昨日は一緒にブラジルを旅行して仲良くなった、気心知れた友人たちとの会「Clube da bebada」(クルービ・ダ・ベバダ=飲み助倶楽部)久々の定例会開催日。
東北みやげの日本酒を持って倶楽部会員宅まで出かける準備をしていたら、3時ぐらいからかなり豪快な雷雨になってきたため、少し収まってから出かけようと待機。
外を見るとものすごい雨が畑の土を叩き付け、満開のサルスベリもパラパラと散っていた。かなり近い場所でカミナリが鳴っていたので、こりゃあ落ちるな…とパソコンの電源を落とした。
少し小降りになったところで家を出て駅に向かったが、途中の踏切の様子がおかしい。踏切のバーは下りているのに、音が鳴っておらず明かりもついていないのだ。
うわ、これはもしや一大事が起きているかも。
とりあえず踏切を渡らない道を通って駅まで辿り着いたが、駅の中は真っ暗。
落雷による停電のためいつも利用している西武池袋線がストップしてしまったのだ。
なぜこんな大事な日に!
改札のまわりには人が溢れ、しばらくは電車も動かないとのこと。
無理して別ルートで出かけても帰りがどうなるか分からない。なんだか気弱になった私は友人に電話で事情を話し、そちらに向かえないことを告げた。
「仕方ないね」と残念がっていたが、ほんとに仕方ない。
駅を離れようとした時、駅員さんが振替輸送の切符を配っているのが見えた。
さっきまて気弱だったのに、ずっしりと重みを感じる鞄の中の冷えた酒瓶や、友人宅のテーブルに並べられたご馳走を想像するといてもたってもいられなくなり、振替輸送の切符をもらってバスに飛び乗った。
ふっふっふ、だって私にはスマホがあるんだもん!どこで降りるか迷わずにたどり着けるのだ。
バスから西武新宿線(こっちは動いてた)に乗り換え、渋谷区の友人宅へ向かう。渋谷に着いたら雨が降った気配すらなく、傘を持っている人さえいない。長靴をはいて大汗かいてる私は一体どこから来た人?ってカンジだった。
1時間遅れただけで無事到着。おいしいお酒とお料理に舌鼓を打ちながら、久々の再会に会話も弾んだ。
飲み助はお酒のためならどんなことをしてでもたどり着くのだ!
「私たちのチーム名知っていらっしゃるの?」と雷神にスゴみたい気分だった。
帰りが気になったので西武鉄道に電話すると、つながらない!つながっても誰も出ない!!心配になったのでちょっと早めにおいとまして井の頭線〜バスで帰ったが、その少し前に西武線が復活していた。な〜んだ、もっと早めに教えてくれよ…。
自宅近くの踏切を通ると、電気系統をチェックしている保線区のかたたちとすれ違った。
簡単に「もっと早く」なんて言うけど、こういう人たちがいて下さるおかげで私たちは日々当たり前のように電車に乗ることができてるんだよね。
どうもありがとうございます。
雷神にかわってお詫びいたします。
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