2012/10/25

検証

毎日浮き足立った日記を楽しみにしていたみなさん、
誠に申し訳ない!!
あっさりと終焉を迎えてしまいました。
というか、もともと始まってなかった。
始めるつもりでやっと誘ったけど断られて
その理由が「実家に用事が」って(笑)。

おそらく、ちょっと音楽が好きな女の子に
いいところを見せたくて自分を大きく見せちゃって
ちょっとユニークな音楽を貸したはいいけれど
実はその女の子がとんでもないマニア気質で
自分より詳しいわ、質問に答えられないわで
男のプライドとやらがいたく傷つき

何なんだこいつ?と引いてしまったのだろうと思われる。

でも、 マニア気質の女の子にしたら
最初に好きなバンドを挙げてくれたとき
どれもピンポイントだったから嬉しかったし
好きだからアルバムを持ってるってことだし
感動を共有したいと思ったから
あれこれ話したのに(ちょっと勢いありすぎたが)
あとから「あんまり詳しくない」とか
「そんなに好きじゃない」とか
「正直困った」とまで言われるなんて
サギにあったようなものなんですけどー。
今思えば「好きなバンド」じゃなくて
「(単に)CD持ってるバンドの羅列」だったのかも。

最初からでけぇこと言ってるとあとが恥ずかしいぜ。

早い時期にサシで話す機会があれば
お互いの音楽の深さを確認できて
先走らなくても済んだかも。
二週間話せない期間があり
その間私はバンドについて調べ尽くしてしまったので
あの時期にもっと共有できていれば
(または出来ないと判明していれば)
事態はかなり違っていたかもね。

簡単に言うと
バンドに恋した気持ちを勘違いしちゃったのだ。
ごめんね、実家くん。
それにアタシ、そんな簡単な女じゃないのよ。

というワケで
「CDを持ってるだけじゃダメ。聴いてナンボ」
だと気づいたので
眠っていたCDたちを聞き込むことにします。

(長文コメント大歓迎です!)

↓1日1回、寝る前に必ず見る動画。カワイイいったらありゃしない。女子はこういう楽しみがあるから男子より得だ。

2012/10/24

リフレッシュ

先月受けた健康診断の結果、肝機能と血糖値と血圧で引っかかったため、仕事が暇そうな日を選んで再診断のための代休をもらったはいいが、なんとクリニックが定休日。
整体の予約も入れてしまったので、整体のみ受けに練馬へ。
 あちこちをゴリゴリやられ、頑固な肩こりが少しは治まった(気がする)。

お昼どきだったので、練馬の魅惑的な食べ物やさんを物色。 昭和な食堂やあやしげなエスニックやさんも気になるけど、担々麺が食べたかったので、陳麻家で普通の担々麺。

あー、これこれ。アレンジしてあるのじゃなくて、こういう普通のが食べたかったの。これで680円なら何も文句はありませぬ。
むかーし別なお店で食べた時は麻婆豆腐かけご飯と担々麺しかなかったけど、練馬店はほかの麺や定食もたくさんあって面白い。

まだ日も高いので映画でも…と思ったけど、コリをほぐしてもらってお腹いっぱいになったら眠くなったので、このままおうちに帰ってお昼寝しよう。
・・・おっとその前に、練馬の隣駅のパン屋さんが美味しかったんだっけ!と途中下車してパンを買い込む。
ちょっとちょっと!もとは何のために今日休みをもらったんだっけ? 肝機能と血糖値と血圧じゃなかったっけ??
そんな心の忠告もおいしいパンの前ではまったく効き目なしなのだった。

2012/10/21

お誕生会

母の主催で、私と2日違いの誕生日のいとこ(私のひとつ上の男子)と一緒にお誕生会。
年寄りを連れて行けるようなお店の選択に難儀したけど、魚が美味しい個室の居酒屋を予約。

