全く思い出せないサイン色紙を発掘。
誰?誰だっけ??
(知人だったらゴメンナサイ)
2009/09/22
ザ・タイムマシ〜ン!
タイトルは小林克也の声で。
暇なので懸案だった押し入れの整理を始めたら、こんなものがっ!
中学の頃のアイドル。なんか捨てられない(笑)。
パティ&ジミーのバインダーとスナックチップ(5/8チップのオリジナルサイズ)にも注目!
2009/09/21
怪我しました その3
↓下にコトのてん末が書いてあります。
9月21日敬老の日。
12時前に寝たのに朝ドラぎりぎりの8時過ぎに起床。「つばさ」がハッピーエンドに向かっているのが救いだ。
今日から自分で消毒しなくちゃいけない。否が応でも傷を見ることになる。
おそるおそるガーゼをはがしてみたら、やや落ち着いてきたのか生々しさは薄れていた。単に私が慣れてきたのかもしれない。
黒い糸が入ったままなのでフランケンシュタインというよりハエ男の恐怖みたいだ。
朝食には母が買ってきてくれたふかひれスープをいただいた。ふかひれだけならスルスルっと飲み込めたのだが、シイタケと鶏肉が入っており、これが弾力があって噛めない。仕方ないので噛まずに無理矢理飲み込んだ。ついでに化学調味料が入ってたので味が濃かった。
食べ物を口にしていないと素材本来の味の善し悪しがよく分かる。
間食には果物ジュースに大麦若葉と食物繊維のパウダーをプラス。
お昼はコーンポタージュ。やっぱ無添加はおいしい。
夕方、食べられそうな物を買い出しに。
スープだけだとタンパク質不足になるので、豆乳と豆腐を購入。
くずきり、寒天ゼリー、プリン、アイスクリーム。あれ、なんかおやつが多いな(笑)。
おかずになる固形じゃないものってあんまりないんだよね。
介護食を作っているご家族の苦労が忍ばれる。
「薄かったり細かったりするものだったら食べられるかも?」と買ったバナナチップと極細プリッツはちょっと無理だった。口に入って噛み砕くまではできるけど、うまく飲み込めない。
こういう歯に積もる系は普段は舌がうまく除去してくれるんだけど、それができないので積もりっぱなし(笑)。歯磨きが命がけの身としてはこれらがNGであることが分かった。
舌の役割ってほんとに大きいんだなあ。舌ってすごい。
意外においしかったのが寒天ゼリー。お豆腐みたいなパックにどかーんと入ってる素っ気ないパッケージなのだが、これがトゥルンと簡単に吸えて飲み込みやすい。寒天だからローカロリーなのに食物繊維たっぷりで空腹感もなくなる。300gで100円と安いのも魅力的。今まで素通りしててゴメンよう〜〜。
今後は調理に寒天をうまく取り入れてみようかな。
問題は、これがいつまで続くか。
家ではいいけど、会社でズルズルすすって食べるのはちょっとお行儀が悪いしなあ。
会社復帰の頃にはもうちょっと良くなってるといいんだけど。
帰宅した母親から、身近に3人も縫合手術をした人がいた話を聞き、傷が分からないほどきれいに治っていたそうだ。そのうち1人は私と同じ大学病院の別な科にかかっていて、専門の形成外科ならもっときれいにやってくれるのでは?と言ってくれたそうだ。
フランケンシュタインを見た時には相当落胆した私だったが、それを聞いてちょっとだけ気が楽になった。
9月21日敬老の日。
12時前に寝たのに朝ドラぎりぎりの8時過ぎに起床。「つばさ」がハッピーエンドに向かっているのが救いだ。
今日から自分で消毒しなくちゃいけない。否が応でも傷を見ることになる。
おそるおそるガーゼをはがしてみたら、やや落ち着いてきたのか生々しさは薄れていた。単に私が慣れてきたのかもしれない。
黒い糸が入ったままなのでフランケンシュタインというよりハエ男の恐怖みたいだ。
朝食には母が買ってきてくれたふかひれスープをいただいた。ふかひれだけならスルスルっと飲み込めたのだが、シイタケと鶏肉が入っており、これが弾力があって噛めない。仕方ないので噛まずに無理矢理飲み込んだ。ついでに化学調味料が入ってたので味が濃かった。
