2009/08/31

LIVE FOREVER

Blurにグレアムが戻って来て和解したと思ったら
今度はノエルがoasis脱退かあ。
解散じゃなくて脱退ってのはかなり屈辱的。
ほとんどの曲をノエルが書いていたから
彼がいない時点でoasisはもうoasisじゃなくなる。
これ以上ない最高の嫌がらせ!

今から15年前、J WAVEで耳にした「Whatever」。
その曲の清々しさと凛とした歌詞に打ちのめされて、一気に好きになった。
2ndの「(What's the Story) Morning Glory?」は何度聞いたか分からない。
未だに私の中の「心の名盤ベスト10」に入っている。
どうせならマンネリになる前に解散してくれれば良かったのに…
という個人的意見はさておき
こんなに仲が悪いのに、良い音楽残してくれてありがとう。

リアムが歌うノエルの曲は、永遠に生きる。

(What's the Story) Morning Glory?(What's the Story) Morning Glory?
Oasis

曲名リスト
1. Hello
2. Roll with It
3. Wonderwall
4. Don't Look Back in Anger
5. Hey Now!
6. Some Might Say
7. Cast No Shadow
8. She's Electric
9. Morning Glory
10. Champagne Supernova

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2009/08/30

Revolução

最近、歴史好きな女子が戦国武将について熱くなる
「歴女」なるムーヴメントもあるらしいが
未だに源氏にも平家にも信長にも秀吉にも興味が湧かない私。
なぜなら、戦国時代のメインは権力争いだから。
日本のみならず、世界の歴史もたいてい権力争い。
おかげで歴史にはさっぱり興味がない。

けれど、好きな時代がある。
それは飛鳥時代と幕末。めっちゃピンポイント(笑)。
大化の改新と、明治維新。
どちらも「革命」の歴史だから。
あ、フランス革命もスキよ。

まあ、そのあと結局は権力争いになっていくんだけど
その過程、スピリットが大事なんだと思う。

平成の日本も変われるのかなあ。
とりあえず、一歩は踏み出したかもね。

2009/08/29

世代の壁

20代の同僚と、選挙に某宗教団体が立候補したという会話で。

「その昔、小川知子で騒動になったよね」
「誰ですか、小川知子って?」
「ええと〜、女優さんだよ。あとは原田真二とか」
「原田真二?わからないです」
「だ、だよねだよね〜。(私の中学時代のアイドルだなんて言えない…)。
 あとは景山民夫とか。あ、景山民夫は分かるよね?」
「なんとなく分かります」
「なんとなく、ね…。」

ぐお〜、20年の壁〜!(かべ〜、かべ〜、かべ〜)←エコー

私は心の中でさらに自問自答を繰り返した。
景山民夫がひょうきん族でフルハム三浦というリングネームでプロレスに出ていたことも知らないよね?
それがロス疑惑の三浦和義のパロディであることもね。
三浦カズヨシつってもキングカズじゃないんだよね。
ってかキングカズの説明も必要??
どんだけ説明が必要????・・・

(ここで、♪チャラララ〜ンと20年前の自分を振り返る)

当時40代だった団塊の世代の上司とおしゃべりするのが楽しかった。
普通にビートルズの話題で盛り上がっていたオレ。
JUN派かVAN派かをリサーチし、VAN派の課長に一目置いてしまったオレ。
古着のミニのツーピースを着ていって「黛ジュンみたいだね」という意見を褒め言葉と受け取っていたオレ。

時代錯誤も甚だしい(笑)。

サブカルに詳しい後輩がかなり貴重であると痛感するこのごろ。

divertir

限りなく定時に終わりそうだったので
「帰りにベトナム料理食べに行こ♪」と約束していたのに
あれこれあって結局9時。
「せめてファミレスでも〜」
と、同僚の女子とジョナサンでごはん。
会社のうわさ話などで盛り上がり、残業の疲れも吹き飛ぶ。

「ぷるさんが戻って来てくれて、とても楽しい!」
とまで言ってもらって、こちらこそ!と返してしまった。
楽しんでくれる相手がいるから、楽しませたくなる。
あと、オイシイモノが好きなひとは確実に信用できる(笑)。

