2009/03/31
冬来たりなば
お店も少しずつ変化していて、あれ?ここ前何だっけ?という場面もしばしば。
すずらん通りの入口にある理容室「セブンヘアー」のヘンな看板が健在だったのでうれしい(笑)。
神田らしい一日
ネット検索でずっと探していたレコードが水道橋のAMSレコードにあることが分かり、居ても立ってもいられず、近くまでの定期券もあることだし買いに出かけた。
店主はササッと調べて1分以内で見つけてくれた。
さっすがレコード専門店!ツタヤの店員とは訳が違う。
わざわざ買いたいLPがまだあったことだけでもうれしいのに、それが見つかるなんて。
買ったばかりのレコードをじっくり眺めたかったので(笑)神保町まで歩き、前から気になっていた「神田伯剌西爾(ブラジル)」という喫茶店へ。
落ち着いた店内には聞こえるか聞こえないか程度の音量でジャズがかかっており、一人客が多い。
キリンジの堀込兄がこのお店をお気に入りにあげている理由が分かる。
ブラジル・サンジョゼを頼むと豆から挽いて丁寧にいれてくれた。
レコードを眺めながら落ち着いた空間で美味しいコーヒーを飲む。素敵だ。
ああ、なのに。
あとから来た男女2人組の女性のほうの、マシンガンのような話しぶり(しかもくだらない話題…)のせいで雰囲気台無し。
せっかく"空間料"込みで530円も払ったのに…。
私、ほんとに雑音がダメなのだ。
喫茶店の空間を大事にできない人は頼むからチェーンのコーヒー屋に行ってください。
さてと、早く帰ってレコード聴こうっと♪
何を買ったかは→こちら。
続・コンサートの騒音問題について
コンサートの後、このブログに「坂本龍一 コンサート 子供」の検索ワードで訪れた方が何人かいらっしゃいました。こんな末端のブログまで検索して見に来る人がいるということは、この何倍もの人が「坂本龍一のコンサートにおける子供の存在」について気にしているということではないでしょうか。
mixiでは坂本さんのコミュの中に騒音問題のスレッドも立ったそうです。JOURNALSAKAMOTOから再度「コンサートと子供」という文章が送られてきたのも、坂本さんがそれを気にしているからなのでしょう。
私が記事にした後、いつも読んでいるブロガーさんが同じテーマでエントリされました。
・コンサートと子供(ロココの足袋)
・坂本さんのライブ。その後。(あちこの小走り日記)
「ロココの足袋」のだまかなさんは親の視点で書かれています。
「幼い子供の居る親、特に母親は社会から隔離されがちです。ママ友という名の派閥の間で揉まれ、笑顔の裏の見栄と嫉妬にストレスを 感じ、外で働く母親は定時で仕事を上がる罪悪感に苛まされ、近所に気軽に安心して子供を預けられる親戚も不在。たまには親であることのプレッシャーから解 放して、羽を伸ばして文化に触れる場所を設けましょう、と。世の中には幼児に寛容な「大人の為の場」が少ないだけに、このような機会があると、幼児の親達 は優先招待された気分になってしまうのかもしれません。」
そんなだまかなさんも、娘さんが幼い頃には静粛さを求められる場所には子供を連れて行かなかったそうです。
あちこさんはツアーの初日に行って、私より先に“洗礼”を受けました。
「チケットを購入する前にそのことを知っていたら
心のもちようも違ったことでしょう。
全く知らなかったから、脳みそのヒューズが飛ぶくらい驚きました。
クラシックのピアノリサイタルと同じと考えていたのに、
なぜ子供がいるのだろう?と。」
問題点は「ピアノソロという繊細な音楽を聞かせる特別な場」であるにもかかわらず「騒音を立てる原因があった」、しかもそれは一般常識から考えてあり得ないのに「坂本さん公認」だった。だけど一般の観客は「坂本さんのコンサートでは年齢制限がないことを知らされていなかった」という点だと思います。
たとえば、こんな状況を想像してみてください。
今日は楽しみにしていたお食事会。場所は有楽町にある割烹料理店。
たまにしか行けないお店だけど、一生懸命働いたごほうびに
今日は8400円のコース料理をいただくことに。
ひとつひとつ饗されるお料理の美しさと繊細な味にうっとりし
凛とした女将の立ち振る舞いにほれぼれし
「あ〜、やっぱりこういう空間っていいよねえ。大人の特権だよね!」
などと同行の友人とほろ酔いでいい気分に浸っていると・・・
突然、隣の個室から子供の泣き声が。
うわー、アンラッキー…。
泣き声が静まったかと思うと今度は別な個室で子供が走り回る音が。
こういうお店に子供を連れて来るなんて。
気を取り直しつつも料理を楽しもうとしたけど、気になっちゃってもうダメ。
せっかくの繊細な料理も台無し。
これってちょっとないよなあ…とお店の女将に一言述べたら
「うちは子供オッケイですねん。小さい頃から本物の料理食べさしてあげたい言わはる親御さんの気持ちを大事にしてますさかい。そこは親御さんの判断にお任せさしてもろうてます」
えええ? そうなん?? そういうお店やったん???
