連日ニュースで取り上げられている「派遣切り」。
契約違反で解雇され収入がなくなる上に、社宅から追い出されて住む家さえ失ってしまうなんて、悲しすぎる。
しかも年末に!
この時期、仕事がないというのは本当に侘しい。
1月から12月までどの月が切ないかというと、ダントツで12月だ。
去年、私がそうだったからよく分かる。
社会人1年生の年、寄りに寄ってクリスマスの日に解雇されたこともある。
仕事が見つからない→自信喪失→ネガティヴ
それがオーラに出ているのか、面接もなかなかうまくいかない。
どんどんと負のサイクルにはまってしまう。
わが国の総理がハローワークで相談に訪れた青年に言ったそうだ。
「目標を持たなければ仕事は見つからない」と。
そんなに誰も彼も目的意識を持って働いているのだろうか?
私は、目標を持って上京したその年に目標を失ってしまった。
それ以来なんとなく流されて今の仕事に就いたけれど
(今は自分の仕事が好きだし一生続けたいと思ってる)
私から見て輝いている仕事に就いている友人たちだって
成り行きで気がついたらこうなったという人が多い。
前にmixiをやってた時、仕事に関する日記にコメントをもらったことがある。
「私は子供の頃から努力して、いろんなことを我慢して今の仕事に就いた。
思うように仕事に就けない人は努力していないのだと思う」
あー、そうですか。頑張ったんですね。良かったですね、おめでとう。
それはそうと、思いっきり帰国子女ミスユニバース的な上から目線ですね(笑)。
マイミクのマイミクは所詮友達ではないよね。
結局は「子供の頃にいろんなことを我慢したのだから、その結果得た仕事が満足じゃないなんて思いたくない」っていう不幸な人なんじゃないかと思う。
私は我慢しなくてこうなった。
風の先の終わりを見ていたらこうなった。
海の波の続きを見ていたらこうなった。
でも、それを全然後悔してない。
政治家なんて目的意識を持って成った最たる職業。
そんな人に、働きたくても仕事がない、どんな仕事でもいいから働かせてほしいという人の気持ちなんて分かるものか。
ひとり12000円なんてあぶく銭要らないからさ
きちんと働きたいという“目的”を持っている人たちの支援に
貴重な予算を使ってくれればいいのに、国家さん!
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