有楽町へ映画「ヘアスプレー」を観に行きました。ずっと前にディヴァインがお母さん役をやったヴァージョンが面白かった覚えがあるので、リメイクも面白いだろうと思って。
うろ覚えでポッチャリの女の子がダンスでスターになるハッピーなお話だと思ってたけど、実は人種差別や偏見をテーマにした社会派のストーリーだったのでした。
60年代初頭のアメリカ・ボルチモアが舞台なんだけど、白人と黒人がダンスフロアを分けて踊らされていたり、毎日やってるダンス番組の1日だけ「ニグロデー」として黒人だけが出る日だったり、ボルチモアの風土が分からないんだけど、つい最近までこうだったんだな~と思って切なくなりました。
でもストーリーは勧善懲悪、いいもんとわるもんがきっぱり分かれていて判りやすく、ラストもハッピーエンドだし、スカッとした気分で見終われる、誰もが楽しめる映画。音楽もかっこいいし、特に黒人シンガーたちの歌、ホントかっこいい。ミュージカルが苦手な私にも楽しめました。
予備知識として知ってたジョン・トラボルタのビッグサイズの女装にはビックリ!というか感心!!なんかもー、ホントのデカいおばちゃんみたいですっごくキュート。娘と一緒に派手な衣裳で踊るところでは「さすがサタデーナイトでフィーバーした男!」と思っちゃいました。
こないだやってたドラマ「パパとムスメの7日間」の舘ひろしも女子高生と心が入れ替わる役でかなりキュートだったけど、男前があえてこういう役をやるのって、すごく胸キュンです(笑)。
そしてさらに驚いたのが父親役がクリストファー・ウォーケン!
お父さんというよりおじいさんみたいだったけど(70近い??)ちょこちょこ登場してはいい味だしてます。
ほかにもトレイシーの親友でいつもロリポップキャンディをなめてるアマンダもカワイイし、テレビ局のクソ意地悪い女ミッシェル・ファイファーもほんと上手いし、とにかく楽しい映画でした。
終わってから交通会館の物産館めぐりをしようと思ったら、あの辺が大変なことになってた!ごちゃごちゃといろいろあったアヤシイ(?)お店がなくなり、イトシアとマルイが出来てたのです!!
道も整備されて広場になってて、やたらきれいで有楽町じゃないみたいでした。地下にフードコーナーがあるのでチェックしたら、すごい行列。なんと、クリスピークリームドーナツに1時間半待ち。すげー!平日なのに!!カレルチャペックやベトナム風お好み焼きバインセオ屋など気になるショップも。
残念なのは、あそこにあったコカレストランのクラシカルな建物がなくなってしまったこと。ああいう歴史的な建物が取り壊されてしまうのは悲しいなあ。やっぱり私にはオシャレなイトシアより交通会館がホッとします。
新橋駅前ビルもいつか取り壊される日が来るのかなあ。悲しいなあ。
0 件のコメント:
コメントを投稿