そんなん聞いてへんわー!!!
・・・ってヘンな例えだけどさ、なぜか嘘くさい大阪弁だけどさ、なんかもうこんな感じだったんですよ、とにかく(笑)。
そんなん知ってたら最初から別なお店行ったわ!ってなるでしょ?
だまかなさんのエントリのコメント欄に、サッカー観戦に子供を連れてくる親がいて危ないという書き込みがあったけど、サッカーなんてむしろ子供ウエルカム。にぎやかで楽しい催しはみんなでワイワイやって盛り上がればいい。危ないとかは他人事なので知ったこっちゃないっす(笑)。
ポピュラーのコンサートも全然オッケイ。かっこいいアーティストのライヴに子連れで来てる人を見たりすると羨ましく思う。
HASYMOが出た夏フェス「World Happiness」でも、お父さんに肩車されてる子供がすっごく楽しそうで可愛かったな〜。
ここで問題にしたいのは「繊細な音楽会での騒音」についてなので、子供だろうが大人だろうが芸術鑑賞の邪魔をされるのがイヤだっていうことなんです。
前にも述べましたが、咳、途中入場、荷物のガサガサ、ケータイの振動、空気を読まない手拍子、挙げ句の果てに関係者が出入りするたびに灯りがもれて…。こんなに無神経なコンサート、初めてかもしれません。
ジョアン・ジルベルトは、非常口の灯りが目障りなので公演中は消灯させています。
またクレモンティーヌは、タバコの煙で喉が荒れるので公演開始30分前から禁煙にしています。
それはきっとお客さまに完璧なパフォーマンスを見せたいというプロ意識の現れ。
坂本さんのポリシーは誰のためのものなのか、いまいち解りかねてしまうのは私だけでしょうか。
お金払ってる側にポリシーを押し付けられてもねえ。
頑固おやじのラーメン店とか大嫌いですから、私。
その肝心のポリシーを何度も説明するハメになっていること、それ自体が理解されにくく賛同しがたい人が多いことに気付いてほしいです。
前にも述べましたが、私としては「大人が楽しむ日」をキッチリさせるとともに、子供連れでもオッケイな日を設けていただけると丸く収まるのではと思います。
どうしても無理ならば、チケット発売時に「うちは子供オッケイですねん」という説明をしていただけると子供NG派には「あー、そういうことね」と、分かりやすくて良いかと。
私は多分、もう行かないと思いますが。
2009/03/30
今日も小諸そば(笑)
冷やしとろろ410円。つゆ、入れ過ぎだよパートのおばちゃん。
でもなあ。所詮蕎麦じゃなくて小麦麺なんだよなあ。
これじゃ蕎麦粉の血液サラサラ効果も期待できない。
やっぱりもうちょっとお金出してちゃんとした蕎麦屋で食べるべきだよね。
ところでこういうお店って蕎麦湯は頼めば出てくるの?
