みうらじゅんさんと笑い飯哲夫さんを迎えて2部構成のトークショー。
仏教をポップな切り口でプレゼンしてくれるみうらさんらしく
スライドを使ってのトークが楽しかった。
特にスゴかったのは“アウトドア般若心経”。
般若心経で使われている漢字1文字1文字を
町の看板から写真を撮って完成させたもの。
難しい文字をわざわざ遠くまで
そのためだけに行って撮影して帰ってきたりして
何の修行だろう?と自分でも思ったのだそう。
本物のお坊さまから
「写経の“写”は写真の写でもあるので、これも立派な写経だ」
と言われていて、なるほどなと感心。
駐車場の「空きあり」という文字を見て
“空き”が“ある”、つまり空即是色を体験した話しとか
すんごく面白かった。
哲夫さんは彼の対訳の般若心境の本を持っているのだが
みうらさんに比べて割と忠実に仏教の基本を話してくれた。
クリスマスではあんなに盛り上がるのに
お花祭りが盛り上がらないのが残念でならないという意見、
全く同感でございます!!
ぜひみうらさん主催で
ハッピーバースデーブッダ祭を開催していただきたい。
3/19 シャーラタンズLIVE@o-east
90年代、おそらく一番好きだった英国のバンド。
メンバーの逮捕や急死など様々なことを乗り越え
未だに頑張っているのが素晴らしい。
久々に観たメンバー様たち、あんまり変わってない。
ボーカルのティムちゃん、超カワイイ!
こんなにキュートな47歳を初めて観た!!
他のメンバーがニコリともしないで淡々と演奏するのも
当時のまんまだったので懐かしかったが
陰鬱な曲より明るめの曲が多くなった気がする。
バンドの今の精神状態を表しているのだろう。
すごく楽しかったのだが
前座含めて2時間半のスタンディングはかなりキビシかった…。
博士と彼女のセオリー
ホーキング博士の元妻が書いた原作をもとに
彼の半生を描いた映画。
学生時代にALSを発症し、余命2年と宣告され、学生結婚。
若い頃のホーキング博士が本当にチャーミングで
誰だって恋してしまうに違いない。
しかし、次第に身体の自由を奪われてゆき
妻が介護で大変な状態になったとき
教会の男性に手助けしてもらうことにしたのだが
この男性がまた素敵でさ…。
そうだよね、そりゃそうなるよね、という
当然の成り行きになるのだが
博士も承知という、このあたりが実にせつない。
そして彼も介護を担当した看護士の女性と
人生を供にすることになる。
テレビでは博士と妻の愛の物語と紹介されていることが多いが
病気を機にお互い必要である相手が変わってきてしまった
という現実的なことに考えさせられた私だった。
妻が博士のメガネをスカートの裾で拭くシーンが
メガネ人的としては一番印象に残るシーンでありました。
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