2015/08/07

誰だって最初はそう思わなかった

朝、出勤のため駅へ。
駅前では安保法案反対のチラシを配る人々。
階段を上りながら私の後ろで
60代ぐらいのおばさまが熱弁する言葉が聞こえてきた。

「何でもかんでも戦争に結びつけて。
 日本を守るためには必要でしょ」

そうでしょうか?
あの時の日本人も、まさか自分の父・夫・子供・孫が
戦争に駆り出されるとは夢にも思わなかったはず。
今、あなたの父・夫・子供・孫が
戦争に駆り出されるとしたら、どう思いますか?
あなたの愛する人が、朝は元気で出かけて行ったのに
原子爆弾を受けたとしたらどう思いますか?

振り返ってそう言いたかったけど
電車に乗り遅れることもできず
モヤモヤした気持ちのまま会社に向かった。

いっそのこと国民投票をして
安保に反対した人は徴兵されないということに
していただけませんか。

2 件のコメント:

heke さんのコメント...

私にも夫、子どもがいるので、安保の話は人事と思えません。

>いっそのこと国民投票をして
>安保に反対した人は徴兵されないということに
>していただけませんか。

おっしゃるとおりです!!
私は反対しています。最初から与党を支持もしていません。
なのにこのままでは一緒くたに「国民」として「奉仕」を要求されるようになるのでは。憤りを感じざるを得ません。

先日掲示板サイトを眺めていたら、
「今って男女平等の世の中じゃん。だったら女も戦争に行くんだよな?」
という意見があり……ぞっとしました。
極論のように見えますが真実を突いているかもしれません。

恐ろしい国にならないよう、自分ができることを探そうと思います。
たとえ蟷螂の斧でも。

さらたび。ぷるみえ さんのコメント...

hekeさん
安保に反対するのは戦争に行きたくない自己中な人の意見だ
とすごいことを言い放った議員様がいましたが
そもそも戦争に行きたい人なんていませんし
義務でもないのに徴兵を甘んじる人なんていないはず。
その昔、スネークマンショーが
「戦争反対 死ぬのは嫌だ 恐い」
というアルバムを作りましたが、つまりはそういうことだと思うのです。
死ぬのも嫌ですが、戦争の名の下の殺人に加担するのはもっと許し難いです。

rakuten