2007/12/10

電子ピアノで賛美歌を

堀北真希ちゃんがヨーロッパの田舎町を自転車で旅する番組をテレビでやっていて、ゴールのフランス・ストラスブールのノートルダム大聖堂でパイプオルガンを弾かせてもらうというシーンがありました。ピアノを習っていたという真希ちゃんが弾いたのは、バイエルだったかブルクミュラーだったか、とにかく懐かしい曲。
いいな〜、あんな広い所で弾いたら気持ちいいだろうな〜と羨ましい気持ちになると同時に、ふと「私もやろうと思えば出来るんじゃん!」ということに気付いちゃいました。ウチの電子ピアノ“KORG SP-250”くんには音色のプリセットがあってパイプオルガンの音色も出るんですが、ほとんどピアノの音しか使ってなかったので試しに使ってみることに。
楽譜会社勤務の友人からピアノ購入祝いにもらった『映画音楽全集』に載ってるクラシック音楽を片っ端から弾いてみました。オルガンの音はちょっと仰々しいのと、私が弾くと足踏みオルガン程度のクオリティになっちゃうので“コーラス”という人間の声のようなモードで弾いてみたら、あ〜ら不思議!なんだか大ホールで演奏してるようなステキな感じになっちゃった♪自分で弾いててナンだけど、「威風堂々」なんてちょっとゾクゾクするほどカッコイイ!

実は私、バロックや賛美歌のような宗教音楽が大好きなんです。エレクトーンを習ってた頃も「アヴェ・マリア」や「G線上のアリア」のような美しい曲ばかりを率先して練習したので、先生から「苦手な曲も練習しようね」と言われたほど。「第九を歌う会」に入ろうかと思ったこともあるし、クリスチャンでもないのに賛美歌の本を買って部屋でコッソリ練習したり。ヨーロッパに旅行したとき、大きな教会で生のパイプオルガンを聞いたとき鳥肌が立つほど感動したっけ。ああ、忘れかけてたわ、この趣味(笑)。

宗教には全く興味のない私だけど、宗教のおかげで美しい曲や美術や文化が生まれたと思うと、それを導いてくれた神様は偉大だなあと思います。押し入れの奥にしまってあるクラシックのCDを引っ張り出して聞きまくろうっと。

私が一番大好きなのが、モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」という曲。初めて聞いたのがウィーン少年合唱団ヴァージョンで、そのあまりの美しいハーモニーに、天国に連れて行かれそうになりました。まさに天使の歌声。私が思う世界で一番美しい歌です。
とっておきのモーツァルト(8)心を癒すモーツァルトとっておきのモーツァルト(8)心を癒すモーツァルト
オムニバス(クラシック) アルノルト・シェーンベルク合唱団 アルバン・ベルク四重奏団


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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

パイプオルガンのシーン、私も懐かしい気持ちで聴いていました。パイプオルガンの音色を間近で聴いたら、きっと感動して涙が滲んでしまうと思います。ヨーロッパに行く機会があったらぜひとも聴いてみたいです。

さらたび。ぷるみえ さんのコメント...

achikoさんもご覧になってましたか。すごく贅沢なエンディングでしたね。

ヨーロッパの大聖堂はオルガンが美しく聞こえるためにあるんじゃないかって思うぐらい素晴らしい音響効果なんですよね。心が洗われるとはまさにこういうことだな〜と思いました。

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