仕事で関わった本に掲載された芸術家の絵画が
「永青文庫」という美術館に収蔵されていることが分かった。
場所を調べたら、わー、これって私が昔住んでた場所の近く!
ちょうど6月17日から新しい展示が始まるので観に行くことにした。
さらにこの近くには、去年・一昨年に訪れた
太宰治と一緒に亡くなった山崎富栄さんのお墓がある。
6月17日の2日後の19日は桜桃忌ではないか。
これはもう完全に呼ばれたとしか思えなかったので
今年も小さなブーケを手向けに訪れた。
熊本のお殿様、細川家の宝物を収蔵した永青文庫や
その横にある、松尾芭蕉が住んでいた芭蕉庵は
私が住んでいた当時はまだ一般公開されていなかったと思う。
丹下健三による斬新なデザインのカテドラル大聖堂、
日曜のお昼には綺麗な鐘の音が聞こえたけれど
今はもう鳴らしていないらしい。
せっかくなので当時住んでいたアパートにも行ってみた。
何年か前に来た時にはまだあった銭湯は更地になり
駐車場に変わっていた。
この坂道、この古い壁、一つ一つに思い出があり
自分が社会人になりたての頃を思い出させてくれる。
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