2014/02/22

わかばのたいやき

忙殺の中、唯一心なごむのは
大好きなクライアントさんとの打ち合わせ。
前回の“おみやタイム”は
営業さんが会社の近所のたい焼きを買ってきてくれて
その時「四谷のたい焼きも美味しいですよ」と勧められ
じゃあ次はそこですね!なんて冗談を言っていたら
クライアントさんがわざわざ予約して買ってきてくれたのだ。
ステキ!ウイットというのはこういうことだわ〜。
「予言が実現になりましたね!」なんて言いながら
和気あいあいとたい焼き同好会のお茶タイム。

しっぽまであんこぎっしりで
隠し味の塩みが甘みを引き立てていて
すんごく美味しい、わかばのたいやき。

最後に食べた日を覚えている。
やっぱり差し入れでもらったたい焼きを帰宅後に食べた。
私がむしゃむしゃたい焼きをほおばっているまさにその時間に
親しい人が亡くなっていた。
美味しい食べ物で幸福を感じているその瞬間に
消えてゆく命もある。
そのことの整理がつかなくて
以来、たい焼きが食べられなくなった。

でも今、食べてるよね私。
なんならその前に食べちゃってるよね。
楽しい時間を過ごすことに
罪悪感を持つ必要はないんだってことを
自然に気づかされたんだと思う。

次のおみやは私が担当しようと思う。

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