2009/03/29
アナログを忘れた子供たち
FMなんてほとんど聞かなくなっていたので、まずはチャンネルを合わせることに四苦八苦。どうやれば周波数に合わせられるんだっけ?てか、周波数すら分からない(笑)。
ネットで周波数を調べて何とかあの甘い声をキャッチすることができた。
往年の相方・鈴木慶一さんとの掛け合いも楽しい。
当時中学生だったまりん(砂原良徳)がファン目線で感想を述べていて、同じ気持ちでうんうん頷いてしまった。
10時まで続く長い番組なので、途中夕食の買い物に出かけるために放送を録音しようと思ったけど、はて、どうやって録音したら??
エアチェックの王道カセットテープもないし、MDに入れようかと思ったけど、MDに入ってるデータの消し方が分からない!たしかウチのコンポじゃ消せなくて、ポータブルMDプレイヤーで消してたはず。そんなものとっくに手もとにはないし。
むむ、困った!
残るはEDIROLでPCに取り込むしかないんだけど、セッティングがめんどくさーい!(笑)
10時まで空腹を抱えたままラジオを聞かなくちゃいけないのか…。
YEN YEARSの楽曲を聴いてたら、やっぱり欲しくなってポチッしちゃった。
この頃の幸宏さん、ほんとにカッコイイ曲ばっかりで大好き!!
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2009/03/28
変わりゆく池袋
JRが「エキナカ」と称して駅の中にショッピング・モールをオープンさせているのに対し、東京メトロは駅の地下、つまり「エチカ」というわけだ。
場所は昨年開通した副都心線の通路。
副都心線になる前「新線池袋」というナゾの路線だった池袋西口はその昔は単なる地下通路で、殺風景この上なく、そこを根城にしているお方も多く、できることなら地上を通りたい、そんな感じだったのに、うわー、びっくり!まるでパリのメトロみたい!!
アールヌーヴォー調の落ち着いた内装、明る過ぎないライティング、ほのかに流れる洒落たBGM。
様々なショップが軒を連ね、とっても楽しい。立ち飲みワインバー、女性専用美容スポット、有料トイレetc...。どれも「大人」な感じ。
あ〜、あの殺伐とした西口の地下がこんなになるなんて。池袋近隣に住んでンー十年のブクラーにとっては、感慨この上ない。
ちょっとウキウキした気分になったあとはいつもの池袋西武に立ち寄り、久しぶりに地下2階の大豆製品売り場に向かったら、あれれ?ない…なくなってる!
時々珍しい納豆が買える貴重な場所だったのにぃ〜。
気を取り直してガーデン自由ヶ丘に向かおうといつもの通路を通ったら、いつの間にかセブンプレミアムというセブンイレブンのオリジナル食品のコーナーになっていた。
こうなる前は世界の食材やスパイスが買える専門店で、とても詳しい(そして食品に愛情のある)店員さんにおすすめを聞いたりできる、池袋でも好きな場所の一つだったのだ。
なのになのに、いくら世界的不況だからって、こんな安っちい売り場になっちゃうなんて。
百貨店の良い所って何?
他では買えないものが買えるところではないの?
専門的な店員さんが丁寧に接してくれるところではないの?
WAVE閉店に続いてショックだった。
そういえば三越も閉店。
かと思えば、東武にはなんだか長い行列が出来ていた。
乗り換え駅になった池袋、今後の展開をさらに見守りたい。
2009/03/26
明日あたりはきっと春
2009/03/22
コンサートの騒音問題について
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自分のコンサートでは入場制限を設けていない。
それは親が観ている間子供の預け先がないことや、子供にもいい音楽を聴かせたいという親の気持ちも大事にしたいから。
コンサートでの子供の泣き声は、自分自身は泣き声も「環境音」として楽しむことが出来るようになったが、「騒音」と考える方を否定することは出来ない。
自分もわが子に良い映画や音楽を聴かせようと連れて行ったが、子供はじっとしていてはくれなかった経験がある。親が思うように上手くいかないものである。
子供がぐずった時はロビーにでも出て深呼吸をさせてあげてほしい。
また他の来場者にも良い時間を共有して欲しいと思っているので、お互いを思いやってコンサートを楽しんでいただければ幸いである。
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んー、完全に親目線なんですね。
でも、これを受け入れられる観客のほうが少ない気がしますが、どうでしょう?