2009/08/27

カミングアウト@会社

今でこそ「工場萌え」を公言してはばからなくなった私だが
さすがに会社でそのようなマニアックな話題はできないので
(するチャンスもないし)何となく秘密にしていたのだけど
いつもお昼を一緒に食べている女の子たちが
美大卒のアートなフィーリングの持ち主だったため
なんだかイケそうな気がする〜!と
勢い余って工場の話を切り出してみた。

「えええ? こ、工場ですか!?」
「ぷるさんって掘れば掘るだけいろいろありますね!」
と大ウケされてしまったが
「でも、なんだか分かる気がする」
と納得されてしまったのをいいことに
いかに工場の風景が美しいかをトウトウと語り
実際に川崎の工場街を見て回ったこと、
エネオスの製油所がね! 大阪・堺のコンビナートがね!!
と、興奮ぎみに話をしていると…

「ぷるさん、今、めっちゃ嬉しそうな顔してます」
と後輩からの指摘。
ぐわ、そこまで嬉しそうなオレって一体…。

先日、知人からいただいたライヴ告知のフライヤーにも
ガントリークレーンが写る工業地帯だったことに反応してしまい
場所をたずねた所、福岡のローカル線の終点駅から眺めた
博多湾だったことが判明。
むむぅ、鉄道と工場のダブルな楽しみがあったとは!
またひとつ、小さな野望が心の片隅に燃えた私なのだった。

4487803454工場萌えF
東京書籍 2009-02-21

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gostar

「嫌い」のパワーより

「スキ!」のパワーのほうが

圧倒的に、人を動かす。

嫌いなものに悩まされて埋もれるよりも

まわりをスキなものでいっぱいにするのだ。

2009/08/26

encontro

どこから始めていいのかわからないほど話したいことがいっぱいで
夢なのか現実なのか分からない中でいろんな会話をしていた。
おかげで妙に早く目覚め、しかも疲れてないから不思議。

ポジティヴこそ天然のドラッグ。

忙しい職場もなんだかイライラしない。
キツい同僚のひとことも気にしない気にならない。
ちょっと、調子に乗り過ぎ?(笑)

打てば響くってのはいいなあ。
ブラックホールに吸い込まれるような
一方的なキャッチボールは味気ないもん。
夏の終わりのもの悲しさも
今年は秋へ向かうワクワクに変わっている。
ちょっぴり楽しい予感に引っ張られながら。

2009/08/23

たぬき、そして幻想。


札幌の「ごまそば八雲」の冷やしたぬきにリスペクトして作ってみた。
卵黄を落とした瞬間に洗濯機のブザーが鳴ってしまい、大急ぎで洗濯物を干してる間に卵黄がカピカピになってしまったのが悔やまれる。

ところで、唐突だけど今猛烈に食べたいのが、すじこんのお好み焼き!
昨日テレビでお好み焼きの番組をやっていて、その昔兵庫の友人に連れられて初めて食べたすじこんのお好み焼きに思いを馳せてしまったのだ。
牛すじとこんにゃくをお好み焼きに入れる発想にも驚いたが、これがまた絶妙なのだ!
東京では牛すじ自体手に入りにくいし、スーパーでもたまに見かける程度だから、作りたくても作れない。
そう思うとどんどん食べたくなってくる。
あ〜食べたい〜食べたいよ〜。
100回唱えたら食べられるかな。

西の人!今すぐ材料しょって作りに来てー!!

2009/08/22

いい人の上にも、悪い人の上にも。

毎年恒例、ブルーノートの矢野顕子さんのライヴに行ってきた。
かれこれ3年ほど続けて拝見させていただいている。
早い時間から並んだので、前から2列目のナイスな席♪
ちょっとイケ好かなかったブルーノートの店員さんたちも妙に感じが良くなって、おいしいシングルモルトのスコッチを笑顔で勧めていただいたり、なんだかいいかんじ。
今回はツレがいるので、1人のときは断るお食事も楽しめた(でも、やっぱ高いね:苦笑)。サラダ、パスタ、イキオイで頼んだくるくるポテトでおなかいっぱい。

