お正月のお飾りはここ数年同じものを使っていた。
ひょうたん型の金色の薄い板に
穴が数個くりぬかれ
そこにサイコロやだるまなどの縁起物が
ひもでぶら下がっているという面白いお飾りで
たしか母が100均で買ってきたものだ。
その中の鏡餅が取れてしまったので
接着剤でくっつけてだましだまし使ってきた。
かわいいデザインなので愛着があったが
あまりにヨレヨレになってきたため
今年はついに処分することにした。
地域が主催する“どんど焼き”を見つけ
そこで焼いてもらうためバスで出かけた。
会場の小学校に辿り着くと
グランドで高学年の子どもたちが受付をしており
持参したお飾りを手渡すと、女の子たちが
「あれ?これかわいくない?」
「かわいい!」
「私、持って帰ろうかな」
と言い始めた。
いろんなお宅のお飾りを何個も見てきた彼女たちが
心に引っかかるぐらいかわいかったのだな。
そう思うとなんだかもったいなくなってしまったが
「良かったら餅を直して使ってよ」
と言って置いてきた。
40コも離れた彼女たちと
“かわいい”の基準が同じだったことが何だか嬉しくて
ちょっとウキウキしながら歩いて帰った。
明けましておめでとうございます!
返信削除あゆなかです。
今年も宜しくお願いします。
焼いてもらうために持って行ったお飾りも第二の人生(物生)を歩んでいるかもしれないですね!
節分に向けて丁度、断捨離強化中、なので、物は必要な時必要な人のもとへ…をしみじみ感じるお話でした。
あゆなかさん
返信削除今年もどうぞよろしくお願いします!
捨てる神あれば拾う神ありとはまさにこのことですね。
節分前にという期限があればいろいろ処分できそう!私も断捨離にいそしみます。