託児所をつけるとか、1日だけ子供オッケイの日を作るとか(あるいは子供NGの日)、お互い良い時間を共有するための環境を整えてもらわないと、この問題は続きそうな気がします。
このようなニュースレターを送るということは、そういうクレームが多いからですよね。このニュースレターをもうちょっと気に留めていればこのコンサートには行かなかったと思います。
演奏者がそういうポリシーであるならば、これ以上何を言っても無駄でしょう。
私は泣き声を「環境音」思えるほど心が広くないので、今後は遠慮させていただくことにします。
参考ブログ
・坂本龍一 ロハスクラシックコンサートで
・23.December.1999
・サカモト教授の、コドモとコンサートについて。
皆様からのご意見もぜひお寄せ下さい。
特にお子さまがいる方のご意見をぜひ伺ってみたいです。
2009/03/20
坂本龍一ピアノソロコンサート@東京国際フォーラム
メディアバーンツアー以来実に四半世紀ぶり(!)の教授のソロライブ。
ほんとにごめん(笑)。
同席したのはその四半世紀ライヴを一緒に観た高校時代の友人で、5000円のツアーパンフをポーン!とお買い上げ。ボックスにCD2枚とブックレット数冊入りという凝ったもの。貸してね♪
開演のブザーが鳴って客電が徐々に暗くなり、水が流れる音が聞こえて来た。暗いステージが明るくなり始めるといつの間にか教授がいた。
アイスランドで氷の中に穴を開けて録ったという新譜のアンビエントな曲で(「はなまるマーケットで紹介されてたので知ってたのだ)、ピアノの弦を手で弾いたりこすったりと現代音楽風なパフォーマンスからスタート。
続いて新譜からいくつか演奏したけど「未来派野郎」以来ソロアルバムを買っていない私たちには全てが新曲同然(笑)。聞いたことあるけど曲名が分からないってのもいっぱいあったし。
テーマを決めずにきたという教授はその場の気分で思い付くまま曲を演奏していく。
全体的に落ち着いた曲が多く、このところ寝不足続きの私はかなりヤバくて、気がつくとまどろみの中にいることがしばしば。
それでも、教授ならではの和音の美しさに酔いしれ、またナチュラルでアンビエントなBGVに癒され、そして気がつくとまた向こうの世界に…(笑)。
ケータイのCM曲ではこの曲だけ自由にケータイで撮影して良いことになっており、教授の激しい鍵盤とオーディエンスの多種多様なシャッター音やフラッシュが重なって、とてもユニークなパフォーマンスとなった。
今回一番頑張った人力演奏だったのに、オーディエンスは撮影に夢中で演奏そっちのけだったのがちょっと可哀相だったけと(笑)。
思えば前回このホールCで観たジルベルト・ジルのライブでも撮影OKだったっけ。何だか「撮影OK」に縁があるホールだ。
そのほか、自分でも弾けるようになった(そして忘れた)「parolibre」の美しさにうっとりしたり(また少しアレンジが変わってた。楽譜お願いします!)、YMOの曲のカバーではタイトルが思い出せなくてモヤモヤしたり、のちに「HAPPY END」だと思い出してスッキリしたり、教授もトシとったけどこっちも同じ時間トシとったよなあとしみじみしたり。
2時間ほど演奏してコンサートは終了。
「ところで"アレ"やらなかったよね?」
「何万回も弾き続けて飽きてるとは思うけど、"アレ"はやってほしかった」
「サブちゃんのコンサートで与作をやらないのと一緒だよね?」
"アレ"がナシだったのが残念。
ところで今日もやっぱりいました、泣き叫ぶ悪魔が。
2日前に観に行った友人から「乳幼児がぐずってあまり楽しめなかった」という話を聞いていたので、今日はいませんように!と願ったのだが、今日も絶妙のタイミングで泣いたり叫んだりする幼児が出現した。
本当に申し訳ないけど、こういうコンサートでは未就学児童の入場は禁止にしてほしい。
あと、途中入場も不可にしてほしい。気が散って入り込めない。
さらに言うなら咳は曲の合間にお願いします!弾き終わったあとの余韻が続いてる間に拍手するのはやめてー!ましてや手拍子なんてするかあ??