そしてお待ちかね、矢野さん登場。スパンコールのキャミソールにグリーンの花模様のシルクのドレス、素足にゴールドのサンダルといったいでたちで、いつもながらとってもオシャレ。
ここ最近のトリオではなく別のメンバーだったのだが、ベースのウィル・リーさんにクギヅケ! 白髪に黒ぶちのサングラス、白いシャツに黒いベストの中には太いタイ、そしてルパン三世みたいな細っそい足!!
なんかもー、コントに出てくる外人みたいで、あまりのキュートさに気になって気になって仕方なかった(笑)。

日々の寝不足におにいさんがすすめてくれたスコッチも手伝って、所どころ気持ち良くなり過ぎてウトウトしてしまった。こんな前列でバレバレだよね。矢野さん、ホントすいません(汗)。

ラストにはなんと!「ごはんができたよ」をやってくれた!!
この曲、普段からヤバイのだが最近特にヤバイので、泣かされないようにフラットな気持ちで聞いていた。
そしたら、今まで気がつかなかった歌詞が私の耳に入って来た。

「義なるものの上にも 不義なるものの上にも
 静かに夜はくる みんなの上にくる
 いい人の上にも、悪い人の上にも
 静かに夜はくる みんなの上にくる」

よく考えると、この歌に「夜はくる」という歌詞は合わないような気がする。
「朝が来る」とか「夜明けが来る」とかなら分かるけど
「夜はくる」が意味するものとは?

リセット。
チャージ。
リラックス。

ゆっくり休んだ夜のあとには、ちゃんと朝が来る。

朝が来る。おなかがすく。
そして
「ごはんができたよ」。

夜が来るのは、必要なのだね。
その夜が長くても、いつか必ず朝になって
そして、おいしい朝ごはんが待っている。
そう思ったら、長い夜を過ごすのも悪くないなと思えて来た。



↓このアルバムのD面(M11-14)が大好き。号泣ッス。
ごはんができたよごはんができたよ
矢野顕子

曲名リスト
1. ひとつだけ
2. ぼんぼんぼん
3. カラード・ウォーター
4. 在広東少年
5. ハイ・タイム
6. ドッグス・アウェイティング
7. TONG POO
8. 青い山脈
9. げんこつやまのおにぎりさま
10. ごきげんわにさん
11. また会おね
12. てはつたえる→てつだえる
13. ごはんができたよ
14. ユア・ザ・ワン

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2009/08/19

懺悔と救済

物が売れないはずの8月だというのに我が社はなぜか忙しく、昨夜は入社以来最長の残業時間を更新した。
日付が変わる頃に電車に乗り込み、客もまばらな座席に座ってぼんやりしていると、途中の駅でおじさんがよたよたと乗ってきた。
おじさんというよりおじいさんに近いその人は、呑んできたのか寝不足なのか、とにかく今にも倒れ込みそうなくらいふらふらしている。
しまいには眼鏡を外して座席に横たわり眠り込んでしまった。
この時間、各駅停車は車庫止まりなので、終点でおじさんがちゃんと起きられるかどうか心配になってきた。おじさんだけでなくおじさんの眼鏡も心配になった。
こんなに泥酔していては外した眼鏡のことなんて気づかずに降りてしまうだろう。教えてあげた方が親切かしら。でも、あなたも眠いけど私も眠いのよ。きっと駅員さんが気づいてくれるよね、うんうん。
などと思っいながらウトウトしているうちに終点に着いたので、一刻も早く帰りたかった私はそそくさと席を立ってエスカレーターへ向かった。
ふと気になって振り返ると、おじさんが駅員さんが起こす前に自力で立ち上がって車両から出てきたのが見えた。
そして予想通り、眼鏡は座席の上に忘れ去られたままになっている。

おじさぁぁぁーん!!