お刺身の盛り合わせ。控えめに6点盛りにしようとしたら「8点盛りにしよう」とパトロンの強気の発言。ひとつひとつ名札がついているから分かりやすい。

お通しは数種類から選べて、私はかにみそ。のんべえだねえ〜。
パトロンつきの飲み会はそうそうないので、久保田の萬寿、田酒、菊姫などなど高いお酒を遠慮なくいただいた(笑)。

お店の名物だという子持ち昆布の串揚げ。ぷちぷちしていて美味しい。

自家製ざる豆富、つぶつぶは大豆なのかと思ったら山芋だった!面白い食感。

 
初めて食べたのど黒の天日干し。尋常じゃないくらい脂が乗っていてめちゃくちゃ美味しかった!

この他にも天ぷらや煮込みなどいろいろ頼んでおなかいっぱいだったけど、最後にやっぱりお蕎麦で〆ておかねば。(あれ?デジャヴ?)

いとこにはこの日記も見られているので、ここ最近の私の浮かれた様子もしっかり把握。実はこの会合の前、私が貸してたCDが返ってきたので感想を聞いたら
「このバンドのアルバムを今まで聞いてこなかった理由がよくわかった」
 と言われてますますショックを受けていたのだ。
そう思ったとしてもここまで正直に言うかぁ?
私ナメられてるんかな。つーかバンドがナメられてる。ほんと心外なんですけど!
長年演奏活動をしている(セミプロの腕前!)いとこにその話しをしたら「世の中でも評価が高い代表作が心に届かないならもうダメだろうな〜」
と言われ、“音楽を分かっている人”に共感してもらえたことで気が治まった。
ロックが分からない文学少女の母には
「太宰治に興味がありそうだったので小説を貸したら、人間失格も斜陽も面白くなかったといって返されたような感じなんだよ」
 と例えて説明すると
「そりゃダメだね〜」。
そうなんだよダメなんだよ、いろんな意味で。
また、いとこからは
「音楽の楽しみ方は人それぞれだから、マニアックな聴き方をしていない人のことも認めてあげよう」
というようなアドバイスをもらった気がするけど酔っててよく覚えてないな(笑)。

2012/10/20

どらんち

土曜シフトのチームメイトが1人辞めてしまったので、もうひとりの同僚と2人水入らずでランチ。
同僚はオムライス、私は焼きハンバーグカレー(だっけな)850円。ごはんがお茶碗に入ってるのがイイ(笑)。ゆで玉子が乗ってるとなんだかうれしい。デザートの梨もグッド。

このお店、以前はおいしいランチを出していたのに、ある時からレトルトみたいなメニューになってしまい、数少ない手づくりメニューは1000円近い値段だったため、足が遠のいていた。
通りかかったらメニューが増えていたので入ってみたら、前みたいにオリジナルの料理を作るようになっていて、とてもうれしかった。
私は勝手に「シェフの体調が悪かったため簡単に出せる料理で家族を養ってきたが、やっと元気になったので以前のようにちゃんと手間ひまかけた料理が出せるようになった」のだと想像している。
何はともあれ、ランチ不毛の町で働く身としてはありがたい限り。復活おめでとう!

2012/10/19

オトナの女子会

仕事がはけ、同じタイミングで帰り支度を始めたオトナ女子の同僚を誘ってお気に入りのお店へ。もちろん「実家に帰るから」などと野暮なことは言われなかった(笑)。

お通しはイカといくらの和え物。相変わらずステキなお出迎えにニンマリしてしまう。

揚げナス、踊るかつお節の下にはたっぷりのネギとおじゃこ。ふんわり柔らかく揚がったナス、美味しくてつい無言になる。

牛すじと大根の煮込み。ミニコンロで温めてくれるからアツアツのままで食べられる。ビールから熱燗にチェンジ。

アラと豆腐の煮込み。金目だもの、美味しくないわけがない!脇役のごぼうでさえ美味しい。

「ちょっともぉー聞いて聞いて!」って感じでこの一ヶ月で巻き起こったことを話した。同じ天秤座A型長女なので話のノリが合い、いろいろ分かってくれるのがうれしい。
魔性の女についてさらに魔性情報も聞いてしまった。今後も彼女の魔性ぶりを観察していくことでまとまった(何まとめてんだか)。

結構お腹いっぱいだったけど「新そば打ち始めました」の張り紙を見たからには食べないわけにはいかぬ。てかここで打ってたのか!
手打ちそばで〆られるとは、なんてステキなお店なの!でもここの伊勢うどんもめっちゃ美味しいんだよなあ。次回はぜひお鍋とひれ酒と伊勢うどんで〆を!