私が神経質なのだろうか。なんか無神経な客が多かったなとがっかりさせられた。
ポピュラー音楽ではあるけれど、普段と少し違うことを観る側も考慮すべきなのでは?と思ったシリアルママな私であった。
大人の観客には個人のモラルに任せるとして、未就学児童の件は坂本さんにメールで直接お伝えしておこうと思う。
入口で配ってたフライヤー類をもらいそびれたのだけど、友人がもらったのを見たら教授の顔写真付きのクリアファイルにはさまってるじゃないの!
コクヨとともにエコ活動をしているらしく、これもコクヨの宣伝。おそらくあのパンフレットもスポンサーあっての豪華さなのだろう。
恥ずかしいけど帰りに係の人からもらっちゃった。
「恥ずかしくて使えないな〜」
「でも、使うでしょ?」
「・・・はい。」
お見通しです。
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2009/03/19
号泣する人
こんな時間でも結構混んでいる都心のメトロで音楽を聴きながらボーッとしていると、隣りに立つ30代とおぼしきサラリーマンがすごい勢いで鼻をかみ始めた。花粉症なのかな?と思っていると、なんだか足下がおぼつかない様子で、身体がぐにゃぐにゃしている。
飲み会の帰りなのかな?とふと顔を見ると…
なんと、号泣しているではないか!
声を殺し、肩を震わせて、溢れる涙を拭おうともせず、その姿はまるで甲子園で破れた高校球児のよう。電車の中で泣いている女子はたまに見かけるが(そういう私もたまに泣く)あれが男泣きというものなのか。
赤の他人の男性が私の隣りで真っ直ぐ立っていられないほど泣いている姿などそうそう見られるものでもないので、しげしげと眺めてしまった。その時聴いていたPUPAをHOSONO HOUSEに変えたらさらにしっくりきた(何やってんだオレ)。
細野さんは歌う。
「お前の中で雨が降れば僕は傘を閉じて濡れてゆけるかな」
イヤ、私は一緒に濡れてはゆけないが、きっとそういう人がこの世の中に絶対いるはず。
などと「恋は桃色」を例えにしても普通の人には通じないこのはがゆさ。
年々オバチャン化している私は気が気ではなく、ティッシュをあげようか、はたまた今ならハンカチもあるよ?などと様子を伺っているうちに乗換えの駅に着いてしまった。
改札を出るとその人は私と同じ方向へと向かった。
歩いている姿も倒れそうになるくらいヨタヨタで、まるでオーバーアクションの演劇のよう。
ここまでの状態になるって、一体彼にどんな衝撃的な慟哭があったというのだろう。
頭を冷やすためかトイレに入ってしまったのでその後どうなったのかは分からないが、どうか無事に家までたどり着けますよう。
そしてどうか神様、彼が元気になれますように。
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2009/03/16
2009/03/15
World Happiness再び。
「ワーハピ放送中。LASTORDERZも出たよ」
とのメールが。うっかりしてた!今日はBSフジで、去年の楽しかった思い出ベスト3にもなっている夏フェス「World Happiness」の放送日だったんだ!
持つべきものはマニアなテクノ仲間。でも、LASTORDERZが出る前に教えてよ(笑)。
運良くPUPAから見ることができた♪ 知世ちゃんかわいいなあ。でも、ハイビジョンだと小じわも見えるなあ(笑)。
数時間のイベントを2時間にまとめたものだからはしょり過ぎてあまりにもブツ切れだったのが残念だったけど、さすがにトリのHASYMOは長くやってくれた。
あの時夜だったからよく見えなかったけど、映像で見たらホソノさんのポロシャツの丸い襟がかわいかったり、ユキヒロさんと教授が色違いのプリーツが入ったシャツをおそろで着ていたり、女子ならではのディテールチェックが楽しめて良かった(笑)。
そして興奮してよく覚えてなかったけど、やっぱ演奏がめっちゃかっこいい!「チベタンダンス」のアーバンな感じとか、「Supreme Secret」のファンキーなグルーヴ感、そして「RIOT IN LAGOS」の幸宏さんのドラミングの熱いこと!自分のレビューを読み返すと「ストイックなドラムもめっちゃカッコヨカッタ!」って書いてあるけど、むしろ前へ前へ行ってる熱さがあってシビレタ!!
