2013/05/07

調味料の自己主張問題について

最近、調味料がやたら自己主張しているのが目につく。
おそらく「キャベツのうまたれ」 あたりから始まったのだが
「うましお」だの「うまあじ」だの「こくうま」だのと
やたら自分を“うまい”とアピールしてくる。

しかし、うまいかどうかは食べるほうが決めることであって
提供する側が言うことではないように思う。
まるでみずから自分のことを
「カリスマ○○」とか「○○王子」とか
「伝説の○○」とか言っちゃうようなものではないのか。
恥ずかしい。非常にこっぱずかしい。
ナルシスティックな気恥ずかしさを感じる。

「うま○○」が万が一うまくなかった時
メーカーは責任とってくれるのだろうか。
よっぽどの自信がなければ名乗れないはずなのに
軽々しく名乗るヤカラが多いことに危惧を感じる。

私の中で唯一「うま○○」を名乗っていい料理がある。
それは「五目うま煮そば」。
もー名前だけでそそられる。
画像検索してみるとさらにそそられる。
これぐらの風格を備えてからあらためて
“うまい”を名乗っていただきたい。

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