食べ物を口にしていないと素材本来の味の善し悪しがよく分かる。
間食には果物ジュースに大麦若葉と食物繊維のパウダーをプラス。
お昼はコーンポタージュ。やっぱ無添加はおいしい。
夕方、食べられそうな物を買い出しに。
スープだけだとタンパク質不足になるので、豆乳と豆腐を購入。
くずきり、寒天ゼリー、プリン、アイスクリーム。あれ、なんかおやつが多いな(笑)。
おかずになる固形じゃないものってあんまりないんだよね。
介護食を作っているご家族の苦労が忍ばれる。
「薄かったり細かったりするものだったら食べられるかも?」と買ったバナナチップと極細プリッツはちょっと無理だった。口に入って噛み砕くまではできるけど、うまく飲み込めない。
こういう歯に積もる系は普段は舌がうまく除去してくれるんだけど、それができないので積もりっぱなし(笑)。歯磨きが命がけの身としてはこれらがNGであることが分かった。
舌の役割ってほんとに大きいんだなあ。舌ってすごい。
意外においしかったのが寒天ゼリー。お豆腐みたいなパックにどかーんと入ってる素っ気ないパッケージなのだが、これがトゥルンと簡単に吸えて飲み込みやすい。寒天だからローカロリーなのに食物繊維たっぷりで空腹感もなくなる。300gで100円と安いのも魅力的。今まで素通りしててゴメンよう〜〜。
今後は調理に寒天をうまく取り入れてみようかな。
問題は、これがいつまで続くか。
家ではいいけど、会社でズルズルすすって食べるのはちょっとお行儀が悪いしなあ。
会社復帰の頃にはもうちょっと良くなってるといいんだけど。
帰宅した母親から、身近に3人も縫合手術をした人がいた話を聞き、傷が分からないほどきれいに治っていたそうだ。そのうち1人は私と同じ大学病院の別な科にかかっていて、専門の形成外科ならもっときれいにやってくれるのでは?と言ってくれたそうだ。
フランケンシュタインを見た時には相当落胆した私だったが、それを聞いてちょっとだけ気が楽になった。
怪我しました その2
下にその1があります。
9月20日、日曜日。
朝起きていつものように歯を磨こうとした時、鏡を見て気付いた。
ああ、私、怪我したんだっけ。
ガーゼを当てた左側をかばいながら歯ブラシを口に入れるも、縫った傷口が引っ張られて歯ブラシの厚みでさえ口に入れにくい。なんとか磨いたが今度は口がすすげない。すすぐ時に使う口の筋肉が使えないのだ。
朝はジュースを飲んだが、昼はさすがにおなかが空いたので(最後にまともに食べたのは前日の昼食)おじやなら何とか食べられるかな?と卵と味噌のおじやを作ってみたが、口が開けられない上に半分からしか流し込めないので、大きなスプーンでは無理。
家にある一番小さなスプーンを使って右半分でなんとか口に入れてみたが、柔らかいと思っていたおじやでもかなり咀嚼しなくてはいけないことが分かった。
まず食べ物を口に入れるとき、こぼれないように唇をすぼめて中へすする。
あごで咀嚼する。
舌で食べ物を転がしながら味わう。
舌を使って喉に送り込む。
これらが一切できない。
食べるという行為を普段当たり前のようにしてきたが、その行為にはたくさんの筋肉を使っていることに初めて気付かされた。
ちまちまと食べている(正しくは流し込む)と傷口が開くような気がしたので、大さじにして3杯ぐらい食べて止めた。それに、途中で食べるのが面倒になってくる。
消毒の必要があったので午後は病院に向かう。
順番を待つ間、インフルエンザと見られる少女が救急車で運ばれて来た。ここに来る間だけ口元を隠すためにつけてきたマスクを、再度つけた。
おばあさんが家族に付き添われてストレッチャーで運ばれて来た。
この場所にいるだけで悲しくなってきて涙が出た。
かなり待たされた末にやっと診察してもらい、昨日とは違うドライな女医さんに自分で消毒する方法を教えてもらい、地下の売店で抗菌の絆創膏を買って帰宅。
途中ドラッグストアで傷口を冷やすためのアイシングバッグやアイスノン、抗生物質による軟便を予想してビオフェルミン(歯の治療で経験済み)、ビタミンサプリ、ジュース、スープなどを購入。
