。

死んでしまっては、お豆腐もすくえない。
悲しいことやつらいことや切ないことや憤ることが
たっくさんたっくさんある世の中だけど
いつでも
湯豆腐がおいしいと思える状態でいたいと思う。

2009/10/18

訃報

誕生日で浮かれて帰って来て
酔ったイキオイで日記をアップしたあと
加藤和彦さんの訃報を目にした。
私の誕生日が誰かの命日になるのは実に悲しい。

加藤和彦さん。
いつもオシャレでカッコイイかた。
長身で、お年を召しても若々しくて
そんなに夢中になったわけではないけれど
見ると、ああ、素敵だなと思っていた。

悠々自適なイメージがあったので
自殺で亡くなるなんて微塵も思わず
余計にショックだった。

うつ病から救う手はないものだろうか。
悲しい。

2009/10/16

おふだの効果

八方ふさがりで相変わらず何かをやらかし気味なオレ。
昨日もあわやの時点で大きなミスを発見され、さらにそのミスが別なミスを招くという本当に情けない状態に心底気持ちが萎えた。
大國魂神社のおふだを会社のデスクの前に貼っているけど、あんまり効き目はなかったなあ…とションボリしていたら、やさしい同僚が
「やっぱりおふだの効き目あったね!」
と、私と真逆なことを言うではないか。

「だってさ、普段ほとんどミスを発見しないような部署がたまたま見つけてくれたんだよ。そのおかげでもうひとつ重大なミスが防げたんだもの、絶対おふだのおかげだよ!」

嗚呼、なんてポジティヴ・シンキングなの!
2人して思わずおふだに向かって
「ありがとうございました!」
と柏手を打った。

私が今の会社で頑張れるのも、こういうエモーショナル・クオリティ(心の知能指数)が高い同僚たちに支えられているから。
この縁(えにし)を結んでくれたことに感謝するとともに、大国主さまのもうひとつのご利益が縁結びであることを深く心に刻んでおく。

2009/10/11

厄払い@大國魂神社

大國魂(おおくにたま)神社は、府中に映画を観にくるたび立ち寄っていた馴染みのある場所。明治神宮なんかよりももっともっと古く、111年創立っていつ〜〜??「1192作ろう」より「794うぐいす」より「645ろしたる」よりも昔からある、めちゃくちゃ歴史のある神社だった。
境内は早めの七五三をお祝いする家族でいっぱい。



八方除けのお守り、お札、絵馬の「厄よけ3点セット」を購入し、太鼓のイラストの絵馬に願い事を書いてきた。隣にかかってる小さいのは売店では売ってなかったので、祈祷してもらった人用のものなのかな。こちらはいなばの白うさぎ。あれ?もしかして出雲と何か関係ある?
そういえば出雲大社で買ったお守りと大國魂神社のお守りを一緒に持っていて、神様がけんかしないだろうか?

家に帰って調べてみたら、あららびっくり!出雲大社も大國魂神社も、お祀りしているのは大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)だったのだ!
思えば3月に島根に旅行したのも自然に引き寄せられた感じだった。大國魂神社にいつもしっくり来ていたのは、もしかしたら呼ばれていたのかもしれないな。

帰りに地元の老舗和菓子店・青木屋さんに寄ったらカラスをモチーフにしたお菓子があったので、もしや?と思ったら、これも大國魂神社の守り神とされる“やたがらす”(サッカー日本代表のエンブレムでもお馴染み)で、7月20日に行われる「すもも祭り」でこのからすの絵が入った扇子や団扇が配られるのだとか。
いや〜、知らないことばかりで面白い面白い。てか、すもも祭りなんていうあまずっぱいお祭りが毎年行われいたとは! 来年は絶対行かなくちゃ!!

大国主大神は別名・大黒様。豊穣の神、そして食物・財福を司る神。もう、これ以上私にぴったりの神様はいないではないか!(笑)
しかもほかに大黒様を祀っている浅草寺や神田明神は私が好きな寺社。点と線がつながった。
昨日友人から「神社はゆかりのあるところにお参りした方がいい」と言われたのだが、ゆかりってこのことなんだなと思った私。

rakuten