2011/05/05

みどりの日@六本木

六本木ヒルズで高橋幸宏さんがオーガナイザーとなって2日間フリーライヴが行われる「TOKYO M.A.P.S」というイベントがあり、2日目の今日は高野寛くんとキリンジが出るというので、興味がありそうなツレを誘って出かけた。
高野くんの出演時間に合わせてヒルズのアリーナに向かうと会場はもう満席。
立ち見だったが、久しぶりに高野くんの声が聞けて良かった。
印象的だったのは「20年前に作った曲」といって歌い始めたのが『アトムの夢』。
アトム、つまり原子力のことを歌った歌なんだけど
当時は「青いな」と思っていたこの曲も今聴くと胸に沁みる。

30分ほど演奏して休憩。席が入れ替われば座ろうと思っていたのだけど、前に立っていた人たちに先を越されて座れず、キリンジのライヴまではもう1人、リリー・フランキーさんのライヴがあったのだが、2時間立ちっぱなしはミドルエイジにはちょいときつかったので、リリーさんには悪いけどキリンジまでお茶することに。
ちなみに同行のツレはリリーさんと同じムサ美出身で、当時先輩だったリリーさんはかなりモテていた有名人だったそう。

会場近くのカフェでお茶して戻ると、すごい人!
うわー、ちょっと甘く見てたな。
いろんな場所に移動してベストポジションを探している間、ステージ真横から幕の間にステキオデコのキリンジ弟がチラチラ見えて心がはやる。
真横は音が聞こえないので正面に移るも、今度は顔が全然見えない。
顔を見て楽しむバンドではないのだが(失礼!)見えないのはやはり寂しいので、階段の上から見ることに。
始まったのはキャロル・キングの『YOU'VE GOT A FRIEND』!
「悲しいときは私の名前を呼んで。どんな時でも飛んでいく。
あなたには友達がいる。」
震災以来様々なアーティストが様々なメッセージソングを歌っているが
キリンジらしい選曲にグッときた…
が、私はその頃階段を駆け上がっていた(笑)。
いざ階上に着くと、アリーナの屋根が邪魔して見えない…。
どういう設計なのかね、ここ。
そんなに正面からじゃないと見てほしくないのかしら。
ツレがうまい具合にキリンジ2人が見える場所を見つけてくれて
屋根の隙間から見ることができた。
でも、MCで何をしゃべってるのかは聞こえず。
他にはエイリアンズ、Drifter、夏の光を
アコースティックバージョンで演奏してくれた。
『Drifter』をやってるとき、後ろを通りかかったカップルが
「これって有名な曲?」
「超有名だよ。ミスチルの桜井さんがカバーしてる」
という会話をしていて、心の中で
(ううむ、超有名というわけではないけどそういう認識ならそれで良しとしよう)
と思った私だった。
このあとサニーデイサービスや、おそらく幸宏さんが出るであろう小坂忠さんがトリだったけど、ヘタレの私たちはミッドタウンで買い物をしてから食事へ。

久しぶりの再会、楽しかった。
やっぱり朋友と会うのは良いね。

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