昨夜は大好きなバンドのライヴを観に行った。
3年前に知ったこのバンド、前身はYMO系のカヴァーをやっていて、その選曲がとにかく渋い。教授や幸宏さんのソロやプレYMOのキリンやカクトウギセッションなど、直球YMOではないところにまたYMOファン独特のひねくれを感じたものだが、メロウでアーバンなオリジナル曲と演奏力の高さにすっかりまいってしまい、YMOとは関係ないところで密かに大好きなバンドだった。コッソリ入手したライヴ音源を何度も聴いていた。
なかなかライヴをやらないバンドなので気付いた頃には終わっていることが多く、共通の知人は多いのに誰一人として誘ってくれず、これは直接コンタクトをとるしかないと思っていたところ、ふとしたきっかけでついにバンマスであるギタリスト様と知り合うことができた。こっ、これは運命!?(バカ)
募る想いのたけをぶつけたのだが、私のあまりの熱意に押されたのか(?)今回のライヴが決まってすぐにご連絡をいただいた。ワーハピではお互い近くにいたのに出会えず最後の最後に再会。これも運命!?(バカバカ)
そして念願かなってついに3年越しの片想いを実らせる日が来た。
青山にあるオシャレなライヴハウスに入ると、お客さんは若い女性が多くてびっくり。ハモンドオルガンのカッコイイ曲がかかっているのがナイス。
ドリンクバーで順番を待っていたら、すぐそばにいたギタリスト様に肩を叩かれ、超キンチョーのためしどろもどろになってしまい、あまり話せなかった。私って本当に好きな人とはあまり話せないのだ…。
怪我のあとなのでお酒は控えようと思っていたが、ビール×トマトジュースのカクテル・レッドアイがあったのでオーダー。1週間ぶりなのでお酒が回る回る。
対バンはバンドのキーボーディストさんがリーダーの別バンドで、大人のシティポップス。ヴォーカルの女性が美人だ。
そしていよいよ待望のステージ。いや〜、オリジナルがめっちゃかっこいい。メロウでアーバンなクロスオーヴァー。そしてギタリスト様が笑顔でプレイしてるのがとにかくいい。メロウでアーバンなのに笑顔だなんてもう、素敵すぎる。
ダブルキーボードのお一人は私が大好きなクラヴィアの赤いキーボード“ノード・エレクトロ”を弾いていたのもかなりラブ。女性パーカッションの存在もナイス。
YMO系のカヴァーもあり、教授の『音楽図鑑』から「ETUDE」(途中のジャズっぽくなる複雑な箇所が完コピだったのには驚愕!)、幸宏さんの「STAY CLOSE」、ビートニクスの「ちょっとツラインダ」など記憶の片隅をくすぐるマニアックな選曲にニヤリとさせられる。
アンコールでは対バンのメンバーも加わって矢野顕子さんの「ひとつだけ」でシメという、とてもハッピーなラストだった。やっぱり巧い人たちの演奏を聴くのは楽しい。
ギタリスト様がハンサムなので若い女性ファンが多いのも当然なのだが、もっと上の年齢層にも聴いてもらいたいなと思った。
あと、音源作った方がいいです絶対。単に私が欲しいだけなのだが(笑)。今度リクエストしてみようっと。
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