2012/02/04

不本意なコンシェルジュ

土曜出勤。いつものように同僚と
土曜日の楽しみである外ランチに向かうため
会社を出ようとしたら、近寄ってくるご婦人が3名。
道を聞かれるのかと思い心の準備をしていたら
私を見ると突進してきそうな勢いで駆け寄られ
会社の中まで入ってきたのでかなり焦った。
聞かれたのは
「この辺で食事できるお店はないかしら」。
おおお!よくぞ私に聞いてくださいました!!

しかししかし、残念ながら
ランチ不毛の地である我が社の周りに
ご紹介できるようなお店はない。
一番近いカフェレストランを教えたが
そこは前に行ってお口に合わなかったという。
仕方ないので少し遠いファミレスを紹介したら
そちらへと向かうことにしてくれたらしく
ちょうどやってきたタクシーに乗り込んでいった。
ご高齢の方を歩かせるのは申し訳なかったので
こちらもホッとしたのだが
この周りにお店が無かったばっかりに
ファミレスを紹介するなどという
不本意なことをした自分を悔やんだ。
せめて江古田で聞いてくれれば
もっと好みを聞いて最適のお店をご紹介したのに。

あれ?私、こういう仕事が向いてるかもしれないな
などとふと思いながら
一仕事終えたような気持ちで
同僚と“お口に合わない”カフェレストランへと向かった。

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