2014/02/12

もっと泣いてよフラッパー@シアターコクーン

祝日だというのに出勤日。
休みのつもりでお芝居のチケットを取ってしまい
びっしり働いて定時に猛ダッシュ、
ギリギリ間に合ってしまうから都心ってやっぱスゴイ。

「もっと泣いてよフラッパー」は
串田和美さん主宰のオンシアター自由劇場が上演した芝居で、
当時の主演は看板女優の吉田日出子さん。
禁酒法時代のシカゴが舞台で
フラッパーと呼ばれる踊り子たちやギャングたちが
生演奏のジャズに合わせて歌ったり踊ったり
当時演劇部だった田舎の高校生の私は
この舞台のテレビ中継を見て一目惚れしてしまい
「こんな面白い舞台がこの世にあるんだ!」と衝撃を受け
上京してからも自由劇場の芝居をこまめに観に行っていた。
その芝居が串田さんの手で再演決定となれば観に行くしかない!

主演は松たか子さん。カワイイし歌がうまいし華がある。
昔串田さんが演じていたギャングのボス役は松尾スズキさん。
当時の串田さんを彷彿させて楽しかった。
もちろん串田さんも登場。クラリネットがステキ。
でもね
あーこんなこと考えちゃダメダメ!って思ってしまうが
やっぱり吉田日出子さんとつい比べてしまう。
彼女の魅力あっての芝居だったのだと。
そう思ったら日頃の疲れでどんどん眠くなってしまい…
もったいなかったなあ。

自由劇場の頃は終演後ロビーに向かうと
出演者さんたちがそこで生演奏をして
お客さんを送り出してくれるという粋なエンディングがあったけど
さすがにそれはなかった。
今思えばその出演者の中に
小日向文世さんや笹野高史さんがいたんだよね。
舞台で毎回見ていた彼らを
テレビで見かけるようになった時はホントに嬉しかったな。

今回、S席の半額で見られる
コクーンシートというステージ真横の席だったのだが
隣の席の人が身を乗り出すと全然見えなくなってしまうため
すんごくストレスがたまった…。
やっぱり見たいステージはお金をケチってはいけない。

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