私は演奏家としてこの3人が好きなのだなあとしみじみ思ったのだった。
あー、にしてもブツ切れすぎで不完全燃焼。せめて「RIOT IN LAGOS」はフルで聴きたかったなあ。
ちょうどタイミングよくオーダーしていた幸宏さんのソロアルバムが届いた。参加メンバーをよくチェックしてなかったけど、セニョールココナッツのAtom、朋友Steve Jansen、そしてCorneliusと、ものすごい贅沢なメンツ!
ってことはソロライヴもこの人たちが?? うわー、こりゃ見逃せない!!
アルバムはiPodに入れて明日の朝ゆっくり聴くのだ☆
そして重ね重ね、アルバム買ってなくてゴメンね、教授…。
Page By Page 曲名リスト 1. Out There 2. The Words 3. My Favorite Hat 4. Out of Here 5. Perfect Wound 6. The Muse 7. Emerger 8. Atomic Chicken Dog 9. You’ve Got To Hide Your Love Away 10. Indefinable Point 11. Meteor Rain -Leonids on the morning of November 17th- 12. Valerie Amazonで詳しく見る by G-Tools |
Turning The Pages Of Life THE BEST OF YUKIHIRO TAKAHASHI IN ALFA YEARS 1981-1985 高橋幸宏 曲名リスト 1. Glass 2. Connection 3. New (Red) Roses 4. Drip Dry Eyes 5. Curtains 6. Something In The Air 7. What,Me Worry? 8. It’s Gonna Work Out 9. Sayonara 10. Flashback 11. The Real You 12. Disposable Love 13. All You’ve Got To Do 14. 白銀は招くよ 15. Are You Receiving Me? (Single Version) 16. And I Believe In You 1. Ripple 2. My Bright Tomorrow 3. 蜉蝣 4. 6月の天使 5. 前兆 6. Another Door (TRA 60sec. Version) 7. Another Door 8. Happiness Is Happening 9. Stranger Things Have Happened 10. Kill That Thermostat 11. Walking To The Beat (Australian Single Edit) 12. 君にサープライズ! 13. 四月の魚-Poisson d’Avril- (Single Version) 14. ドアを開ければ… 15. Good Time 16. 今日、恋が Amazonで詳しく見る by G-Tools |
大泉学園・続報
調べてみたら先週の8日(日)に、なんと松本零士先生とタケカワユキヒデさんを招いてイベントを行ったらしい!
999のイラスト入りの記念切符まで販売したらしい!
↓ニュース記事
アニメの街、西武鉄道大泉学園駅の発車メロディが「銀河鉄道999」に!
大泉学園駅「999」出発! 松本さん大壁画&駅長はタケカワさん
あ〜んもう、バカバカ!私のバカ!!
あの日ヘアカットに行こうと思ってたのになぜ行かなかったのよ!!
(それは島根帰りでグッタリしていたからさ〜)
てか、西武鉄道宣伝しなさ過ぎだよ〜。
毎日乗ってるのにそんなイベント情報一度も目にしなかったし
第一最寄り駅で働いてる人さえ知らないなんて。
「銀河鉄道999」は今(なぜか今)よく聴いてる曲だったのだ。
この曲聞くと元気が出るんだよね。
ぜひタケカワさん本人に会ってこの愛を伝えたかった!
