2010/07/17

矢が刺さった

飛んで来た矢を逃れられなかった。

最後にフォローした仕事を完了させて
一緒に社を出たあとママチャリを見送るはずが
私の最寄り駅まで遠回りしてくれることになった。

道すがら、ふとしたことから家庭の話になり
実はとても複雑な環境であることを知る。
大変な状況にもかかわらず
どうしてこんなにも飄々としていられるんだろう。
そんなシビアな話をなぜ
たかだか1カ月隣の席の同僚に
普通に話してくれるんだろう。

もっと話が聞きたくなって、夕食に誘ってしまった。
今日はなんだかしらふで語りたい気分だったので
お酒なしで定食屋さんへ。

私は冷やし中華、彼は五目焼きそばを食べながら
いろんなおしゃべりをした。
いつもは横顔でしか確認できない笑顔が
真正面にあるハピネス!
いいなあ。笑顔っていいなあ。
気がつけば私も笑顔になっていた。
あんなに気にしていた顔の傷のことさえ忘れ
“ちょっと主張の強いえくぼ”程度にしか思えなくなってた。
この傷、ふくれっ面をしてると目立つけど
口角が上がってると平らになるのだ。
お龍さんが龍馬から教えられたおまじない
「うーみ」(※1)とおんなじだ。

やばい、本格的に矢が刺さってしまった。

アホアホ日記にならないよう気を付けます(笑)。

(※1)大河ドラマの中で坂本龍馬が無愛想なお龍さんに教えたおまじない。「海」の「い」が口角が上がることで自然に笑顔になれる。

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