帰り道お豆腐を買って、遅い夕食は湯豆腐。
これがすこぶるうまい!
水に昆布をつっこんで豆腐を入れて温めたものに
おだしをつけただけなのに
何というおいしさ!
1丁ぺろりと食べてしまった。
たった98円でこんなに幸せになれるなんて。
今週はいろいろと人が亡くなり
気が付くとふさぎ込んでしまっていた。
せめてもの気休めに眺めた夜空には
流れ星の尾すらかすめやしない。
とことん運から見放されているのか…と
ネガ山ネガ子になっていたのだが
このおいしいお豆腐で一気にすくわれた。
正しくは「すくった」お豆腐で「すくわれた」のだが。
そうか。
すくうことで、すくわれるのだね。
死んでしまっては、お豆腐もすくえない。
悲しいことやつらいことや切ないことや憤ることが
たっくさんたっくさんある世の中だけど
いつでも
湯豆腐がおいしいと思える状態でいたいと思う。
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