教えてあげたかったけどエスカレーターはみるみる改札階に到着し、後ろ髪を引かれながら家路に向かった。
道々「やっぱり教えてあげれば良かった。眼鏡人が眼鏡のない生活をするのは大変だ。申し訳ないことをした」と悔やんでしまい、こんな些細なことで悔やむようだからいつも小さな悩み事で頭の中がいっぱいになるのだと、また悩みはじめた。

ふと、私の前を歩く人がハンカチを落とした。
とっさに拾って声をかけたら、真夜中だったのでものすごく驚かれたが、笑顔で受け取ってくれた。

なんだか救われた気がした。

2009/08/16

土曜出勤の楽しみ

まったりモードの土曜出勤で楽しみなのは、音楽をかけながら仕事できること。お気に入りはネットラジオのlive365.com。iTunesにも入っているけど、ネットのほうがより多くのチャンネルを楽しめる。
いつもはボッサやスムースジャズをかけているが、昨日はなんとなく80'sが聞きたかったのであれこれチャンネルを試してみるが、80'sチャンネルは数あれどアメリカのヒット曲にはまったく興味がない。

いろいろ試聴して辿り着いたのが「FLASHBACK NOW」というチャンネル。名前がもうすごいよね(笑)。
“CLASSIC ALTERNATIVE, NEW WAVE, PUNK late 70's - early 90's”との紹介文どおり、私が好きなイギリスのニューウエーヴ満載で、思わずニヤリ。私ってつくづく“イギリス耳”なんだなあと再確認した。

当時、興味はあってもチェックできなかった名前だけは知っているアーティストの曲を今こうやって聴けるのはとてもうれしい。そして、今聴いてもやっぱり好き。すんごく好き!ってわけではなく、流してても違和感ない感じ(だから聞きながら仕事ができる)。
ピーター・バラカンいちおしだったスクリッティ・ポリティ、友人が好きだったプリファブ・スプラウト、ファンボーイスリー、ヤング・マーブル・ジャイアンツ、名前見ただけで涙が出る!なつかしー!
アダム・アンド・ジ・アンツやバウワウワウのジャングル・ビートに血湧き肉踊る!
デヴィッド・ボウイ、トーキングヘッズ、王道だね。
乗り遅れたネオアコやギタポも後追いで聴くと恥ずかしながらやっぱり好みだったり、初めて聞くのに「いいじゃん!」って思えるテクノ系があったり。
時々メンアットワークのような大ヒット曲がかかるのもイイ。

などと満喫していたら、私の胸をわしづかみにする甘い曲が!
ROXY MUSICのアルバム『AVALON』の最後の方の曲「True to Life」!! 浮遊感のあるシンセ、ブライアン・フェリーのジェントリィなヴォーカル、流れるようなギターの音色、なんかも〜、極上の羽布団に包まれているような安らぎ…。これ以上ないくらいスウィートな曲にうっとり。

このアルバムが出たのは1982年。JAPANなどの耽美な洋楽が好きだったクラスメートが買って、テープにダビングしてくれたんだった。1曲目の「More Than This」はたしか『ベストヒットUSA』のスポンサーのCMにも使われてなかったっけ?
なのでこの曲を聞くと同時に、高校時代に家族が寝静まった居間で『ベストヒットUSA』を見ていたことが思い出される。

あ、まさに「FLASHBACK NOW」。

それにしてもこんなのを「カッコイイ!」と思って聞いてた高校生ってかなり渋い趣味だよね。それもこれもYMOのせい…いや、おかげです。

アヴァロン(紙ジャケット仕様)アヴァロン
ロキシー・ミュージック

曲名リスト
1. More Than This
2. Space Between
3. Avalon
4. India [Instrumental]
5. While My Heart Is Still Beating
6. Main Thing
7. Take a Chance with Me
8. To Turn You On
9. True to Life
10. Tara

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2009/08/12

PACEの謎がとけた!!