そして松本先生の後をつけて家を調べたかった!!(笑)
返す返すも残念…。
YOU TUBEに早速アップされてました。でも、上りの方のメロディがどの部分か分からない…。
2009/03/14
実家に戻って
たかだか3日空けただけなのに懐かしい実家に戻って来たみたい。
ランチタイム到着を狙い、土曜出勤チームと一緒にデニーズへ。
初心に帰ってジャンバラヤを頼んでみた。
「なんで初心なんですか?」
と若い女子社員に突っ込まれるも、30代の男子からは
「なんか分かる気がする」
と同意してもらえて一安心。
久しぶりに食べたら思いのほか辛かった。こんなだったっけ?
荷物をまとめて、まったりとお別れ。
またいつか実家に来るね!
ユニコーンのチケット、撃沈。
ひどいよー!!
もう追加公演なんてしないだろうなあ。
そんなに私に見られたくないのか、ユニコーンよ。
再結成の波に乗れないのが悔しくて、まだアルバムも買ってない。
もう今回の再結成は、私の中で「なかったこと」にするしかないのか。
今までたくさんのコンサートに行ったけれど、過去にチケットが取れなくて悔しかったのは2007年のHASYMOぐらい。それも結局友人から譲ってもらえたし、ジタンダ踏んだことがあまりない。
メインストリームじゃないバンドばかり好きだっていう理由もあるけど(笑)。
そう思うと超ポップなバンドのファンって大変だなあ。
エグザなんたらとか、浜崎なにがしとか、すまっPとか。
ファンじゃなくて良かった!(そこか??)
2009/03/11
ハンゾーモンからこんにちは
なにせ東京の外れ・板橋区から都会のど真ん中・千代田区へ来たもんだから、田舎者の私はそれだけでキンチョーするのだ。
以前おためしワークで来たときにランチの選択肢の豊富さに心が揺らいだ…と言っては前の職場に失礼だろうか(笑)。
最近チャーハンが食べたかったので探していたら、見本を並べているお店発見。眺めていたら店員さんに「どうぞ!」とドアを開けられ入らざるを得なくなってしまった。商売うまいな、中国人のおねえさんてば。
「香港酒家 桂園」にて、店員さんに急かされ気味に頼んだのは角煮ラーメンと半チャーハンのセット750円。
安い。でもちょっと食べ過ぎ。よくみたら単品もあった。
ラーメンは私が苦手な八角風味がしてたけど、粒の山椒や鷹の爪がまるごと入っていて本格的っぽい。
安いし入りやすいのでまた来よう。
急かされ気味に食器を片付けられてしまったので、外に出て近くの皇居のお堀でこれを打っている。
外でごはん食べてさらにブログを書く時間まであるなんて、食ブロガーには最高の環境じゃないですか!
ただしこの調子で好き勝手に食べると確実に太るので、皇居のまわりを走ってる人に混じってウォーキングでもしなくちゃね。
ここ千鳥ヶ淵は桜の名所。満開の頃はきっときれいなんだろうなあ。
春よこい!
2009/03/10
卒業
最後の日に荷物をまとめようと思ってたのに、そんな元気もなく、またやり残したこともあるので、週末に再び来ることにした。
「じゃあね〜!」と別れの挨拶をするも、全員テンパり中のため振り向いてさえもらえなかったが(笑)こういうあっさりした別れも悪くない。
季節がら何となく「卒業」っぽくて、せつなこそばゆい。
大人になってまたこういう気分が味わえるとはね。
帰りは1年間通い続けた江古田駅そばの浅間神社へ初めてお参りした。
いつかまたこの素敵な町に降り立つ日が来ますように…。
ピンチ!
にもかかわらず、寝坊!!
およそ30分で身支度を済ませ、やればできるじゃんと妙な自信をつけ(普段どれだけダラダラしてるかってことでもある)、余裕ついでにテレビをつけたら、花丸カフェに教授が出てる!!
こんな番組に出るようになっちまったか…などと嘆きつつ、ビデオの録画ボタンを押してしまう自分がイヤ(笑)。
そして教授を紹介する「元YMOの〜」というくだりのBGMが「ライディーンかよ!せめてテクノポリスにしといたれや!」と突っ込みを入れながら駅へ小走る私であった。
2009/03/07
おつかれ〜!
