古代ローマと現代の日本のお風呂を舞台にした奇想天外な漫画『テルマエロマエ』。以前、美容室でカラーリング中に貸してもらって、お店の鏡じゅうに映る自分のニヤケ顔を堪えるのに必死だったが、その第2巻を読んで「ああ、お風呂っていいなあ。平たい顔族でよかったなあ!」としみじみ思った。
11月の飛び石連休の旅行を計画し始めたときも、誘ってくれたツレと
「お金ないから安宿でいいよね」
「いびきがひどいからシングルにしよう」
なんて言っていたのに、計画を進めていくうちに
「この近くに有名な温泉地があって、安く泊まれそうなんだけど」
「じゃあそこにしよう!」
「せっかくだからちょっと値段上がるけどお風呂がステキな所にしない?」
「じゃあそこにしよう!」
「こっちでも温泉があるホテルを見つけたよ」
「じゃあそこにしよう!」
「期間限定で半額になってる温泉ホテルがあったよ」
「じゃあそこにしよう!」
って、結局3泊ともツインの温泉宿に(笑)。
なんなのだろうか、このハングリーなまでの入浴欲は。
二か月後の予定がすっかり決まってしまい、楽しみがひと段落した私に訪れた次の楽しみは“冬の18きっぷの旅”!
夏に日帰りでいろいろ旅行した結果、長時間電車に乗っても全然平気なことが分かったので、欲が出てもうちょっと遠出したくなったのだ。
どっち方面に行くか悩んだ末、今回は「城と寺社」にテーマを絞り、中部&関西方面に決定。なかなか訪れる機会がなかった現存天守・犬山城と彦根城に行くことを決めたらあとは即決。京都で大晦日を迎えてみたい!町中が除夜の鐘状態を体験してみたい!じゃあ元日の奈良もきっと面白いよね?お正月はどうせ家に居てもお笑い番組を見てるんだから、だったら本場・大阪の花月で漫才を見るってのもアリじゃん?などと次々に行きたい場所が挙がってきたので、早めにリーズナブルなホテルを予約した。
11月の旅行の翌月だし、あんまりお金もないから安いホテルで済ませようと思っていたのに、やっぱりここでも「せっかくだから温泉の大浴場がいいよね」「お正月にしょぼいホテルでシャワーだけってのはちょっと寂しいんじゃ?」とお風呂への欲求を最大限に発し、当初の予算からはちょっぴり高めになったけど、これでいいのだ。
さーて、お次は本料発揮、食事の検索だぁ!
テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX) ヤマザキマリ エンターブレイン 2009-11-26 by G-Tools |
テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス) ヤマザキマリ エンターブレイン 2010-09-25 by G-Tools |