2012/10/17

芸術と評論

芸術を愛する一族に生まれた。
曾祖父は詩人、父は小説家、母は詩や絵をかき
私たち3きょうだいは音楽が好きだった。
私と弟は同じ音楽が好きで
よく一緒にライヴハウスに出かけていた。
バンドのアンケートに書く名字が同じなので
夫婦と思われていたという笑い話もある。

ライヴの帰りに、あの曲はどうだとか
このバンドはどうだったとか話すのが常だった。
そのうちオネツだったバンドのお手伝いをするようになり
ファンクラブの会報にアルバムレビューや
ライヴレポを書くようになったおかげで
常に評論する見方で音楽を捉えるくせがついてしまった。
マニアックなバンドだったので
「どうよ?」と聞かれて答えられないと
「ツメが甘い!」と怒られたことも
私のマニアック街道に拍車をかけた。

芸術は評論なくして語れない。
あれ聴きました、これ観ました、
それで終わりってあり得ない。
でも世の中の人のたいていは
「聴いた」のではなく「聞いた」
「観た」のではなく「見た」なのだ。
評論なんて求めていないのだ。

芸術と評論を愛する一族は
エキセントリックでマニアック。
血気盛んでかなりしつこい。
だから苦労するのよホント。
(ご先祖様!どこから我が一族はこうなったのですか??)

それに乗ってこれない相手はこっちから願い下げだぜ。

定番

自分への誕生日プレゼントにダビンチ先生のガチャガチャをやったら、モナリザが出てきた。
もう一つ別なモナリザ持ってるなあと
はずれ気分を感じてしまう自分ってどうなんだろ(笑)。

2012/10/16

衝撃

お昼休みにネットを見ていて激震が走った。
キリンジから堀込泰行氏が脱退するという。
なんとなんとなんとなんと!!
しかも解散じゃなくて脱退とは!!
ショックで放心状態になった。
ビートルズからポールが抜けると分かったファンって
こんな感じだったのかな。

事務所のサイトには二人のコメントが載っていた。
仲違いではないというのでホッとしたが
最近キンクスを聴きながら
デイヴィス兄弟の仲が悪くてなかなか再結成されない状況に
「兄弟でもうまくやってるキリンジみたいなバンドもあるのになあ」
なんて思っていた矢先だっただけに
ますます残念で仕方ない。
やっぱり兄弟で音楽を作り続けるのって難しいのかな…。
方向性の違いみたいなのはあまり感じていなかったけれど
昔みたいにガツンとくる曲は減った気がする。
それもそれで味のひとつだと思っていたけれど
アーティストのモチベーションが音に反映されていたのかも。

午後は仕事も手につかない状態で
顔も曇りがちになってくる。
気を紛らわそうとキンクスの曲を聴いたら
「Strangers」というバラードで
こんな歌詞が耳に飛び込んできた。
We are not two.
we are one.
仕事中だけど、涙が出た。
数日前に見た「ダージリン急行」 という映画で
この曲が大切なシーンで流れてきて
そのことを思い出してまた泣けた。
キンクスめ、兄弟仲が悪いくせにこんな歌を歌いやがって。

来春アルバムを出してツアーを完了したら
2人組のキリンジは終わりを迎える。
どの曲を聴いても泣いてしまいそうだ。

毎日君だけ見つめて生きてたから
胸の切り抜きは君のかたちさ…。


ダージリン急行 [DVD]