デニランチ
仕事が山積みでみんな忙しそうだったので、ランチは一人でデニーズへ。
野菜たっぷりのうどんと桜えびごはんのセットに豆腐サラダをプラス。炭水化物多めだけど、今日もおそらく遅いのでがっつり食べておかねば。
関西風の澄んだおだしが美味しくて、数日前に松江でいただいた鴨なんばんに想いを馳せる(鴨なんばんの記事は「素食讃歌」にアップしてます!)。
うどんの具にはベーコンが入っていたり、豆腐サラダにはドレッシングの代わりににジュレとオニオンマリネだったり、レタスじゃなくてルッコラだったり、最近のファミレスはメニューも食器もシャレてるなあと感心。
食事しながらふと気付いたのが、私って見事に三角食べの人なのだ!
ごはん→うどん→豆腐→ごはん…という感じに無意識にループで食べていた。
高度成長期の給食で叩き込まれた習慣ってコワイ(笑)。
2009/03/03
2009/03/02
ゆるくてきつい2日目
食事をしたあとにゆっくり見ようと思ってたのに、いざ満腹になると気持ちもおなかいっぱいになってしまい、そのまま松江に戻ることにした。
ところが次の電車が出るのが1時間後!まわりには出雲大社と博物館とそば屋以外に何もなく時間をつぶすすべもないので、駅で待つことにした。
北海道にいた時は1時間待ちなんて普通だったのに、私もせっかちになったもんだ。
写真は出雲大社駅の待ち合わせ室。高い天井やステンドグラス、そして半円形に飛び出したカーブと直線のフレームを合わせたデザインがモダーンだ。おそらく切符売り場の名残なのだろう。
などと眺めている間にまた爆睡。電車に乗っても爆睡。おかげで寝不足は解消したかも。
駅に着いてバスに乗りかえたら、寝ぼけていて遠回りなルートに行ってしまった。循環バスだからいつかは着くんだけど(笑)なんかもう面倒なのでそのまま乗って目的地へ。
おみやげを買って満足し、もう一軒島根の物産センターに行ったら直前に閉店。
しかたないのでその近くにある目をつけていた和食のお店に行くと、なんと定休日。そこの向かいの地ビール工房に行ってみたら焼肉食べ放題しかメニューがないという選択肢のなさ!
がっくりとうなだれてホテルに戻ろうとするも、自分が今どこを歩いているかも分からず、遠くに見える松江城のライトアップだけを頼りに「地方でウォーキングだ」と言い聞かせて徒歩で帰宅。
ひい〜、ちかりた!!
道々真っ暗だし、人通りないし、怖い。なのにまだ6時台(笑)。
昨日と打って変わって今日は食欲が復活し、これ以上待てないくらい空腹だったので、ホテルからわりと近い豆腐料理のお店に行くと、そこの売りは串揚げ。
どないやねーん!!
こんな日ってあるよね〜(とほほ)。
出雲大社
小雨パラつく中、出雲大社へ。
途中電車の中で爆睡してしまい、起きたら逆方向に走っていたので激しく焦る。どうやら途中でスイッチバックがあったらしい。
出雲大社は現在「平成の大遷宮」で修復工事中のため本殿に入ることができず、分かってはいたけれど少々がっかり。まあ、平成25年の完成時にまた来る楽しみが出来たということで。
参拝の後はおとなりの島根県立古代出雲歴史博物館を見学。
館内の案内係のおねえさんのユニフォームが古代っぽいデザインでカワイイ。展示方法もすごくアーティスティックで面白いし、すごいお金かかってそう。
日本の歴史は古代と幕末が好きなピンポイントの私だが、そんな私が一番萌えたのが青銅器コーナー!出雲から出土された銅剣や銅鐸がずら〜りというかみっしりというか、1個でも貴重な物をこれだけ展示できる出雲ってすごい!
こんなすごいお宝がこの辺りにザクザク眠っていたなんて。発掘した人はどれだけ鳥肌が立ったことか。
いやあ、恐れ入りました。