World HappinessでのYMOのステージで教授が振っていた「PACE」の旗。PEACEと見せかけてPACEだなんて、どういうシャレなんだろ?そしてなぜPACE??YMOにしてはあまりにもナンセンスだよな〜…と腑に落ちないでいたら、一緒に観た友人からこんなメールが。

--------------
吉祥寺のお店にて、あの旗を発見!
お店の人に聞いたら、イタリア語でペーチェと読んで、ピースの意味だって。やっぱり平和だったんだ!!
--------------


おおお!まさに教授が振っていたのと同じ柄!! なーるほど、イタリア語だったか。これまたひねくれ者らしい演出。この旗の色や模様にはきっと何か意味があるんだろうな。
※追記:ここにありました→ PACE旗(関心空間)

でも、攻撃的なイメージの“千のナイフ”で“平和”ってのもそれはそれで腑に落ちない(笑)。

2009/08/10

World Happiness 2009@夢の島陸上競技場

昨年に続いて今年も“大人の夏フェス”「World Happiness」に出かけてきた。
去年はA-1、A-2と細かくブロック分けされていたが、今年はA、B、Cと大雑把な3ブロックのみ。去年より早めに行かないといい席が埋まっちゃうかも??と危惧を感じ、開場より1時間早い11時に友人たちと待ち合わせして会場に向かった。
中からはPUPAのリハの音が聞こえており、すでに開場を待つ長い列が。ここで待った1時間が一番天気が良くて暑かった(笑)。いざ開場すると、心配とは裏腹に去年と同じくらい前のスペースを確保できてひと安心。これだったら12時でも余裕だったかも。

飲食ブースでビールを買い、まずは乾杯! 持参したおにぎりやみんなが持ち寄ったオツマミを食べながら開演を待つことしばし。この時点でTシャツはもう汗びっしょりで、湿度が高いからなかなか乾かない。着替えと、手ぬぐいも2本持ってきて正解だった。
首から下げていたタイムテーブルの一覧表の紐の黄色い染料が汗でにじみ、各地で首が黄色くなる騒ぎが巻き起こっていた(笑)。もちろん私も….。

1. mi-gu
レフトステージの最初は女性ヴォーカルのバンド。誰が歌っているのかと思ったらドラマーだったのが意外だった。あらきゆうこさんというアーティストのソロプロジェクトが“mi-gu”なのだそう。コーネリアスのサポートメンバーらしく、女性ドラマーはオットコマエでかっこよくて憧れる。

2. PUPA
センターステージ最初はいきなりPUPA! 約1年ぶりのPUPA、新曲もあった(はず)。フレアのミニスカートにマニッシュなハットをかぶった知世ちゃん、かわいいなあ。途中涙ぐんでるように見えたけど、汗が目に入っただけみたい(笑)。

3. コトリンゴ
4. LOVE PSYCHEDELICO
コトリンゴ、ちょっと矢野さんっぽい?(だから教授の耳にとまったのかな?)
ここで今まで摂ったすべての水分が汗になって出てしまったため、トイレで着替えたあと冷たいものを求めて飲食ブースへ。去年よりも明らかに人が増えているせいか、どのお店も行列ばかりでフェス飯を買う気にもなれず、ビールのみ買って席へ。
LOVE PSYCHEDELICOが演奏していた「NICE AGE」があまりにロックでYMOのカヴァーだと気付くのに時間がかかったよ。

5. 高野寛
去年は3つのユニットで参加し、GANGA ZUMBAの宮沢くんに「高野寛祭り」と言われていた彼だけど、今年はソロで出るためYMOのバックでは出なかったみたい。やっぱり自分のソロが重要だよね。
80年代後半〜90年代前半、私の王子様だったのだが、最近聞いてないからどうかな?と思ったけれど、1曲目はなんと「ベステンダンク」! 懐かしくて甘酸っぱくて胸がきゅんとなった。続く新曲は往年のポップ路線で、新譜への期待が高まった。続いてさらに甘酸っぱい「虹の都へ」!! 今の彼も素敵だけど、名曲にもちゃんと理由があることに気付かされる。彼も何かふっきれたんじゃないかな、と思わせてくれたステージだった。
「デビューのきっかけになった公開オーディションでは幸宏さんと慶一さんが審査員、いとうせいこうさんが司会だった。今その方々を前に演奏しているかと思うと緊張する」と話していたけど、まさかそのオーディションを観に行った客がここに2人もいるとは高野くんも思うまい(笑)。

6. Y.Sunahara/砂原良徳
ラウンジ時代の彼のソロが好きだったけど、その流れを汲むラグジュアリィなテクノにうっとりさせてもらった。黒の長袖が暑そうだった。

7. ASA-CHANG&巡礼
怪しいユニット名の通り、怪しい音楽。タブラとサンプリング音をミックスしたアイデアが秀逸で、言葉のサンプリング音を指先だけでコントロールする人力っぷりに驚愕! でも、何もシンバルを口でくわえなくても…(笑)。
この演奏の時に黒雲が広がったように感じたのは私だけだろうか(雨乞いの儀式??)