2012/10/14

顛末

定時になり社を出たあと、信号待ちで一緒になった。
同じ方向なので一緒の電車に乗り、いろいろ話した。
「毎日うざくてごめんね」と言ったら
うざくはないけれど、自分もそんなに詳しいわけではないので
私の熱意に対して適切な返答ができずに申し訳ない
という返事。
10話して1帰ってくるのはそういうわけだったか。
一番好きなアーティストを訊ねたら
ボブ・ディランだって。キンクスじゃないのか!
60年代の音楽が好きだけど
まんべんなく聴いている感じ。
喫煙者の割にはCDがきれいだったので
几帳面な人だと思っていたけど
それはあんまり聴いてないからだったのね。
私と同じくらいか上の年齢だと思っていたら
実は6つ年下で、弟と同い年だった。

音楽のことをぶわーーーっとしゃべったら
「ぷるさん、熱いです」
と苦笑された。
そうなんだよ、私熱いんだよ!
この熱さについてきてくれる人じゃないと無理なのよ!
もうちょっと話しをしたかったので
ごはんに誘ってみたけど
「実家に帰る用事があるので」と断られた。
私の長年の経験上“実家”を出されたら次はないな〜。

まあ、そんなわけで
いろいろ確認できて気が済んだ。
今後は“聴きたいCDを貸してくれるおだやかな隣人”
という間柄に落ち着きそう。
おかげでもっと付き合いやすくなる。
勝手な思い込みからこんなことになったけど
楽しかったから、ま、いっか(笑)。

あとは魔性の女をどうシメるかだな…。

2012/10/13

嫉妬

土曜出勤、かの人も隣に。
人も少なく仕事も薄い。誘うなら今日だ。ドキドキドキ。
お昼も夜もチャンスがあるけど
どっちも誘うとしつこいので夜に賭けた。

お弁当を買って戻る道すがら
向かいの道にかの人と、私と反対隣に座る女子が
和気あいあいと話しながら歩いているのが見えた。
どどど、どういうことーーー?
auの剛力彩芽ちゃんのCMに負けないぐらい
唇はとんがり目がメラメラ。

相手が別の女子だったら気にしなかったけど
彼女は世にいう魔性の女で
過去に噂になった相手が多々。
2年前お気に入りの男子をかっさらわれた過去がある私は
あの時のことがよみがえり、余計に剛力彩芽。
ああ、見苦しいね。

頭から湯気が出てるのが分かったので
深呼吸して、午後の仕事にのぞむ。

続く。

2012/10/11

交換日記

いつまでもモジモジしてても始まらないので
お昼休みを見計らって2週間借りていたCDを返した。
このアルバムにまつわる様々なこと、
サイケ真っただ中の時代に逆行し
古き良きものを愛おしむ内容に感動したこと
これを作った年齢が24歳であること
メンバーのハンサムな兄弟のことなどなど
この2週間話したくてたまらなかったことを
ぶわーーー!っと(ほんとにぶわーーー!っと) 話したら
あやうくお昼休みが終わりそうになった。
私が10話す間に1ぐらいの割合のあいの手だったけど
(なにしろダム崩壊マックスなのでゴメン)
マニアックな感想にちゃんとうなずいてくれて
ちゃんと分かってくれるのがうれしくて
調子に乗ってしまって申し訳ない。
「この話題3時間ぐらい続けられるんだけどね」
と無理矢理切り上げてお弁当を買いに外へ出たけど
3時間じゃ全然済まないので
いつかその機会を与えてください、神様。

私が持っていったCDも快く借りてくれたし
私も次をリクエストしたので
しばらくこの“大のおとなの交換日記”は続きそう。

ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ+13

2012/10/10

今日はジョンレノンの誕生日だよね

って
他愛もない話題で声をかけたかっただけなのに

自分と同じ天秤座だから覚えてるんだよね
愛と平和の星座なんだよ
ちなみに私は来週の17日
え?何かプレゼントくれるの?
ところで貴方の誕生日は?

