2008/02/28

旅行の思い出

うかうかしている間に番組編成シーズンになり、ドラマも続々最終回。今日は「まるまるちびまる子ちゃん」(実写版ドラマ)が終わっちゃってサミシヒ。去年やってた「菊次郎とさき」(北野武さんの実家の物語)とか、ホームドラマが好きなんです。
まるちゃんとおねえちゃんが2人きりで南の島に旅行するんだけど、途中でケンカしてしまい、それぞれ勝手に行動している間におねえちゃんは熱を出して寝込み、まるちゃんがお母さんやおばあちゃんから電話で励まされながら一人で看病する…というストーリー。
無駄遣いしないようにお財布を締めるおねえちゃんに、まるちゃんはケチ呼ばわりして大げんかになるんだけど、くぅ、おねえちゃんだって責任重大でつらいんだよ!お気楽な末っ子には分かるまい!と、A型長女天秤座の私はおねえちゃんに肩入れしたのでした(笑)。

ドラマを見ながら、私も旅行中にツアーメイトと経験した様々なことを思い出していました。

オランダからベルギーに向かう途中、「フランダースの犬」の舞台であるアントワープへ立ち寄った時のこと。同行したのは仲良しの元同僚。お互い食べたり飲んだりが大好きだったので、オランダでは散々ハイネケンとチーズ料理を食べ、ベルギーでもビールとムール貝だ!と張り切っていたのに、暴飲暴食のおかげで私の体調が悪くなってしまい、アントワープのホテルで高熱を出してしまったのです。

今まで旅行で熱が出たことは3回。1回目はペルーで高山病になったとき。2回目は騙され気味のエジプトで熱中症になったとき。3回目はバルセロナで生ガキに当たったとき。どれも結構キツかったけど、この時はそれらを凌ぐキツさでした。
友人は欧米の旅行は初めてで英語が苦手だったため、ほとんどの手続きは私がしてきました。不満はなかったけど、慣れない場所で頑張らなきゃいけないストレスもあったのかもしれません。
ところが、友人は苦手な英語を一生懸命頑張ってホテルの人に毛布を持ってきてもらい、一晩中看病してくれたのです。後で聞くと、背が高い友人にはベッドが小さすぎて足が当たるため、痛くてぐっすり寝られなかったかららしいのですが(笑)。そういうことを一言も文句言わずに我慢して、私って文句ばっかりだったなあと、すごく恥ずかしく思いました。
彼女のおかげで翌日はだいぶ回復したのですが、食欲はないので朝食はパス。そこからブリュッセルへ向かい、夜には無事ベルギービールにありつけました。
でも、その後今度は友人がムール貝の食べ過ぎで体調を崩してしまい(学習しない2人組)食べ過ぎ禁止条例が出ました(笑)。あんなに「飲食」というベクトルが同じ方向に向いていたツアーメイトはそうそういません。そして彼女の優しさに支えられながら、楽しく旅行ができました。

そして帰国後にオチが。私が寝込んでいたアントワープではこの旅行で一番豪華なホテルに泊まったのですが、友人が撮った写真を見せてもらったら、その日の朝食はハムとチーズのような簡単なものではなく、豪華なビュッフェだったのです!私が覚えているのは天井だけ…。ぐぐう、ぐやじい〜〜!!友人いわく
「あの時写真を見せてたら、ぷるちゃんが絶対悔しがると思ったので遠慮してた。私もちょっと少なめにした」
とのこと。おお、友よ!どこまで優しいのだ君は!!
そういえばその前にアムステルダムでフーリガンの暴動に巻き込まれて放水車で水をかけられそうになり、あまりに恐くて泣いてしまったときも、おねえちゃんみたいに慰めてくれたっけ。私の方が年上なのに、まるで逆だったな(笑)。

そんな珍道中の模様は母屋サイト「ランショネッチ*ベーテーエヌ」〜travelに掲載していますので、その食べっぷりを御覧下さい(笑)。

「まるまるちびまる子ちゃん」は、どの役者さんもイメージにピッタリで、子供たちの演技もすばらしかった!またやってほしいな。
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