8. スチャダラパー
ラップにもヒップホップにもほとんど興味のない私だけど、彼等は世代的にオッケイ。お母さんたちは子供と見ていたという「ポンキッキーズ」でもおなじみ。
「今日はこのイベントに出られてマンモスうれピーです!」というボーズの言葉にヒヤヒヤ(笑)。まわりはノリノリだったけど、前半ハッスルしすぎた私は後半に備えて座って見てしまった。

9. THE DUB FLOWER
10. Chara
すみません、寝てしまいました…。起きたらメガネは歪んでるわ、ひざはショートパンツ焼けで紅白餅になってるわ、悲惨な状態に。

11. グラノーラ・ボーイズ
キリンジ兄の新ユニット。カントリーやハワイアンタッチのまったりした演奏で、聞き覚えのあるのはハーパース・ビザールの曲! なんて渋すぎるんだ! メガネ姿の兄が大画面モニターに映し出され、思わず見入ってしまった(笑)。先日由比ガ浜で行われたお披露目ライヴでは、ユキヒロさんの初期の名曲「Bijin-Kyoshi At The Swimming School」のカヴァーをやったそうだけど、なんで今日はやってくれなかったのよ〜?

12. ムーンライダーズ
ロックの長老、ムーンライダーズ。YMOと平行して聞いていたけど、長年やってるだけあってさすがに知らない曲の方が多いが、「くれない埠頭」をやってくれた…んだけど、博文さんがいつの間にかブルージーなオヤジになっていて、上田正樹かと思ったよ(笑)。


13. 相対性理論
レフトステージのトリはうまいのかへたなのか分からないロリータっぽいボーカルのバンド。よくわからないけど萌え系?? そしてなぜこの順番なのか謎。

14. YELLOW MAGIC ORCHESTRA
Human Audio Sponge(HAS)だの、HAS+YMOでハシモだの、のらりくらり名前を変えてきた彼等がついにタカをくくったのかハラをきめたのかどうでもよくなったのか、“YELLOW MAGIC ORCHESTRA”を名乗ってのステージ。
お揃いのベストに白いシャツを着たメンバー様たち、やっぱりステキ♪ 細野さんのお顔がスッキリされていて、ベースを持つお姿が精悍に見えた。
1曲目はなななんと、ビートルズの「Hello, Goodbye」!!! 大好きな曲なので超〜〜〜うれしかった!!
パシフィコ横浜の「以心電信」といい、去年のWH「チベタン・ダンス」といい、1曲目の選曲のセンスにヤラレっぱなし。そしてここでぐわー!っといかないで次に「Rescue」で1クッション置くところが彼等らしい。
そして「千のナイフ」! これがまためちゃくちゃファンキィでグルーヴィーで、今まで聞いたどれとも違う、人間の手から生み出される楽器のパワーを感じられる演奏だった。途中サビの部分で教授が“PEACE”と書かれた旗を振ったのはちょっとクサイなと思ったけど、友人いわく「PEACEではなく“PACE”だった」そうで、ほんとにもう、いくつになっても人をけむに巻くのが好きな人たち。
ニュース23のテーマとかチベタンダンスとかRiot in Lagosとかライディーンとか去年と選曲がかぶっていたので途中やや覚めて…否、冷静になって観ることができたけど、やっぱり何が強みって、みんながみんな素晴らしい演奏家であること。楽器ができた上での打ち込みは、できないそれとは比べ物にならないってこと。
もうほんっとかっこ良くて、うしろの若い女の子たちも「カッコイイ!」「こんな社長がほしい!」と口々に言っていた(笑)。
アンコールは「Fire Cracker」。細野さんのところにあった木琴はどこで使うのかと思ったら、ここだったのね!ものっすごい前のめりであの旋律を弾いておられたのが印象的だった。
最後はどうやって終わるのかな?やっぱりアレ??と期待していたら、花火がバーン!と上がってしっかり期待に応えてくれた。同行の友人も「散開ライヴ以来だよ〜」と感動。

