日本近代文学館で「近代文学の名作・昭和」という展示が
今日から始まったので見に行った。
手書きの原稿が観れるというので楽しみにしていたけれど
原稿は全部複製、本も復刻版多し…。
ま、入場料100円だからこんなもんか。
(でも近代文学の館がコピーを展示ってちょっと寂しい)
個人的には原稿に書体やサイズの指定がしてあったり
赤字で書き込みしてあるのが興味深かった。
太宰さんの原稿用紙は筑摩書房のものだった。
お隣の加賀・前田さんの豪邸もついでに見学。
全部屋どころか廊下にまで大きな暖炉がしつらえてあって
度肝を抜かれる。
太宰先生の青森の実家もかなり豪華だったけど
この比じゃないね。
そのあとは三鷹に向かい、三鷹市美術ギャラリーへ。
津島家寄託による「太宰治資料展」が開催されており
なんと無料! そしてどれも本物!
近所に住む友人の画家宅に勝手に上がり込み
勝手に筆と絵の具を借りて勝手に書いた自画像や、
お菓子の箱で作ったという自筆の表札、
著名な作家の連絡先が続々書き込まれたアドレス帳、
税務署から送られてきた巨額な納税通知と
減税のお願いを書いた審査請求書など
貴重な品々ばかりでとても興味深かった。
そうかあ、娘さんたちまだ生きていらっしゃるのかあ。
良かった良かった…。
ん?待てよ、税金の請求書!?
そういえば私のところにも来てたわ!今月末の期限のが!!
太宰先生のおかげで思い出すことができました 。
どうもありがとうございました!
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