同僚のハニカミ男子が最近元気ないと思ったら、胃腸の病気になってしまい、おかゆや雑炊のようなものしか食べられないのだという。
隣の席だった時にはしょっちゅうラーメンの話をしていたのに、そんな話もはばかれるほど目に見えて弱っている。
わりとおせっかいで人の世話を好んで焼く私は、彼の食事のバラエティが広がればと、豆乳ベースのレトルトスープをプレゼントした。
肝臓ガンだった父の末期は食べたい物が食べられなかったこともあり、病気の人の食事はどうも気掛かりで仕方ないのだ。
「お豆腐が麺状になってるやつも食べやすいよ」
「うどんをカルボナーラにしてみたら?」
「とろろをね…」
お節介すぎる(笑)。
でも、笑顔で聞いてくれていた同僚。
彼の笑顔にどれだけ癒されていることか。
この笑顔が支えなのだ! これを無くしちゃいかんのだ!!
全快したら、一緒にラーメン食べにいこうね♪
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