2007/12/24

クリスマスプレゼントfor自分

昨日ブックオフで坂本龍一さんの楽譜を買いました。
私が持ってる教授のピアノ譜は最近のセルフカヴァーをさらにアレンジしたものなので原曲から遠いものがあったり、最近の曲ばかりでさっぱり馴染めず(教授の思い出は『MEDIA BAHN LIVE』で止まってます…)バンドスコアは音符が小さすぎて見ながら弾くのは難しかったのですが、『音楽図鑑』『未来派野郎』など初期の曲が多く載っていたので買っちゃいました。

「DEAR LIZ」や「ラストエンペラーのテーマ」などをかっこ良く弾けたらいいな〜と思ってたけど、譜面になったものを見て、あまりの難しさに愕然!変拍子、臨時記号、はたまた今まで見たことのない拍子のない小節など、難題の嵐。おまけにコードネームが書いてない曲がある!頼むよ〜kmpさん!!
チャカチャカとシンセのシーケンスが16ビートで入ってる「黄土高原」は、チャカチャカがそのままアレンジに反映されてるし(笑)弾けないでしょ普通。こんなせわしないの弾いてて楽しくないし。そこまで原曲に忠実じゃなくてピアノソロ用にアレンジしてくればいいのに。アレンジしたらしたでお客さんからクレームが来るらしいので、なかなか難しいみたいですが…。

昔はこんな複雑な曲ばかり書いてた教授。きっと彼に憧れてピアノやキーボードを志し、あまりの難しさに挫折した人も多いはず。あの頃教授がある程度弾きやすい曲を書いてくれてほんのちょっとだけファンサービスしてくれてたら、日本のピアノ人口はもっと変わってたかも、なんて思ったり。
でも、この敷居の高さが教授の教授たる由縁なんだわ〜。

ところで私、「黄土高原」のことをずっと“おうどこうげん”と読んでたけど、正しくは“こうどこうげん”だと知った、そんな2007年。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

”こうど”だったのですか!

おかげさまで
ぼくも2007年中に知ることができました。

さらたび。ぷるみえ さんのコメント...

NHKで中国の黄土高原の特集をしてた時、ナレーターが“こうどこうげん”って読んでいて、ビックリしました。時々“こうど”とルビ振ってるものを見ても、ずーっと誤植だと思ってました。
どちらにも読めるみたいだけど、wikiにも“こうど”が正式だと書いてありました。

rakuten