夜は母が買ってきてくれたほうれんそうのポタージュをいただく。
病気の父にスープを飲ませるために買ったカップがまさか役に立つなんてね。ああ、甥っ子が使っていたストロー付きのマグ、捨てなきゃ良かったな。
スプーンが面倒なのでストローでスープをすう。まるでシェイクみたいだ。
スプーンの下にスープが垂れても、とっさに舌や唇で舐めたりできない。だからこぼすのだ。仕方ないのだ。
ものが飲み込めないお年寄りは毎日こういう食事をしてるんだよなあ。大変だなあ。
今日の経験を活かして明日は食べられるものを探してこよう。
本当に疲れているみたいで、何もしてないのに11時にはもう眠くなる。ウトウトとテレビを見ながら就寝。
9月20日、日曜日。
朝起きていつものように歯を磨こうとした時、鏡を見て気付いた。
ああ、私、怪我したんだっけ。
ガーゼを当てた左側をかばいながら歯ブラシを口に入れるも、縫った傷口が引っ張られて歯ブラシの厚みでさえ口に入れにくい。なんとか磨いたが今度は口がすすげない。すすぐ時に使う口の筋肉が使えないのだ。
朝はジュースを飲んだが、昼はさすがにおなかが空いたので(最後にまともに食べたのは前日の昼食)おじやなら何とか食べられるかな?と卵と味噌のおじやを作ってみたが、口が開けられない上に半分からしか流し込めないので、大きなスプーンでは無理。
家にある一番小さなスプーンを使って右半分でなんとか口に入れてみたが、柔らかいと思っていたおじやでもかなり咀嚼しなくてはいけないことが分かった。
まず食べ物を口に入れるとき、こぼれないように唇をすぼめて中へすする。
あごで咀嚼する。
舌で食べ物を転がしながら味わう。
舌を使って喉に送り込む。
これらが一切できない。
食べるという行為を普段当たり前のようにしてきたが、その行為にはたくさんの筋肉を使っていることに初めて気付かされた。
ちまちまと食べている(正しくは流し込む)と傷口が開くような気がしたので、大さじにして3杯ぐらい食べて止めた。それに、途中で食べるのが面倒になってくる。
消毒の必要があったので午後は病院に向かう。
順番を待つ間、インフルエンザと見られる少女が救急車で運ばれて来た。ここに来る間だけ口元を隠すためにつけてきたマスクを、再度つけた。
おばあさんが家族に付き添われてストレッチャーで運ばれて来た。
この場所にいるだけで悲しくなってきて涙が出た。
かなり待たされた末にやっと診察してもらい、昨日とは違うドライな女医さんに自分で消毒する方法を教えてもらい、地下の売店で抗菌の絆創膏を買って帰宅。
途中ドラッグストアで傷口を冷やすためのアイシングバッグやアイスノン、抗生物質による軟便を予想してビオフェルミン(歯の治療で経験済み)、ビタミンサプリ、ジュース、スープなどを購入。
夜は母が買ってきてくれたほうれんそうのポタージュをいただく。
病気の父にスープを飲ませるために買ったカップがまさか役に立つなんてね。ああ、甥っ子が使っていたストロー付きのマグ、捨てなきゃ良かったな。
スプーンが面倒なのでストローでスープをすう。まるでシェイクみたいだ。
スプーンの下にスープが垂れても、とっさに舌や唇で舐めたりできない。だからこぼすのだ。仕方ないのだ。
ものが飲み込めないお年寄りは毎日こういう食事をしてるんだよなあ。大変だなあ。
今日の経験を活かして明日は食べられるものを探してこよう。
本当に疲れているみたいで、何もしてないのに11時にはもう眠くなる。ウトウトとテレビを見ながら就寝。
怪我しました その1
ちょっとヘヴィーな怪我をしました。
書かなきゃ書かないで済むんだけど、読まれたいための日記ではなく自分のための日記なので、記録として書きます。
ちょっとリアルな表現があるかもしれないので、苦手な人はご遠慮下さい。
9月19日土曜日。本来ならば5連休の初日のところを臨時出勤で夜遅くまで仕事したあと、いつものように地元のスーパーで買い物し、ワインボトルをかごに入れようとしたところ、疲れていたのか手が滑ってボトルを落として割ってしまった。