最後まで雨が降ることもなく、オンタイムで無事終了。去年とは別のルートで駅まで誘導してもらい、あの人数にしてはスムーズに退場できたと思う。それにしても人多過ぎだよなあ。毎年こうやって増えていくのかな。まったり感が良いイベントだったのに、どこもかしこも行列ってのはOVER40にはちょっとキツイっす。

あと、去年も思ったけどセンターとレフトのステージで交互に絶え間なく演奏しているので、休憩のタイミングを逃してしまう。同行者と感想を述べあったりおしゃべりする時間もほしいので、BGMを流すなどして演奏の合間を長くしてくれるといいなと思う。会場にいるはずの友人たちの捜索時間も欲しいし。

にしても毎年YMOが見られるなるなんて幸せだなあ〜。すでに私の「夏のモチベーション」の一つになっているので、ずっとずっと続いてほしい。じゃないと、夏とどんどん縁遠くなっちゃうから(笑)。
余韻に浸りながら有楽町のドイツ料理店で打ち上げ。ああ〜楽しかったな。また来年もこうやってみんなで盛り上がれるといいな。

※同行の友人のエントリ→あちこの小走り日記


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2009/08/08

友、遠方より来たる。

福岡から友人が遊びに来たので、東京観光案内を買って出た。
池袋西武屋上の「かるかや」でうどんを食べたあと、銀座に移動し歌舞伎座へ。
一幕見という一幕のみ格安で見られる席で見るため1時間ほど並んだけれど、夏休み&土曜日ということもあって立ち見席。
実は私も長年東京に住んでいながら歌舞伎を見るのは初めてだったけど、幕が開いて裃をつけたお囃子の方々がズラッと並んでいる姿を見ただけで「カッコイイ!」と思ってしまった。
演目は「船弁慶」というもので、歌舞伎の十八番の一つ。予備知識もなく見たのだが、なんとなくストーリーも分かって面白かった。

そのあとはとらやでかき氷を予定していたのだが、終わったのがもう夕方だったので氷でもないか…と思い、物産館巡りや日本一土地代の高いことでおなじみ鳩居堂をして、シメは有楽町のガード下の焼鳥屋さんで乾杯!
ガード下といえどもプレミアムモルツってのが素敵だ!

2009/08/04

渚のラブ・プラス・ワン

ブルーな日曜日に決めかねていた美容室。
ふと思い立って以前お世話になっていた美容師さんの名前を検索してみたら、あったあった!しかも店長になってる!!
場所も目白で行きやすかったので、あと1日残っていた夏期休暇を急きょもらい、ヘアカットに出かけた。

久しぶりにお会いした美容師さんは、変わりない笑顔で懐かしがってくれた。
移ったお店をすぐに辞めてしまい、ひどく落ち込んだ手紙が来たので励ましの返事を出したのだが、それきりになっていたので気掛かりだった。
業界の事情も聞かされ、独立するのがいかに大変かを思い知らされた。

恵比寿や代官山の美容室を渡り歩いた末、今のお店に落ち着いたのだという。前向きに辞めていった彼のことだから、きっとガッツで乗り越えてるに違いないと思ったけど、元気な姿を見てとても安心した。

カラー、カット、トリートメントまでしてもらって気分よくお店を出たあとは、目白でランチ。
蕎麦モードだったのでおそば屋さんを探すも見つからず、キョロキョロしてついに吉祥庵というお蕎麦屋さんを発見。2階にあるのでどうなの?と思ったけど、ちゃんとした手打ちのおそば屋さんだった。
最近はまってる冷やしたぬきは残念ながらなかったけど(頼めば出してくれるのかな?)めかぶぶっかけ蕎麦をチョイス。風味の良い蕎麦はコシがあってアルデンテ、ぬるぬるめかぶ&長芋と、ミョウガやシソの夏の薬味がおいしい。

今の私、間違いなくセロトニンで満たされてる!

