2010/03/14

RMD、つまらん。

日本史では飛鳥時代と幕末がピンポイントで好きなわたくし。戦国時代が多い大河ドラマにもあまり興味はないのだが、幕末を舞台にした「新選組!」と「篤姫」にはハマって見ていたので、今年のRMD(伏せ字)もめっちゃ楽しみに見始めたのだが…

あの〜、いつ面白くなるんですか?

今週こそ、今週こそと思い続けてはや2か月。
全然その気配すら感じられずに今に至る。
画質がきれいすぎるとか、ハンディカムのブレが気になるという物理的な理由もあるが、とにかく毎回引き込まれない。
ウチの母などは「引き込まれないから話が分からなくなって2回見てしまう」と言っていた(そこまでして見んでも…)。
普通ドラマはどれかの登場人物に共感し思い入れをして引き込まれていくものだが、なぜだかそれがない。
楽しみにしていたピエール瀧も、彼独特の哀愁が全く感じられない役柄だったし…。

主役よりもまわりが上手すぎるため、主役がかすんでいるのも引き込まれない理由か。
特に香川照之演じる三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎の存在感はすごい(見た目も)。
三菱グループから「汚すぎる」との不満の声もあったようだが(たしかに、そこまで汚くしなくても…と毎回思う)あの不遇な弥太郎がどうやって三菱財閥の創始者にまで成り上がるのか興味が出てきた。
先日会った友人も「今や画面は見てなくて流してるだけ。でも弥太郎のシーンは気になる」と話していた。

一方RMのほうは、江戸に行ったり戻ったり、そのたびに女を待たせて調子いいこと言って、そしてまた好きなところへ飛んでいく。奔放というより自分勝手。おっと、これは弥太郎目線で見ているからか。
弥太郎のコンプレックスに共感し、RMに嫉妬しているのか、私。

こうなったらもう「岩崎弥太郎伝」として見たほうが楽しめそうだ。
ちょっとずつきれいになっていく弥太郎の活躍を楽しむことにしよう。

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