あ〜あ、やっちまった…と思い床を見ると、一面に広がる葡萄色の液体の中に、深紅のしみがボタボタと落ちている。どうやら割れた破片で顔を切ってしまったようだ。
急いで持っていた手ぬぐいで切ったと思われる場所を覆い、お店の人に告げ、トイレに駆け込む。
鏡でおそるおそる切れた場所を見ると、左の口からあごにかけて、恐ろしいぐらいにパックリと切れている。
(今でも思い出すと悲しくなる光景。でも、あえて書く)
これは縫わないとだめだ。とっさに119に電話し、場所や状況を告げ、玄関で救急車の到着を待つ。
スッパリ切れたので痛みは一切なかった。いろんな人たちが振り返ってゆく。よく見ると私の手やカバンや衣服は血だらけだった。まさにジーパン刑事の「なんじゃいこりゃー!」状態。
たまたま通りかかった看護士さんが止血の手助けをしてくれた。たまたま通りかかるなんてドラマみたいだ。
看護士さんがスーパーの人にタオルを要請してくれたが、ティッシュとかトイレットペーパーとか傷にくっついてしまうものばかり。同じフロアに医薬品コーナーがあるのに…って私の方が詳しいぐらい不馴れな店員さんは夜勤のアルバイトなのだろう。彼も大変な時に来ちゃったね。
すぐに救急車が到着し、救命士さんたちに誘導されて車内へ。
すぐには出発せず、まず血圧などのバイタルを取り、ガーゼで止血してもらい、調書をとり、受け入れ病院を探す。
顔の傷ということもあり丁寧に処置してくれる形成外科をすすめられ、近くの大学病院を当たるが処置中のため断られた。少し時間がかかってもいいから形成外科へ…とお願いし、西新宿の大学病院へ搬送されることになった。
病院へ連絡している電話の内容から、傷が3センチにも渡っていたことを知る。
深夜だったので道が空いており、怪我をしてから約1時間で病院に到着。
救命士さんたちが頼もしかった。税金払ってて良かった。
入院するほどではないとのことだったが、深夜なので帰る足がない。
タクシーに乗ろうにもこんな血だらけの人は乗せてもらえないので、着替えを持って車で迎えに来てもらうように家に電話した。
病院到着。きれいな女性の先生が診てくれた。
まずはレントゲンでガラスの破片が入っていないことを確認し、すぐに縫合手術。
麻酔を打たれ、ゴムみたいなのをかぶせられた。手術っぽい。
緊張で体がこわばる。「深呼吸していいよ」と先生。
先生の吐息と、手術器具の音、顔にかぶせられたゴムのにおい。
終わってから手鏡で状態を見る。
左の唇の下からあごにかけて3センチのフランケンシュタイン。
(今でも思い出すと悲しくなる光景。でも、あえて書く)
女優だったら失神するシーンなのだが、私はそうでもなかった。
ここ数年いろんなことがありすぎて、感情とか、痛みとか、そういうのにあまり反応しなくなってしまった。むしろ第三者的に妙に冷静にものごとを見てしまうようになった。
血だらけの服から家族に持ってきてもらった服に着替え、先生の話を聞く。
できるだけ跡が残らないように細かく塗ったけれど、傷は0%にはならないこと。
もとのように戻す処置をするには傷が落ち着いた半年〜1年後になること。
などなど。
車で家路に着く。
この日、友人のホームパーティを断って仕事に出た。
パーティに行ってたら、どうだったろうか。
仕事が定時で終わってたら、どうだったろうか。
どうしていつもの駅ではなく、1つ先の駅まで行ったのだろう。
おとなしく普通に降りていれば。
たら、れば。たら、れば。
いくら考えても起きてしまったことは仕方ない。
事実を受け止めて前向きに考えていくしかない。
家に着いたのは午前2時すぎだったろうか。
薬を飲むため野菜ジュースを飲み、疲れてすぐ眠ってしまった。
書かなきゃ書かないで済むんだけど、読まれたいための日記ではなく自分のための日記なので、記録として書きます。
ちょっとリアルな表現があるかもしれないので、苦手な人はご遠慮下さい。