このあと「志むら」で念願の生いちご氷まで食べてしまうのだが、それはまた別の話…。

世話を焼かずにいられない

同僚のハニカミ男子が最近元気ないと思ったら、胃腸の病気になってしまい、おかゆや雑炊のようなものしか食べられないのだという。
隣の席だった時にはしょっちゅうラーメンの話をしていたのに、そんな話もはばかれるほど目に見えて弱っている。
わりとおせっかいで人の世話を好んで焼く私は、彼の食事のバラエティが広がればと、豆乳ベースのレトルトスープをプレゼントした。
肝臓ガンだった父の末期は食べたい物が食べられなかったこともあり、病気の人の食事はどうも気掛かりで仕方ないのだ。

「お豆腐が麺状になってるやつも食べやすいよ」
「うどんをカルボナーラにしてみたら?」
「とろろをね…」

お節介すぎる(笑)。

でも、笑顔で聞いてくれていた同僚。
彼の笑顔にどれだけ癒されていることか。
この笑顔が支えなのだ! これを無くしちゃいかんのだ!!

全快したら、一緒にラーメン食べにいこうね♪

2009/08/02

8月だというのに

昨夜の天気予報では曇り一時晴れだったので、張り切って夜に洗濯して干しておいたのに、朝起きると小雨。洗濯物がしっとり。どよ〜ん…。
窓の外のサルスベリは溢れんばかりに花が咲いているのに、なんだか夏らしくない天気が続く。

気を取り直して美容室に行こうと電話したら、臨時休業らしく留守電になっていた。病院と美容院は新規開拓に勇気が要るので、なるべく馴染みの店に通いたくてここ数年同じお店にお世話になっているのに。
来週に迫った夏フェスまで美容室に行ける休みが今日しかないので、代わりになる美容室を探してみたけどグッとくるお店がない。あああ、困った。どうしよう。どうしよう。

最近、困難な状況になったときの代案がさっぱり浮かばなくなってしまった。それどころか脳が停止してしまう。きっとパニックになるのを避けるため、脳が自動的に判断しているのだろう。

こんなときはブレイクタイム。
冷たいコンソメスープに細めんパスタととろろを乗せて…とブランチのメニューを考えていたら、玄関のチャイムが。先週オーダーした「癒しサプリ」が届いたのだ。
先週は気持ちがどん底で今すぐに使いたい気分だったのに、ロスからの輸入なので1週間かかってしまったためタイムラグはあるものの、到着を待ち望んでいた。

気持ちが安定する成分セロトニンを作るアミノ酸・トリプトファン、メンタルに効くナイアシンとそれを助けるビタミンB群、レスキューレメディのトローチ、そしてバッチフラワーレメディのスウィートチェストナット。

バッチフラワーレメディは「ホメオパシー」という療法に使われる英国生まれのエッセンスで、花のエキスがマイナス感情を取り払ってくれるというもの。
そんなもので?と思うかもしれないけれど、以前友人からいただいて試してみたら良い結果が得られたので、さらに今の自分に合うレメディを購入してみた。
症状に合ったレメディが何種類もあるのだけど、どれもこれも当てはまるような気がして「どんだけネガティヴやねん!」と自分につっこんでみたり(笑)。

トローチは、不測の事態に対応する「レスキューレメディ」がグミになったもの。急な緊張やショックを和らげてくれるのだが、ボトルを取り出している余裕がない時のために購入。
自分の傾向として動揺が動揺を生んでしまうため、それを阻止する必要があると感じたのだ。

レメディは楽天の底値のショップで買ったのだが、今まで使っていたものよりデカイ。日本では10mlで2000〜2500円ぐらいなのに、輸入品なので20mlで1980円だったのだ。さっすがメンタルヘルスの先進国アメリカ! そしてありがとう円高!
たっぷりあるからこれでどんだけ悩んでもオッケイだわ。

あ、もうすでになんだかプラス思考になってる(笑)。




バッチフラワーレメディー詳細
サプリンクス・ビタミンストアさん、ほんとに安いです。またお世話になるかも。

rakuten