って
いつの間にか
頭の中でいろいろ会話をふくらませ
計算している自分に気づいて赤面し
それっきり何も話しかけられなくなってしまった。

2012/10/08

In Her Life

去る9月16日、母の姉である伯母が亡くなった。
脳梗塞や乳がんを患ったのちに認知症で介護施設に入院し
最期は眠るように亡くなった。
母と一緒に青森へ駆けつけた。
伯母の自宅は母の実家でもあり
子どもの頃夏休みごとに何度も遊びに行った。
久しぶりに訪れた温泉の町はかなり様変わりしていたが
陸奥湾に沈む夕日の美しさに心が洗われた。


翌朝、上のいとこの車でセレモニーホールへ。
伯父と下のいとこはお線香を絶やさないように
霊安室に泊まり込んでいた。
伯母はお化粧してもらい、安らかな顔をしていた。
次々と訪れる親戚の方々。
伯母方の親戚は私たちだけだが
伯父は8人兄弟で親戚が多いため覚えられない。
しかも全員津軽弁。
外国語を聞くような気持ちで頭をフル稼働させたため
私の脳はややショート気味になってしまった。

ひととおりお別れの儀式が行われたのち
伯母を霊柩車に乗せ、生まれ育った町を一周した。
母にとっても懐かしい風景だったので
おそらくいろんな想いを巡らせていたのだろう。
私は、その美しい景色にとにかく圧倒され
終始無言だった。

火葬場に着き、事務的に事は進んだ。
父や弟の時とはちょっと違うことを客観的に見ていた。
火葬が終わるまで別室で軽い昼食をいただいた。
伯母方の親族とも顔を合わせたが
外向きな気分にはなれず、あまり会話もできなかった。
火葬が終わり、骨を拾いに行った。
東京の高温高速な火葬とは違い
青森の火葬は人の形がそのまま残っており
親族が丁寧に骨を納めていった。
珍しく東京より暑い夏日の青森だったが
さらに窯の暑さが伝わってきた。

夕方の通夜まで時間があったので
一度ホテルにチェックインして再び斎場へ。
葬儀では母が親族代表として弔事を述べた。
伯母の見合いについていった時のことを
津軽弁のエッセイにしたものだ。
そのときのお相手の男性が今の伯父。
うちの母が父と出会った結核療養所は
のちに伯母が入所する介護施設となる。
様々な運命とともに生まれた私たち、いとこたち。
いろんな思いが交錯し、ただただ涙が出た。

今日、長い間何も入れていなかった写真立てに写真を入れた。
北海道の僻地で暮らしていた
私が小学校低学年、妹が幼稚園、弟が乳児だった頃の写真だ。
生きることや死ぬことや病気や老いなどみじんも考えず
ただただ今だけを楽しく生きていたときの写真。
後ろ向きと思われるかもしれないけれど
できることならこの時に戻りたい。

星に願いを

誕生日が近いこの時期になると
運気が良くなる気がするので星占いを見てみたら
今年は10月6日から土星が天秤座から蠍座に移り
運気が変わるのだという。
土星はなにやら試練を与える星だそうで
2010年8月から2年ほど天秤座にいたらしい。
思い返せば2年前の7月まではすごく楽しかったのに
8月になったとたん無理矢理状況を引き裂かれ
誠実に接すれば必ず気持ちは通じるという信念が
あっさり覆されて道を見失ったり
他人が信じられなくなったり、己の無力を感じたり
あれ以来つまらない日々を過ごしてきたのだった。

その反面、あれほど悩まされていた違和感が
先週の金曜日まででほとんど消えていたのも不思議だ。
来週には新月があり
この日に願い事をすると幸運を呼び寄せるそう。
スピリチュアルなことは嫌いではないので
試してみようかなあ。