9月19日土曜日。本来ならば5連休の初日のところを臨時出勤で夜遅くまで仕事したあと、いつものように地元のスーパーで買い物し、ワインボトルをかごに入れようとしたところ、疲れていたのか手が滑ってボトルを落として割ってしまった。
あ〜あ、やっちまった…と思い床を見ると、一面に広がる葡萄色の液体の中に、深紅のしみがボタボタと落ちている。どうやら割れた破片で顔を切ってしまったようだ。
急いで持っていた手ぬぐいで切ったと思われる場所を覆い、お店の人に告げ、トイレに駆け込む。
鏡でおそるおそる切れた場所を見ると、左の口からあごにかけて、恐ろしいぐらいにパックリと切れている。
(今でも思い出すと悲しくなる光景。でも、あえて書く)
これは縫わないとだめだ。とっさに119に電話し、場所や状況を告げ、玄関で救急車の到着を待つ。
スッパリ切れたので痛みは一切なかった。いろんな人たちが振り返ってゆく。よく見ると私の手やカバンや衣服は血だらけだった。まさにジーパン刑事の「なんじゃいこりゃー!」状態。
たまたま通りかかった看護士さんが止血の手助けをしてくれた。たまたま通りかかるなんてドラマみたいだ。
看護士さんがスーパーの人にタオルを要請してくれたが、ティッシュとかトイレットペーパーとか傷にくっついてしまうものばかり。同じフロアに医薬品コーナーがあるのに…って私の方が詳しいぐらい不馴れな店員さんは夜勤のアルバイトなのだろう。彼も大変な時に来ちゃったね。
すぐに救急車が到着し、救命士さんたちに誘導されて車内へ。
すぐには出発せず、まず血圧などのバイタルを取り、ガーゼで止血してもらい、調書をとり、受け入れ病院を探す。
顔の傷ということもあり丁寧に処置してくれる形成外科をすすめられ、近くの大学病院を当たるが処置中のため断られた。少し時間がかかってもいいから形成外科へ…とお願いし、西新宿の大学病院へ搬送されることになった。
病院へ連絡している電話の内容から、傷が3センチにも渡っていたことを知る。
深夜だったので道が空いており、怪我をしてから約1時間で病院に到着。
救命士さんたちが頼もしかった。税金払ってて良かった。
入院するほどではないとのことだったが、深夜なので帰る足がない。
タクシーに乗ろうにもこんな血だらけの人は乗せてもらえないので、着替えを持って車で迎えに来てもらうように家に電話した。
病院到着。きれいな女性の先生が診てくれた。
まずはレントゲンでガラスの破片が入っていないことを確認し、すぐに縫合手術。
麻酔を打たれ、ゴムみたいなのをかぶせられた。手術っぽい。
緊張で体がこわばる。「深呼吸していいよ」と先生。
先生の吐息と、手術器具の音、顔にかぶせられたゴムのにおい。
終わってから手鏡で状態を見る。
左の唇の下からあごにかけて3センチのフランケンシュタイン。
(今でも思い出すと悲しくなる光景。でも、あえて書く)
女優だったら失神するシーンなのだが、私はそうでもなかった。
ここ数年いろんなことがありすぎて、感情とか、痛みとか、そういうのにあまり反応しなくなってしまった。むしろ第三者的に妙に冷静にものごとを見てしまうようになった。
血だらけの服から家族に持ってきてもらった服に着替え、先生の話を聞く。
できるだけ跡が残らないように細かく塗ったけれど、傷は0%にはならないこと。
もとのように戻す処置をするには傷が落ち着いた半年〜1年後になること。
などなど。
車で家路に着く。
この日、友人のホームパーティを断って仕事に出た。
パーティに行ってたら、どうだったろうか。
仕事が定時で終わってたら、どうだったろうか。
どうしていつもの駅ではなく、1つ先の駅まで行ったのだろう。
おとなしく普通に降りていれば。
たら、れば。たら、れば。
いくら考えても起きてしまったことは仕方ない。
事実を受け止めて前向きに考えていくしかない。
家に着いたのは午前2時すぎだったろうか。
薬を飲むため野菜ジュースを飲み、疲れてすぐ眠ってしまった。
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