スピリチュアルといえば、今朝不思議な夢を見た。
父が出てきて、坂の下で待っているから
降りておいでという。
坂のまわりはとても美しい景色で
楽しい乗り物でワクワクしながら降りていく。
目が覚めると、当然坂ではなく自分の部屋。
なんだか涙がボロボロ出た。

昨日は雨だったし気分が沈んでいて
一日中何もせずに過ごしていた。
昨夜はお酒も飲まずシラフだったけど
変な時間に寝入ってしまったので
夜中に目が覚め、再び眠りについたのは明け方。
こんな夢を見たのはそのせいかも。
そのあともう一度寝たので
夢が途中で作り替えられているかもしれないけれど
これじゃまるで最期のお迎えみたいじゃない。
父は私に何を伝えにきたのだろう。

まだ坂を降りたくないんだよね。
新月のあとはちょっと大事な山場を迎える心づもりなので
見守っていてくれると娘としてはうれしい。

2012/10/07

エリス観てきた

ブラジル映画祭で「エリス・レジーナ~ブラジル史上最高の歌手~」を観てきた。
ブラジルの美空ひばりともいえる、ブラジルを代表する国民的歌手エリス・レジーナ没後30年を記念して作られたもので、もともとは1973年に放映されたテレビ番組を映画化したもの。当時エリスは28歳。

モノクロの映像で綴られるのは、エリスの歌とモノローグ。非常にシンプルな内容だが、長回しで撮っている収録現場に一緒にいるような気持ちになれる。
引きの映像はなく、ほとんどがエリスのアップ。ベリーショートのキュートな笑顔がほんっとカワイイんだなあ。

モノローグでは今では大御所となったブラジルのミュージシャンたちとの出会いが語られている。
楽しい話ばかりではなく、不仲になったミュージシャンのことや、自分の奔放な発言で誤解を与えてしまったことなど、ネガティヴな内容のモノローグもあり、若くして名声を得た代償として人間関係で悩んでいることが伺えた。
こんな風に裏表なく正直に話してしまう性格の一方、とても繊細で傷つきやすい人なのだと感じた。
晩年はアルコールとコカインに溺れ、オーバードーズで亡くなったエリス。
満面の笑顔で歌うこのキュートな女性から、そんな最期などとても想像がつかない。
せつないね。

笑顔で歌うといえば!
最近再認識中のキンクス。 私が興味を持った頃にはCDが発売されておらず、ましてやインターネットなどなく、その魅力を知るには情報があまりにも少なかったのだが、便利な時代のおかげで彼らの歌詞の意味を知ることができ、さらに動くキンクスを拝むことができた。

白いジャケットが兄のレイ・デイヴィス、黄色いシャツが弟のデイヴ・デイヴィス。
この二人がニコニコしながら歌ってるのがたまらなくキュンとする。
もともと口角が上がり気味なので笑うと特に強調される。
この時代にこんなに笑顔で歌うロックバンドって他にいないはず。っていうか今の時代にもいない。
しかも歌ってるのがオカマちゃんの歌だし(笑)。
カワイイなあ。笑顔っていいな。

2012/10/06

都会

渋谷のユーロスペースで今日から開催される「ブラジル映画祭」で観たい映画があったため、整理券と引き換えるため早めに渋谷へ。
iPhoneのマップ機能さえあれば辿り着けると思っていたが、新しいOSのマップは使い勝手が悪すぎて、あやしげなホテル街の路地を通るハメに。
なあんだ、文化村から来た方が分かりやすいじゃん!

無事整理券と引き換え、NHK方面へ移動。数年前この辺りに勤めいたので懐かしかったが、PARCO PART2が閉鎖されていたのには時の流れを感じた。
北海道フェアをやっているというのでのぞいてみたけど、人が多すぎて疲れてしまいUターン。
チェックしていたクレープリーは休日価格のため諦め、チェーンのカフェで文字通りお茶を濁した。
まだまだ時間があるからヒカリエにでも出かけようかな…でも混んでるだろうなあ。
なにせ多摩の田舎者。都会で時間を潰すのが大変なのだ。

rakuten